POP UP GIRLS!  vol. 16

Column

“notall”ーみんなで育てる次世代型ソーシャルアイドルが語る3年目の本気

“notall”ーみんなで育てる次世代型ソーシャルアイドルが語る3年目の本気

2014年6月、“世界のみんなと一緒に育てる、次世代型ソーシャルアイドル”をコンセプトにスタート。注目の4人組、notall(ノタル)が初のメジャー・リリース・シングル「カピバラ時速50km/君にDA-DA-DAN」を発表した。「カピバラ」はユニークでコミカルな曲調、「DA-DA-DAN」はアイドル・ポップスのど真ん中を行くような甘酸っぱいラブ・ソングで、どちらも歌詞・メロディ・振り付けのすべてが親しみやすい、notall入門にも最適な楽曲になっている。
インタビューは5月2日に行なわれたが、4日には勝ち抜いた一組がパリで行なわれるJapan Expoに出演できる投票イベント“Tokyo Candoll 決勝 Japan Expo(フランス・パリ)公式コラボレーション大会”(於・渋谷 TSUTAYA O-EAST)で優勝。ヨーロッパ初遠征を1時間の単独ステージで飾る権利を得ると共に、グループ初となるZepp Tokyo公演を9月10日に開催することも発表した。今、確実にnotallに追い風が吹いている。

取材・文 / 原田和典 撮影 / 荻原大志


グループの紹介をお願いいたします。

佐藤遥(リーダー) 私たちnotallはソーシャルアイドルをコンセプトに活動しています。主にSNSを通じて世界中から楽曲や衣装を募集して、皆さんと一緒につくりあげていく4人組です。グループ名はnot all(=すべてではない)から来てます。現状に満足することなく、もっと上を目指してがんばっていこうという意味が込められています。

ほかにどんなグループ名が候補でしたか?

渡邊ちこ ギャラクティックガール。

田崎礼奈 東京イノセントガール。

片瀬成美 りかりか。これはリカちゃん人形から来てるのかな。

佐藤 着せ替えができるから、という意味だったらしいです。

渡邊 でもnotallで即決でした。同名のグループがいないから、インターネットでも検索しても紛らわしくない。これはSNSを使う時に有利だと思います。それに、略せないのもいい。

佐藤 ギャラクティックガールだったら、“ギャラガ”とか呼ばれていたと思う。

左から 田崎礼奈、渡邊ちこ、佐藤遥、片瀬成美

ロゴはちょっと手書きっぽい感じで。

佐藤 デジタルっぽいロゴも候補にあって、そっちが選ばれかけたんですけど、あえて人が書いたような暖かみを出そうということで、このロゴになりました。

田崎 小文字なのもかわいいです。

ニューシングル「カピバラ時速50km/君にDA-DA-DAN」のTYPE-Aジャケットは、漫画家の小城徹也さんがイラストをご担当です。

佐藤 応募してくださったんですよ! 小城先生は、ももいろクローバーZさんを題材にした「ももプロZ」などの作者ですが、私たちのファンの方が「notallのライヴもいいよ」って勧めてくれたみたいで、普通に定期ライヴを見に来て、応募もしてくれました。

佐藤遥

新曲のテーマがカピバラだと知った時は、どんな気持ちでしたか?

佐藤 今までに「ウサギツンデレラ」、「ペンギン人間」なども歌ってきたので、「ああ、次はカピバラか」と。動物に限定はしてなかったんですが。

渡邊 歌詞だけとか曲だけとか、いろいろな形で応募が来るんですが、「カピバラ時速50km」に関しては題名も歌詞もメロディもリズムも、ボーカロイドで完璧な状態で送られてきました。スタッフも満場一致で「これは採用だろう」ということになりました。

田崎 (カピバラの和名が)オニテンジクネズミですよ、知らなかったですよ。

渡邊ちこ

よほどのカピバラマニアじゃないと知らないと思います。

渡邊 この世には知らないことがいっぱいあって、それを歌で覚えていくという・・・

佐藤 先日、那須どうぶつ王国にいってきました。

ついに実物とご対面ですね。

佐藤 予想以上に大きいのでびっくりしちゃって。いちばん大きい子で65㎏ぐらいあるらしいんです。触ったら“わら”という感じで、ふわふわではない。時速50㎞で走るというだけあって脚が発達していました。お湯には2、3時間入るらしいですよ。

渡邊 女子力、高っ・・・

片瀬成美

そんなに湯に入ったらツヤツヤでしょうね。

佐藤 触ったらガサガサでしたけどね。

曲の中で皆さんはいろんな歌い方をしています。

片瀬 (アレンジャーの)久保こーじさんの指示です。私は「めっちゃかわいく」って言われて、くねくねした歌い方を、何回も録りました。

田崎 私は「そのまま、いつも通り」と言われました。そんなに録り直しはなかった。

渡邊 私はレコーディングの時はかわいく、ちょっとイラっとさせるように歌いました。ライヴでは力強く、(カピバラが)本気を出す感じで。

佐藤 “オニテンジクネズミ”というささやきは私が入れて、後半にはたさきょん(田崎)の演説も入ってます。

田崎 「自由に演説を入れて」といわれたので、議員になったつもりで(笑)。 

田崎礼奈

振り付けもユニークなので、子供たちも喜ぶと思います。

渡邊 デビューからずっと振り付けをつけてくださっている先生と一緒にカピバラの映像を見て参考にしました。一匹が動くと、それにつられて他のカピバラも同じ動きをするんです。それがイントロの振り付けに出てきます。

