LIVE SHUTTLE  vol. 141

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キュウソネコカミ 試練のTAIMAN TOUR東京2日目。グループ魂とのガチンコ・バトル、その結末とは?

キュウソネコカミ 試練のTAIMAN TOUR東京2日目。グループ魂とのガチンコ・バトル、その結末とは?

キュウソネコカミ 試練のTAIMAN TOUR 2017
2017年4月19日 Zepp DiverCity Tokyo with グルーブ魂

圧倒的なライブ・パフォーマンスで音楽シーンを席巻してきたキュウソネコカミが、さらなる高みを目指して敢行したのが“キュウソネコカミ 試練のTAIMAN TOUR 2017”だ。

TAIMAN(タイマン)とは、1対1のガチンコ・バトルのこと。その名の通り全国各所でガチのタイマンが行なわれた。相手はSPECIAL OTHERS@札幌、ストレイテナー@福岡、UNISON SQUARE GARDEN@名古屋など剛腕のライブバンドばかり。東京の初日はMAN WITH A MISSIONで、二日目は“グループ魂”。このいちばんヤバそうなタイマンを観に行った。

キュウソネコカミ自身、「飛び道具ぞろいで手強そう」とコメントしていたように、“グループ魂”は一筋縄ではいかない連中だ。メンバーは、破壊(阿部サダヲ/ボーカル)、暴動(宮藤官九郎/ギター)など大人計画の俳優を中心に結成された曲者ばかりの7人編成。この日はまさに“試練”と呼ぶのにふさわしいタイマンになった。

“グループ魂”の最初のひと言が痛烈だった。「このタイマン、楽しみにしてたんだ。何しろ若いからね。いまだに実家暮らしのメンバーがいるんだって?ここだけの話、童貞が2・3人いると思うんだよね」と港カヲルが一発かます。そこからは、下ネタの嵐、嵐、嵐。もう、あんなこと、こんなこと、小学生や中学生でも言わないような題材がぶちまけられる。

一方で、楽器のプレイが凄い。パンクをベイスにして、ブルースや必要があればファンク、ディスコまでを演奏する。この大真面目な演奏と、ふざけた歌詞のギャップが激しい。キュウソネコカミのオーディエンスも、“グループ魂”のペースにどんどん引き込まれていく。

代表曲「君にジュースを買ってあげる♥」や、柴田恭兵のカバー「ランニング・ショット」などを織り交ぜて繰り広げられる変幻自在のライブに、観客は爆笑・失笑・どよめき・振り付けなどで応じるしかない。あっという間のライブだった。と思って時計を見ると、1時間以上が経っていた。

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