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今だからこそ遊びたい! シューティングゲーム5選

今だからこそ遊びたい! シューティングゲーム5選

全国のシューターが20年以上やり込んでいる傑作
『バトルガレッガ Rev.2016』

1996年にエイティングから発売されたアーケードゲーム『バトルガレッガ』だが、いきなり結論めいたことを言ってしまうと、当時から現在に至るまで多くのシューティングゲームファンを虜にしたゲーム史に残る一作である。その細かすぎるグラフィックやデトロイトテクノの影響を受けたとされるBGMはもちろん、その緻密なゲーム難易度を評価する声は多い。

一般的にこういったシューティングゲームの場合、ゲーム側がプレイヤーの腕前を判断し、うまければ難易度が少しずつ上がっていき、ヘタならば下がっていく(もしくは上がらない)、というシステムを採用しているものが多い。例えばノーミスでゲームを進めているなら難しくなるし、1面でやられたりすれば難易度は上がらない、といった具合だ。

これが『バトルガレッガ』の場合、いろいろな要素が複雑に絡み合って難易度が上昇するようになっており、これをある程度理解していないと絶望的なまでに難易度があがってクリアが困難となってしまう。

このゲームをコンティニューせずにクリアするためには、ゲームの難易度が上がらないように適切なプレイをする必要があり、その知識が必要となってくるのである。

なるべくパワーアップはせず、なるべく弾は撃たず、なるべく残機数を少なくする……のが理想とされている。極論を言えば、「まったくパワーアップせず、撃つ弾は確実に敵に当ててムダ弾は撃たず、残機数はつねにゼロにしておく」ことで難度上昇は回避できる。だがそんなのは不可能なので、これらを無理のない範囲でこなしていく必要がある。

こうすることでゲームの難易度上昇カーブを緩やかにさせて、ようやくゲームをクリアすることができるのである。なんとストイックなゲームなのだろう。

そんな『バトルガレッガ』が2016年12月にPS4版が『バトルガレッガ Rev.2016』としてダウンロード配信された。1998年にサターン版が発売されたが、それ以来の移植だ。前述のエムツーショットトリガーズ第1弾として発売され、エムツーらしく隅々までこだわった作りになっている。アーケード版からの忠実移植はもちろん、スーパーイージーモードやプレミアムモード(オリジナルアレンジモード)など、プレイヤーの腕前に合わせたモードが用意されている。

BGMは4バージョン収録。オリジナルアーケード版、サターン版はもちろん、筆者的には”Rev.2016 perfect edition”がとくに好きだ。オリジナルアーケード版はモノラルだったため、これをステレオ化したバージョンというのがベースになっているのだが、単にステレオ化しただけでなく、そこに少しだけ音を付け足して厚みのあるサウンドに仕上がっている。この「少しだけ」というのがじつに絶妙で、過度なアレンジになるわけでもなく、でもオリジナルを聞き込んだ人ならその違いがはっきりわかる、という絶妙なバージョンなのだ。これを聞くだけでも、PS4版を買う価値があると言っていい。

そんなわけでこの『バトルガレッガ』、シューティングゲームの歴史に名を残した1本なのは間違いないので、それがどんなものなのか、体験してみよう。


 
バトルガレッガ Rev.2016
オフィシャルサイト

©2016 M2 Co., Ltd. ©1996 EIGHTING


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