佐藤 たくさんなでると“ヘブン状態”と言ってフワーってなるらしいですよ。“ああああああああああ”という歌詞のところの振り付けは、それを表現しています。

そして「君にDA-DA-DAN」では、いきなり佐藤さんが“君が好き”と歌い出して、とくに佐藤さん推しのファンはヘブン状態です。

佐藤 歌割りは久保さんが決めました。私には元気なイメージがあるみたいで、「歌いだしは、さとはるで」みたいな感じで。

渡邊さんにも田崎さんにも“君が好き”と歌うパートがあります。

渡邊 この歌詞が来た時に「マジかー」と思いました。私らしくない。ラプンツェルとかスポンジボブとかメンバーを思い浮かべて歌いましたけど、ツンデレな感じになっちゃったし、今でも恥ずかしくて音源が聴けないぐらいです(笑)。

田崎 私は最初、大人っぽく“君が好き”って歌ったんですが、そうしたら「もうちょっと明るく」と言われて。結局いつも通りです。

片瀬さんだけ“君が好き”じゃなくて、“私は誰”と歌っています。

片瀬 久保さんがおっしゃるには、「そこは、なーちゃんで決まっていた」と。歌詞の主人公は、そのひとのことが好きすぎてそれしか見えなくなって、自分自身を見失ってるんです。いつか私も“君が好き”と歌いたいと思います。

この曲の振り付けは、みんなで真似できるような感じですね。

佐藤 聴いてすぐライヴの光景が思い浮かんだので、ファンのみんなと何か一体感が出せる動きがいいなと思って、体を前後する動きも取り入れて、手をもっとひらひらさせた方がアイドルっぽいんじゃないかなって、メンバーみんなで考えました。

田崎 初めてnotallを見た方も一緒に踊ってくれるのは嬉しいですね。

渡邊 私たちには2000人規模の会場でライヴをするという目標があります。この曲をきいたとき、その光景が想像できたんです。ステージに立って“君が好き”って歌って、“愛してね”のところで銀テープがバーンと飛ぶ(笑)。3周年のワンマンライヴで、あれもしたいこれもしたいという気持ちが、「君にDA-DA-DAN」でふくらみました。

田崎 “君が好き”って歌いながら、みんなで(リフターで)上から降りてくるとか。

佐藤 そして、なーちゃんが“私は誰”って歌いながらひとりで上昇して。

渡邊 みんなで、「なーちゃん、行かないでー」って(笑)。

昨年はTOKYO IDOL FESTIVALや@JAM EXPOにも出演して、今年はさっぽろ雪祭りにも登場しています。

田崎 2月から全国遠征を続けています。notallのことを、いろんな方に知ってもらえたら嬉しいです。

片瀬 2000人規模の会場でライヴをすると言っても、簡単に埋まるとは思いません。目標への道のりを、着実に一歩ずつ進んでいきたいです。

佐藤 目標につなげるためにも、定期ライヴ(奇数週金曜日の21:30から、押上ワロップ放送局で開催。1500円)を満員にしたいです。皆さんとお会いできるひとつひとつの機会を大切にしたいと思います。

渡邊 メンバーやファンの皆さんが健康でいられるように。毎日感謝して生きていきたいし、これからもずっとこの4人で活動していきたい。もっともっと人の心を動かせるグループになりたいです。

フォトギャラリー

notall(ノタル)

notallのコンセプトは「世界のみんなと一緒に育てる、次世代型ソーシャルアイドル」
SNSを通じてグループ名、ニックネーム、ロゴ、楽曲、衣装デザイン、グッズなどを募集し採用する、みんなでプロデュースできるアイドルとして2014年6月にデビュー。
現在までに8カ国以上の海外クリエイターが参加し、応募総数は30,000点を超えるなど、世界中のファンやクリエイターと共に活動中。
2016年7月、デビュー2周年を記念して東京・名古屋・台湾を巡るワンマンライブツアーを大成功に収め、またツアーファイナルの東京公演にて初となる1st full album「#Socialidol」をリリース!TIF、@JAMなどの⼤大型アイドルフェスへの参加を始め、骸骨祭りや桃神祭など様々な大型イベントに出演。JAPAN EXPO、Connect Japan、(タイ)、60万人が訪れる台湾漫画博覧会(台湾)など海外での活動も精力的に行っている。
また2017年は、北海道から沖縄までの全国遠征がスタートし、4月にニューシングル「カピバラ50km / 君にDA-DA-DAN」のメジャーリリースが決定。
オフィシャルサイト

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