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『スポ男』初参戦&大健闘の梶原颯とは?爽やかイケメン俳優に注目!

『スポ男』初参戦&大健闘の梶原颯とは?爽やかイケメン俳優に注目!

5月11日放送の『究極の男は誰だ!? 最強スポーツ男子頂上決戦2017春』(TBS系)に参戦し、初出場ながら好成績を収めた、梶原颯(かじはらはやて)。そのかわいらしい顔つきとバキバキに鍛え抜かれた強靭な身体とのギャップに「いったい梶原颯って何者!?」と興味を持った人はきっと多かったはずだ。梶原颯はソニー・ミュージックエンタテインメント主宰の演劇集団“劇団番町ボーイズ☆”に所属し、舞台を中心に活動をしている俳優。この6月4日で23歳になる彼は2016年にハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』に出演、現在公開中の大ヒット映画『帝一の國』で映画初出演を果たしている。今回の『スポ男』への出演によって身体能力の高さをも印象づけ、徐々に活動の幅を広げつつある、今後が期待される若手俳優の素顔を探る!

取材・文 / 松浦靖恵 撮影 / 冨田望


高い壁が目の前に立ちはだかっても、乗り越えるためにとことん頑張りたい

『究極の男は誰だ!? 最強スポーツ男子頂上決戦2017春』 に初参戦した感想を教えてください。

もともと僕はスポーツが得意でしたし、以前から番組を観ていたので、コロッセオ(円形競技場)に自分が立てたことにワクワクしていました。

初出場ながら素晴らしい結果を残すことができましたね。どんな気持ちで挑みましたか?

出場するからには優勝を目指したいなとは思っていました。でも、楽しい気持ちのほうが強かったです。性格的には負けず嫌いなところもあるんですが、その瞬間は憧れの『スポ男』に出場できていることが嬉しかったですね。でも、もし次、出場できたら優勝したいです(笑)。

普段からトレーニングをしているそうですけど、あの番組に出るために特別なトレーニングはしましたか?

はい。大学がスポーツ系の学部がある学校で、今回番組の出演が決まってからは、何を食べたら筋肉にいいとか、そういうことを詳しい友達に教えてもらったり、朝早くから一緒に大学のジム室で筋トレに付き合ってもらったり、友達にいろいろ協力してもらいました。

負けず嫌いとのことですが、自分はどんな性格だと思いますか?

あんまり怒ったりはしないですね、平和主義というか……小学生の頃の男子って殴り合いのケンカをしがちですけど、僕は一回もそういうケンカをしたことがなかったし、殴られそうになっても柔道の型みたいにかわしてましたね(笑)。負けず嫌いというのは競争相手に対して思う感情というよりは、自分が何かに挑戦するときに、それができないことに対する悔しい感情というか……高い壁が目の前に立ちはだかっても、それを乗り越えるためにとことん頑張りたいし、あきらめたくない。自分に負けたくないという負けず嫌いなんだと思います。あとは……性格のことではないんですけど、初めて会う方には「意外とデカイんだね」ってよく言われます(笑)。

優しい顔立ちと鍛えぬいた体のギャップもすごいです(笑)。そもそもなぜ体を鍛えるようになったんですか?

子供の頃から腹筋が8個に割れてました(笑)。スポーツが好きで、特に走ることが得意だったので、中高時代はサッカー部に入っていたんですけど、ジャッキー・チェンがめちゃくちゃ好きで、中学の頃くらいからアクションをやってみたいという想いをずっと持っていました。将来の夢が明確にあったわけではないんですけど、大学進学のタイミングで勉強よりは体を動かすほうが得意だったのでスポーツ系の学部がある大学を受験して、器械体操部に入ってから体を本格的に鍛えるようになりました。その頃アクションのバイトもやるようになっていて、器械体操部とアクションの両立が難しくなってきて辞めてしまったんですけど、体操やアクションの基礎は部活で学んだと思います。

不得意なスポーツはあるんですか?

器用貧乏というか。スポーツに関してはなんでもそこそこできちゃいますね〜。あ、でも、野球は……打つのは大丈夫だけど、ボールを投げるとコントロールがイマイチなんですよね(笑)。

役者になる最初のきっかけは何だったんですか?

