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動物耳の“しずかちゃん”乃木坂・樋口日奈と“のび太”小越勇輝がキュートすぎる! 舞台版『ドラえもん のび太とアニマル惑星』

動物耳の“しずかちゃん”乃木坂・樋口日奈と“のび太”小越勇輝がキュートすぎる! 舞台版『ドラえもん のび太とアニマル惑星』

舞台版「のび太のアニマル惑星」の東京公演が、3月26日より池袋のサンシャイン劇場にて開幕。公演直前にプレスコールが行なわれ、また脚本・演出の鴻上尚史をはじめ、キャスト陣が囲み取材にこたえた。

本作は自然環境保護をテーマにした劇場版映画『ドラえもん のび太とアニマル惑星』をもとにした作品。シリアスなテーマとメッセージ性の強いストーリー、登場人物が動物の扮装をするなど演劇的な面白さも含んでいる。2008年に鴻上尚史の脚本・演出により初演されており、今回の公演は約9年ぶりの再演となる。

舞台版「のび太のアニマル惑星」

登壇したのは鴻上尚史、のび太役の小越勇輝 、しずかちゃん役の樋口日奈(乃木坂46) 、ジャイアン役の皇希 、スネ夫役の陳内将、アニマル星のチッポ役の佃井皆美、そしてドラえもんも一緒にフォトセッションを行った。

いつもの通学路、ひみつ道具、キャラ設定…… 「ドラえもん」の世界観がそこに! 

プレスコールでは、のび太が夢の中で遭ったというしゃべる動物たちの話すシーンと、アニマル惑星にて探検に行きたくないとしぶるジャイアンを見て、ドラえもんが探検を盛り上げるために用意したひみつ道具を紹介する2シーンを上演した。

オープニングはアニメのオープニングソングである「夢をかなえてドラえもん」に乗せて、アニマル星の動物たちが踊りながら登場。中央からドラえもんがあらわれ、動物たちに囲まれる。のび太(小越勇輝)、ジャイアン(皇希)、しずかちゃん(樋口日奈)、スネ夫(陳内将)も登場し、ドラえもんワールドの幕開けを宣言!

舞台版「のび太のアニマル惑星」

ある夜、のび太はピンクのもやをくぐって見知らぬ森にもぐりこむ。そこは、なんと動物が人間の言葉を話すアニマル惑星だった!

学校からの帰り道、のび太が夢の中で遭ったというしゃべる動物たちの話をするが、ジャイアンとスネ夫はとりあってくれない。優しいしずかちゃんは「絵本のような夢が見れてのび太さんがうらやましいわ」と言ってくれるが、のび太は(本当のことなのに…… )とどこか不満そう。
キャスト陣は気の弱いのび太、いつも優しいしずかちゃん、シニカルなスネ夫、“俺様”のジャイアンなど、誰もが知ってるキャラクターの性格や特徴を見事に再現していた。

舞台版「のび太のアニマル惑星」 舞台版「のび太のアニマル惑星」

ドラえもんに夢の中で拾った花を見せて話すが、ドラえもんにも「のび太くん、ますますバカにされるよ」 と言われてしまう。のび太の部屋ではドラえもんとの関係を象徴するようなコミカルなやり取りが繰り広げられる。

舞台版「のび太のアニマル惑星」

2シーン目では、「動物ごっこぼうし」をかぶったドラえもん、のび太ら5人とチッポが登場、アニマル星のチッポ(佃井皆美)が森の探検をしようと誘うが、ジャイアンがしぶり、みんなでなだめるシーン。ここで「これで安心! 探検セット」という曲にあわせ歌とダンスでひみつ道具を紹介する。

舞台版「のび太のアニマル惑星」 舞台版「のび太のアニマル惑星」 舞台版「のび太のアニマル惑星」 舞台版「のび太のアニマル惑星」

そして、探検に出発しようとチッポがタケコプターをつけてみるが、うまく飛べずブーン! と舞台上をフライング!

舞台版「のび太のアニマル惑星」

のび太たちがタケコプターが飛んでいるように見せる演出も面白いアイデアで表現されていた。

舞台版「のび太のアニマル惑星」

のび太たちとアニマル星の動物たちの友情はほほえましく、映画のようにドラマティックに展開し、最後にはホロリとさせられることだろう。ここからまたどんなひみつ道具が現れ、どんなふうに使われていくのかも楽しみにしたい。

撮影 / 竹下力

キャスト陣、公演前の心境は?

