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米倉涼子の「シカゴ」が帰ってくる!公開稽古で明かした「最後かもしれない」という想い

米倉涼子の「シカゴ」が帰ってくる!公開稽古で明かした「最後かもしれない」という想い

米倉涼子 公開稽古後インタビュー

公開稽古お疲れ様でした。率直の感想を。

今まで手伝ってくれた日本のみんなとダンスや歌を披露するのは、最初で最後なんです。こんな機会は滅多にないからありがたいですね。

5年ぶりの『シカゴ』ですね。

今回みんなで一緒になって練習をして、体幹が鍛えられたし、足やお尻もだいぶ大きくなりました(笑)。稽古をしていると「生きているな!」という感覚を取り戻せて、とても貴重な時間を過ごしていると思います。

7月に再びブロードウェイの舞台に立ちます。

5年前は宝くじに当たったような感覚(笑)。ブロードウェイに立つことは、本当に特別なことなので、オリジナルの人たちと一緒に演じた「絆」は今でも私の宝物です。バックステージに行くと、「いつ戻ってくるの?」と言ってくれる仲間もいるので、「涼子また来たの?」と残念に思われないような心づもりでいます。

3月の下旬は、リバイバル版『シカゴ』も手がけた伝説の振付師ゲイリー・クリストさんが来日されて、稽古を受けたそうですね。具体的にアドバイスされたことはありますか。

彼は全身全霊で教えてくださいました。あくまで、ボブ・フォッシーの振付を活かしつつも、私のやっていたバレエを活かした私だけの踊りを見出してくれたのがとても嬉しくて、充実した日々を送りました。

本番までにどのようにブラッシュアップしていきたいですか。

歳を経ただけの経験をちゃんと自分のパフォーマンスに活かせるようにしたいですね。5年前にブロードウェイに立った時に、日本人がブロードウェイの舞台に立てたことはすごいねと言ってくださったのが思い出ですが、そのぶん、あの時と変わらないねと言われないように。

そしていよいよ8月に日本での公演があります。

今回で『シカゴ』は最後かもしれないし、その覚悟もあります。私の想いをみなさんに全部お届けするつもりなので、セリフは英語ですが、日本人の方にも観に来てもらいたいです。共演者のアムラ=フェイ・ライトさんは『シカゴ』では女王様(笑)。彼女のこともしっかりと目に焼き付けてもらいたいな。音楽、衣装、踊り、どうして20年間、『シカゴ』というミュージカルが続いているのか肌と心で感じてもらいたいです。

『シカゴ』に取り組まれてから10年以上経ちます。

いつまでも掴んだ手を離したくないと思っているんです。2008年に初参加させていただいて、また次をやりたいと思うようになって、幸せと後悔が混ざり合う感じで続けてきて、できることなら一生やっていたいですね。

期待されている方にメッセージを。

『シカゴ』はロングラン公演20周年を迎えました。この機会に特別な舞台に立たせていただくのは、本当に感謝していますし、それだけお返ししたいと思っています。ブロードウェイを目指している人もたくさんいると思うし、私もその一人だったから、彼らの目標にもなれるように、短い期間ですけど思い切って頑張りますので、ぜひ観に来てください。

米倉涼子、待望のカムバックを果たす「シカゴ」は7月のニューヨーク公演を経て、8月2日より東京渋谷・東急シアターオーブにて全16公演行われる。

ブロードウェイミュージカル『シカゴ』

【東京公演】
会場:東急シアターオーブ
日程:2017年8月2日(水)~13日(日)
チケット:S席13,000円 / A席10,000円 / B席8,800円(全席指定・税込)

【ストーリー】
夜の街にジャズの音色が響き、マフィアが暗躍する1920年代、禁酒法時代のアメリカ・イリノイ州シカゴ。不倫を重ねていた夫と浮気相手の妹を殺害した元ヴォードヴィルダンサー、ヴェルマ・ケリー(アムラ=フェイ・ライト)が収監されている監獄に、新顔がやってくる。彼女の名前はロキシー・ハート(米倉涼子)。冴えない夫エイモスに飽き飽きしている歌手志願のロキシーは、自分を捨てようとした愛人フレッド・ケイスリーを銃で殺害したのだ。悪徳弁護士ビリー・フリン(ブレント・バレット)の力でメディアの注目を一身に集め、スターになっていたヴェルマに負けじとロキシーもビリーを雇ってマスコミを利用し、正当防衛の悲劇のヒロインとして一躍メディアの寵児になっていく。スポットライトを求めるロキシーの快進撃はどこまで続くのか。彼女と反目するヴェルマのリベンジは? 2人の女とひとりの男の名声をかけた争いが今、幕をあける……。

【作詞】フレッド・エッブ
【作曲】ジョン・カンダー
【脚本】フレッド・エッブ&ボブ・フォッシー
【初演版演出・振付】ボブ・フォッシー
【オリジナルNYプロダクション演出】ウォルター・ボビー
【オリジナルNYプロダクション振付】アン・ラインキング
【キャスト】
ロキシー・ハート:米倉涼子 ヴェルマ・ケリー:アムラ=フェイ・ライト ビリー・フリン:ブレント・バレット 他
【主催】TBS / キョードー東京
【後援】アメリカ大使館
オフィシャルサイト:http://chicagothemusical.jp

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