大学に入ったときに、お金もないのでバイトを探していて、アクションを教えてもらいながらバイトもできるアクションスタジオを見つけました。そこでスーツアクターをやるようになったのが、役者の道に入る最初のきっかけです。それまで演技経験はなかったけど、そのアクションスタジオでアクションの稽古をして、バイトではヒーローものの現場で悪と戦ってました(笑)。その時点ではスタントマンへの興味はあったんですけど、まだ役者になりたいという明確な想いはなかったんです。

そこから何をきっかけにして、役者になりたいと思うようになったんですか?

スーツアクターをやっていた繋がりから、舞台でアクションのアンサンブル(集団の役)もやらせていただくようになって、主役やほかのキャストのみなさんを支える立場に立ってみたときに、もっと役を演じてみたいという想いが芽生えてきたんだと思います。それでお芝居をしてみたいと思うようになりました。

それからどのような経緯で番町ボーイズ☆に入ったのですか?

役者としてきっかけになるかもしれないと思ってオーディションに応募しました。そのオーディションでは賞をいただいたわけではないんですけど、「劇団番町ボーイズ☆に参加してみませんか?」と声をかけていただいたので候補生として入ることになり、正式に加入したのが2016年です。

アクションの現場や舞台経験を積み重ねていくうちに、徐々に役者になりたいという気持ちを強く持つようになったんですね。

はい。でも、番町ボーイズ☆の候補生になったときに演技をしてみたら、自分の演技が本当にヘタで……役者になりたいという想いだけでは役者にはなれないんだということを強く感じて……自分が役者になるには相当頑張らないといけないと思ったので、いろいろ研究するようになりました。

どんな研究をしたんですか?

ん~。例えば、初めてセリフを読んだときに、棒読みになってしまうのはどうしてかな~と考えてみて、セリフを言葉の羅列として暗記してしまっていたんですよね。でも日常の会話は感情があって言葉が出てくるもので、そういう当たり前のこともセリフになると忘れてしまっていて……それに気づいてからは普段の生活の中でも会話を気にするようになったり、人間観察をするようになりました。役者って日常のすべてのことが勉強になるんだなと、まだまだ研究中です。

2016年の秋に舞台『ハイキュー!!』に出演。アクションの稽古をやっていたとはいえ、まだまだ演技経験の少ないなかで挑戦したこの舞台での忘れられないエピソードはありますか?

僕が演じた福永招平は音駒高校のバレー部員なんですけど、音駒高校キャストのみなさんとのチームワークはめちゃくちゃ良かったです。ダンスシーンは皆で完璧に動きを合わせなければならなかったので、稽古期間中も一番最初に稽古場に入って、一番最後に稽古場を出るくらい、毎日練習してましたし、稽古が終わってからも話をしたりしていたので、仲間意識が高まって、最後には本当にいいチームになれたと思っています。バレーボールの稽古期間を含めると、一緒にいる時間がかなり長かったというのもあって、共演者というより本当のチームメイトになれたなと。彼らとはいまでも連絡を取り合ってます。

映画初出演作品の『帝一の國』は、今をときめく俳優さんたちが出演されています。撮影現場ではかなり刺激を受けたのでは?

テレビや映画などでいつも拝見していた方たちがたくさんいらっしゃる現場は初めてでしたし、第一線にいる方たちのお芝居はとても勉強になりました。僕はこれまで舞台が多かったので、同じシーンを別々のアングルで何度も撮影する映像の現場はとても新鮮でしたし、完成した作品を大きなスクリーンで観たときは、やはり感動しました。

どんな役者を目指していますか?

映画やドラマ、舞台、何にでも対応できる役者を目指したいです。僕はアクションが得意ですけど、アクションものに限らず、いろいろな役に挑戦できたらいいなと思います。目標があると頑張れるので、目標を見つけて一個ずつ達成していきたいですね。

頼もしい! ところで、今回のような撮影とインタビューはほぼ初体験だそうですね。

はい。舞台関係の取材はやったことがあるんですけど、役ではなく梶原颯として撮影していただくのもインタビューをしていただいたのも初めてだったので、めちゃくちゃ緊張しました~。

梶原颯(かじはら・はやて)

1994年6月4日生まれ、兵庫県出身。2015年に劇団番町ボーイズ☆『HOME〜魔女とブリキの勇者たち〜』で初舞台。2016年には、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!“鳥野、復活!”』(音駒高校・福永招平 役)に出演。2017年4月29日公開映画『帝一の國』でスクリーンデビュー。

Sony Music Artists オフィシャルサイト

■関連本

漫画『ハイキュー!!』
(古舘春一 著 / 週刊少年ジャンプ)

漫画『帝一の國』
(古谷兎丸 著 / ジャンプSQ.19)

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