舞台版「のび太のアニマル惑星」

小越勇輝(のび太)

照明や音響に助けられ、さらにのび太のキャラクターが濃くなったと感じているので、今日からこの公演を届けられることに、ドキドキワクワクしています。のび太たちがチッポやアニマル星の動物たちと出会うことで、小学生ながらも成長してストーリーを終えるところに温かみを感じています。ラストシーンにつなげられるよう、しっかり伝えていきたいです。幸せなことに地方公演もあり、27公演やらせていただきます。1公演1公演を大切に、満足せずに常に何かを求め続けながらお客さんと一緒にドラえもんの世界を作り上げていきたいと思います。

舞台版「のび太のアニマル惑星」

樋口日奈(しずかちゃん) 

この衣装を着て、この髪型をして、しずかちゃんになれたことでウキウキしています。この作品には、子どもにも大人にも、今の時代に大切なメッセージが込められています。アニメを見て夢に描いたドラえもんのひみつ道具が舞台でどう表現されているのかも観てほしい。タケコプターのシーンもすごく好きです。お客さんにも私たちと一緒に「ドラえもん」の世界を楽しんでもらいたいです。

舞台版「のび太のアニマル惑星」

皇希(ジャイアン) 

ご覧の通りのジャイアンですが、僕はジャイアンのようにいじめっ子ではなかったので、この役がやれることが嬉しくて。今日一番テンションがあがっているのはこの衣装を着ている僕たちだと思います。精いっぱいのび太をいじめたいと思います! 僕はこの作品での、のび太とチッポのやり取りが好き。作品の深さやキャラクターの成長を感じます。

舞台版「のび太のアニマル惑星」

陳内将(スネ夫) 

みなさま、お待たせいたしました! これがスネ夫の髪型でございます(笑)。ひと月前から髪型については悩んでましたが、ヘアメイクさんのおかげで違和感なくドラえもんの世界に入っていただけると思います。あとは、鴻上さんの元で稽古した成果を精一杯出すだけです。

舞台版「のび太のアニマル惑星」

チッポ(佃井皆美)

アニマル惑星からまいりましたチッポです。この恰好をしてたらチッポパパ役の嶋村太一さんに「息子にしか思えないね」と言われました(笑)。この作品はアニマル惑星のチッポの仲間としてたくさんの動物が出てくるので楽しいと思います。

ドラえもんの魅力は「大らかさ」

舞台版「のび太のアニマル惑星」

鴻上尚史 

9年前の公演より、キャストが若くフレッシュになりました。「ドラえもん」をドラマとして物語をちゃんと伝えようと、若い役者が取り組んでくれているのが幸せです。
藤子・F・不二雄先生の作家性だと思うのですが、「ドラえもん」のいいところはなんといっても“大らかさ”。ほら、ドラえもんが舞台に現れた途端、頬が緩むでしょう(笑)? その“大らかさ”で、観に来た人たちが幸せになって帰ってくれるんじゃないかなと思います。

舞台版「のび太のアニマル惑星」

舞台版「のび太のアニマル惑星」

東京公演】サンシャイン劇場
2017年3月26日(日)~ 4月2日(日)
【福岡公演】キャナルシティ
2017年4月7日(金)~ 4月9日(日)
【愛知公演】刈谷市総合文化センター 大ホール
2017年4月14日(金)~ 4月16日(日)
【宮城公演】多賀城市民会館 大ホール
2017年4月21日(金)~ 4月23日(日)
【大阪公演】森の宮ピロティホール
2017年4月29日(土)~ 4月30日(日)
※チケット発売中
7,500円 / UNDER12チケット4,500円

【原作】 藤子・F・不二雄
【脚本・演出】 鴻上尚史
【キャスト】
のび太:小越勇輝  しずかちゃん:樋口日奈(乃木坂46)  ジャイアン:皇希  スネ夫:陳内将
チッポ:佃井皆美  チッポのパパ:嶋村太一  のび太のママ:澤田育子
ドラえもん(声の出演):水田わさび
【協力】藤子プロ
【企画協力】ネルケプランニング
【企画製作】サードステージ

オフィシャルサイトhttp://thirdstage.com/doraemon2017/

【ストーリー】
ある夜、のび太はピンクのもやをくぐって見知らぬ森にもぐりこむ。
そこは、なんと動物が人間の言葉を話すアニマル惑星だった!
のび太とドラえもんは、チッポというイヌの少年に出会い、友だちになる。
しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫も誘い、みんなでアニマル惑星の新年を祝う。
楽しい時間をすごして地球に戻ったのび太たちに、チッポからのSOSのメッセージが届く。
再びアニマル惑星に到着したのび太たちが見たのは、廃墟と化した街だった。
のび太たちはアニマル惑星を守るため、チッポたちとともに空から来た悪魔たちに立ち向かう!

原作コミック
のび太とアニマル惑星

大長編ドラえもん10 のび太とアニマル惑星

著者:藤子・F・不二雄
小学館


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