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ディズニーの過去・現在・未来がここに!『ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法』見どころ紹介【前編】

ディズニーの過去・現在・未来がここに!『ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法』見どころ紹介【前編】

ディズニー・アニメーションの歴史が2017年、日本で蘇る。
『ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法』が東京・日本科学未来館で9月24日(日)まで絶賛開催中だ。以降は大阪、新潟、仙台と続く。
このアート展ではアート集団チームラボによる最先端の技術を使ったディズニーとのコラボ作品から、1928年の『蒸気船ウィリー』のアニメーションから最新作『モアナと伝説の海』までの原画やスケッチ、コンセプトアートなど約500点を展示。
これまでの約90年のディズニーのアニメーション技術の革新の歴史を、年代ごとに分けて紹介している。

ディズニーの過去と現在と未来を感じられる素晴らしいアート展の見どころを前後編で解説しよう。

「あ、ミッキーが笑いだした」。最先端技術でディズニーに触れよう

「我々は忘れてはならない、すべての始まりは一匹のネズミだったということを」ウォルト・ディズニーはそう遺した。1920年代前半にわずか数名の社員で設立したウォルト・ディズニーは、アニメの持つ魔力に取り憑かれ、常に時代の最先端の技術を取り入れながら、世界中の人を魅了してきた。

エントランスをくぐればチームラボによる「体験型! いのちを吹き込むペンシル・テスト」と称した展示。プロジェクターに近づくと、ディズニーの往年のアニメが人の動きにシンクロして動き出す。

「体験型! いのちを吹き込むペンシル・テスト」

ディズニーの歴史を巡る冒険ファンタジー

次のゾーンからは、ディズニーのこれまでの作品の歴史を体験できる展示が広がる。ほとんどの原画が日本初公開だ。

ウォルト・ディズニーはミッキーマウス誕生とともにはじまった。
まさに「動き出すいのち」と題されたゾーンでは、ミッキーマウスの初主演作『蒸気船ウィリー』(1928年)と、素朴な“動かす喜び”からはじまったアニメーションの基本手法を展示している。

『蒸気船ウィリー』(1928年)映画界がサイレントからトーキーへと移り変わる時代に、世界初のトーキー・アニメーション映画として公開された。

回転する円筒をスリットから覗き込むと動いて見える“ゾートロープ”

そして一歩進むと、ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、グーフィー、プルートの原画・設定画が登場。アニメーションのレジェンドスターともいえるミッキーマウスとその仲間たちの始まりが見てとれる貴重な展示だ。

ミッキー・マウスのキャラクター設定シート