黒選!メディアコンテンツ研究家・黒川文雄がテーマで選ぶ 3+1  vol. 6

Column

話題の「オープンワールド」、新旧名作ゲーム3+1選

話題の「オープンワールド」、新旧名作ゲーム3+1選

「オープンワールド」ゲームと言えば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?

まず、ファミリーコンピュータが登場した1983年以降の家庭用ゲーム向けタイトルで、オープンワールドの要素を持っていたゲームを振り返ってみましょう。

最初に思い浮かぶのは、1985年にナムコから発売された「スターラスター」です。このゲームでは、敵の位置は随時移動し、刻一刻と状況が変化します。プレイヤーはベースで補給する事も敵と遭遇することも選択でき、格段に広い自由度が与えられている点で、オープンワールドの要素を備えていたといえます。
ただし、プレイヤーがコックピットから降りる事は出来ず、他の乗物に乗り換えたり、ノン・プレイヤー・キャラクター(以下:NPC:non player character)と会話をすることもできません。当時のソフト容量やハードウェアでは出来なかったわけで、与えられたミッションの自由度、という程度でした。

次に思い浮かぶのは、1988年にコナミから発売された「マッドシティ」。ステージ構成が、ベルトアクション、ドライブカー、3Dシューティングと幅広く、様々なジャンルを1つのソフトに収めているのが特徴です。
現在のオープンワールド・ゲームでは異なった操作が一つのゲームの中に存在します。自動車の運転、銃火器の扱い、飛行機やハンググライダー操縦、泳ぐ事も出来たり、、、。「マッドシティ」はその要素を備えていました。

その後、オープンワールドのゲームの方向性に決定的な影響を与えた作品といえば、1999年にセガから発売された「シェンムー」ではないでしょうか。
「シェンムー」には時間の概念、NPCの行動パターン、異なる操作を必要とするアクションが存在します。街を移動して、お店の中へ入って、ゲームセンターで遊ぶこともできるほど、自由度に満ちています。気がつけば、ストーリーそっちのけでミニゲームに数時間費やしていた、という事もありました。

そして、2000年代に入り、オープンワールドの概念は大きく進化を遂げました。
今回は2000年以降に発売されたオープンワールドの名作ゲーム3+1を紹介します。

ではどうぞ!

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