LIVE SHUTTLE  vol. 111

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橋本奈々未、白石麻衣と誓いのハグ!乃木坂46を涙と笑顔で卒業

橋本奈々未、白石麻衣と誓いのハグ!乃木坂46を涙と笑顔で卒業

乃木坂46のCDデビュー5周年を祝うバースデーライブ『乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE』が、2月20日から22日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催。初日の20日は、この日24歳の誕生日をむかえる橋本奈々未の卒業コンサートとして行われた。
乃木坂46のバースデーライブは毎年の恒例行事で、ファーストシングルからリリース順に楽曲を披露していく形式が取られていたが、この日は、16枚のシングルから橋本がピックアップした好きな曲、橋本が参加したユニット曲を軸にライブが進行していくスタイルとなった。

超満員3万5000人の観客が、橋本のメンバーカラー緑のペンライトを振り歓声をあげる中、アリーナ中央のセンターステージに橋本が登場。深々とお辞儀をし、メンバーの待つメインステージへ橋本が向かうと、彼女がセンターポジションを務める「サヨナラの意味」からライブはスタート。

「ガールズルール」ではメンバーが、センターステージ、花道、後方ステージとアリーナいっぱいに広がり、観客とともに盛り上がる。立て続けに、「バレッタ」「制服のマネキン」といった大ヒットチューンを歌唱し、ライブ冒頭から会場はヒートアップ状態となった。

MCで橋本は、「私自身ステージに立つのは最後です。この景色を目に焼き付けつつも、それ以上にここに来ているみなさんに、家に帰ったあとにもこびりついて離れないような景色を見せつけていきたいと思います。角膜、網膜にこびりついてやるって気持ちです」とライブへの意気込みを語る。

橋本、白石麻衣、松村沙友理、高山一実による「偶然を言い訳にして」では、4人がリフターで上昇し歌唱。曲中に、3人が橋本へメッセージボードを見せるというサプライズを敢行。橋本は驚きの表情をし、逆に白石らが涙するシーンが見られた。

ライブは、炎が立ち込める中クールなパフォーマンスを見せる「世界で一番 孤独なLover」、オールディーズテイストの「Tender days」、エレクトニックなダンスチューン「ポピパッパパー」など、様々な楽曲が披露されていく。メインステージは、全面がLED画面となっており、曲に沿った映像がメンバーの歌とダンスを彩る演出が行われた。
また、満員のため用意されたステージ真裏の音席に、橋本、白石、松村らが登場。「ハウス!」を披露し、メンバー全員がアリーナ全方向を魅了する。橋本は、アンダーメンバー曲「生まれたままで」に参加してパフォーマンス。橋本と同じく、この日誕生日をむかえ21歳になった伊藤万理華をお祝いするサプライズも行われた。

そして、ライブは、アップチューン「そんなバカな…」「孤独な青空」で本編を終了。

大“ななみん”コールが鳴り響く中、アンコールに突入。メインステージにひとりで登場した橋本は、卒業への思いを語っていく。「今日で卒業します。(これから歌うソロ曲)「ないものねだり」は、卒業をするためにもらった曲です。私は、こんなに素敵な景色を何度もなんども目の前にしてるのに、別の道を進みたいと思うことが、1番のないものねだりかなと感じてます。でも、私が選んだその先に、正解があると信じてます。そして、この先にあるみなさんの道に、楽しいこと、うれしいこと、幸せなこと、これでよかったと思えることがたくさんあることを願ってます」と、涙まじりで声にすると、会場から大きな歓声が送られた。

やさしいメロディのバラード「ないものねだり」を、涙で声を詰まらせつつもしっかりと歌っていく橋本。その姿に、観客から熱い拍手が湧き起こった。

最後のMCコーナーでは、白石がメンバーを代表して書いてきた手紙を読む。白石は涙声で、「ななみんへ、お誕生日おめでとう、そして、卒業おめでとう。私が乃木坂で過ごした5年半は、私がななみんの隣にいた5年半でした。ななみんは最高のパートナーであり、心から尊敬しています。橋本奈々未という、ひとりの女の子と出会えたこと、それは人生最高の自慢です。5年半、みんなに幸せをありがとう。これからはななみんらしく、最高にかっこいい人生を歩んでください。もしも私たちにできることがあれば、いつでも連絡してね。そのときは、どこにでも駆けつけます。ななみん、5年半ほんとにおつかれさまでした。ずっとずっと大好きです。白石麻衣」と語り、橋本に手紙を渡すと2人でハグ。

そして橋本が、「私はこうやってステージからみんなに何かを届ける仕事からは変わっていくけど、別のところから、人に幸せにしていくことをこれからやっていけたらと、今改めて思いました。ほんとにみなさんありがとう」と声にする。観客からは、さらに大きな拍手が送られた。
ラストナンバーは、橋本とってのラストシングル「サヨナラの意味」が再び歌われる。

青空を背景に、メンバーが一体となって、一歩進んでいく思いを存分に届けるようにパフォーマンス。
橋本は、「5年半、ほんとにお世話になりました。みなさんの支えがあってこそ、今の私があると思います。これからも、私は私らしくがんばります。みなさんのご多幸をお祈りします。ほんとに今日はみなさん、ありがとうございました!」と語ると、ゴンドラでステージ上へと上昇。全39曲、約3時間半のライブは終わりを告げた。

自然体なクールビューティ。橋本奈々未という存在を、しっかりと観客に焼き付ける、涙と温かさに満ちたライブとなった。

取材・文 / 土屋恵介

『乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE』初日&橋本奈々未卒業コンサート
2017年2月20日@さいたまスーパーアリーナ セットリスト

Overture
01. サヨナラの意味
02. 気づいたら片想い
03. ガールズルール
04. バレッタ
05. 制服のマネキン
06. 会いたかったかもしれない
07. 偶然を言い訳にして
08. せっかちなかたつむり
09. 指望遠鏡
10. 13日の金曜日
11. でこぴん
12. 世界で一番 孤独なLover
13. やさしさとは
14. ダンケシェーン
15. 僕が行かなきゃ誰が行くんだ?
16. Tender days
17. 革命の馬
18. ボーダー
19. 制服を脱いでサヨナラを…
20. ポピパッパパー
21. 遙かなるブータン
22. 太陽に口説かれて
23. シークレットグラフィティー
24. あの教室
25. ハウス!
26. ロマンスのスタート
27. 転がった鐘を鳴らせ!
28. ここにいる理由
29. 君は僕と会わないほうがよかったのかな
30. 自由の彼方
31. 生まれたままで
32. 孤独兄弟
33. 魚たちのLOVE SONG
34. Threefold choice
35. ロマンティックいか焼き
36. そんなバカな…
37. 孤独な青空
【卒業セレモニー】
01. ないものねだり
02. サヨナラの意味

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