なぜ人類は『グラビティデイズ 2』に惹かれるのか  vol. 1

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空に落ちる!?重力を操れる神ゲー『グラビティデイズ 2』の魅力にせまる

空に落ちる!?重力を操れる神ゲー『グラビティデイズ 2』の魅力にせまる

2012年2月9日にPlay Station® Vita(以下、PS Vita)向けに発売され、バンドデシネ的ビジュアルや巨匠・田中公平さんが手がけた幻想的な音楽によって構成された独特な世界、そして重力操作という斬新なアクションで多くのユーザーを魅了した『GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』(以下、『グラビティデイズ』)。2015年にはPlay Station® 4(以下、PS4)版が発売、そしてPS Vitaでの発売から約5年の時を経て、2017年1月19日、ついに『グラビティデイズ』の正統進化版である『GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択』(以下、『グラビティデイズ 2』)が発売された。

本稿では、現実世界でプレイヤーに新たな視点を与えるほどに強烈なインパクトを持った『グラビティデイズ 2』の重力アクションの魅力を改めて追求していく。すでにクリアした人やプレイ中の人はもちろん、まだ本作を購入しようか考え中という人はぜひ最後まで目を通してほしい。

文 / 村田征二朗


“空へ落ちる”超縦横無尽の重力アクション

超満員の通勤・通学電車、人混みが丸ごと移動するようなあの空間は、仕方がないとは言えあまり心地よいものではありません。そんなときは思わず某国民的アニメの主題歌のように「空を自由に飛びたいな」と願ってしまうものですが、地球の重力の元ではなかなかそうもいかないものです。しかし、そんな妄想を実現してくれるのが、ディレクター・外山圭一郎さんの「歩くのが面倒だから、あそこまで落ちるように移動できたらなぁ」という気持ちを基本コンセプトとして開発された『グラビティデイズ』、およびその続編たる『グラビティデイズ 2』なのです。本シリーズは、空に浮かぶ島々を舞台とした世界で、記憶喪失の主人公キトゥンが重力を操る能力で些細な日常のトラブルなどを解決していくうちに、自分の失われた記憶や世界の秘密に迫っていくアクションゲームであります。

多彩な魅力を持つ『グラビティデイズ』シリーズですが、その一番の魅力、まさしく重力のごとくユーザーを惹き付けるのは、重力を自在に操ることによって実現する独自のアクションの気持ちよさです。重力を操作して空を飛んだり壁や天井を歩いたり、“重力スライド”で高速移動したり、“重力キック”で強烈な蹴りを叩き込んだりと、アクションがとにかく快適で、街を動き回るだけでも時間を忘れるほどのめり込んでしまいます。重力操作の魅力は動きを見てこそ伝わるもの、ということで、重力操作によるアクションを紹介した動画を用意しました。まずはこちらを見てから本稿を読み進めてください。本作のアクションを見たことがないという方はとくに必見です。

巻き込まれて吹き飛んでいく人々の安否が若干心配になりますが、この重力操作がとにかく病みつきになるほど面白くて気持ちいい! ふわりと宙に漂う独特な動きながら、操作していて非常に“しっくりくる”ので、街を動き回っているだけでワクワクが止まりません。

重力操作を使って広大かつバリエーションに富んでいるマップを飛び回るだけでも楽しいのですが、主人公の能力を成長させるのに必要な“プレシャスジェム”がいたるところに配置されているため、個性的な景観を眺めながら経験値稼ぎができてしまうという親切設計もうれしいところです。

▲空中に浮かぶ島の上には、活気溢れる市場や立ち並ぶ高層ビルが。さらに上空には飛行船が飛び交うという、じつにファンタジックな世界が広がります

▲高い建物の屋上などに浮かぶ紫色の物体がプレシャスジェム。序盤ならマップ内のジェムを集めるだけでもかなりの能力強化ができてしまいます

GRAVITY DAZE® 2 DEMO 体験版
vol.1
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