Interview

NIVEAのCMソングで話題!村上佳佑が持つ手触りの良い、心に沁みわたる声のちから。

NIVEAのCMソングで話題!村上佳佑が持つ手触りの良い、心に沁みわたる声のちから。

クリス・ハートが至近距離で見せてくれた表現者としての姿勢

誰かに届いているという手応えは感じられるようになりましたか?

はい。「まもりたい〜」を歌ったことで、母音をきちんと発音することも含めて日本語を丁寧に歌うことがいかに大事かにあらためて気づきました。こういうふうに歌と向き合うと伝わるんだ、と実感できたんです。「ハモネプ」を見てくださってた方が、「あのボーカルの人だ」と気づいてくれたりなど、今までの活動がリンクする場面も増えました。僕にとっては本当に名刺代わりの1曲です。

クリス・ハートさんの今年のツアーでは、コーラスとして参加してましたよね。そこでも勉強になったこともありましたか?

実はボイトレの先生が一緒なんです。声帯って目には見えないから、教わったことがどういうことなのか、実際に声の見本を聴かないとわからないことも多い。でも、クリスさんと同じステージに立てば、至近距離で正解を見せてもらえるんですよ。これは大きかったです。歌い方からノドを使い方まで、もう目からウロコのことばかりでした。

テクニックだけじゃなく、佇まいなども?

はい。ピタッと止まって歌うときって、僕なんかはまだ手持ち無沙汰になりがちなんですね。でも、クリスさんは姿勢とか目線などの立ち居振る舞いのすべてが表現者。本当に兄貴みたいな存在です。

A-Zのメンバーやジャズ好きの警備のおじさん、そしてクリスさんなど、いろんな人が村上さんの道を照らしてきてくれたんですね。

本当にその都度、その都度、いろんな人に助けてもらってますね。その最初の存在は母です。中学生のときに「プロになりたい」と冗談半分で口にしていたことが、紆余曲折ありながらも徐々に具現化していくのをずっと応援してくれてました。あと、祖母も。祖母は習字が趣味で、兄弟3人それぞれが大学進学するときに、思いを込めた一文字を贈ってくれました。僕には「夢」。いまだに部屋に飾ってあります。「夢の一段階が叶ったよ」と祖母にも感謝したいです。

デビュー・ミニ・アルバム「まもりたい」ではいろんな村上佳佑が見られますね。「泣いてもいいよ」はご自身の作詞、作曲。ウッドベースやスライド・ギターが入った演奏も素敵でグッときました。

大学時代、京都四条大宮の十字路に立って、東の空が徐々に明るくなるのを眺めることがよくありました。そんな風景がふと浮かんで紡いでいった曲です。ちょっとカントリー風なところもあるので、オーガニックなサウンドにしたかったんです。

「まもりたい〜この両手の中〜」に通じる優しさを感じます。

「人に優しく」は、僕が根本的に大事にしる価値観です。佳佑という名前は、「困っている人に手を差し伸べるような子に育ってほしい」と願って母がつけたくれた。だから、僕の音楽を聴いて、誰かがジワーッと優しい気持ちになってくれたらうれしいんです。

Maroon5のカバー「Sunday Morning」も声のキャラにピッタリ。

ライブでよく歌ってたんですよ。声の成分がちょっと近いということもあって、影響を受けましたね。オリジナルよりちょっとやわらかめに歌ってみました。

「ハナミズキ」のカバーは、A-Zのみなさんと。

共演をお願いしたら、「デビューおめでとう!」とみんな二つ返事でOKしてくれました。普段歌ってないからどうかなと思ってたんですけど、しっかり練習もしてきてくれて、すごくいいものになりました。

別々の道を歩んでるにもかかわらず、こうして声を合わせて作品が作れるというのは、とても珍しいパターンだと思います。

本当にそうだと思います。最高の仲間たちに、心のこもったハーモニーをプレゼントしてもらいました。

さて、7月7日(大阪)と7月16日(東京)には、デビュー記念ライブも控えています。

いろんな経験を積んで得たエネルギーが、今すごく蓄えられているので、それを一気に放出するようなライブにしたいです。「村上佳佑デビューしました! これから頑張ります! どうですか?」と、グイグイ前のめりでいこうと思ってます(笑)。ぜひ楽しみにしててください。

ライブ情報

メジャーデビュー記念ライブ「Kei’s LIVE 2017」
2017年7月7日(金) 大阪BIGCAT 開場:18:00 開演:19:00
2017年7月16日(日) 恵比寿The Garden Hall 開場:16:00 開演:17:00

村上 佳佑(ムラカミ ケイスケ)

1989 年、静岡県生まれ小学1年生から幼少期の5年間をアメリカ・ジョージア州アトランタにて過ごす。帰国後は、静岡県富士市で高校生活を送ったのち、京都府の立命館大学に入学。その頃出会ったメンバーで伝説のアカペラグループ「A-Z(アズ)」を結成。(※下記プロフィール参照)2009年フジテレビの「ハモネプリーグ」でハモネプ史上最高の99点で優勝。「アマチュアの最高域」「ファルセットの魔術師」などの称賛を得た。2011年まで同グループで活動するも大学卒業を機に解散。その後ソロに転じ、本格的に作曲を始める。2016年4月クリス・ハート日本武道館LIVEのオープニングアクトに抜擢され、10月からは47都道府県ツアーにコーラスとして参加。 そして、“NIVEAブランド”2016-2017年 CMソング「まもりたい~この両手の中~」にデビュー前としては異例の大抜擢となった。R&Bやブルースをルーツに、繊細でシルキーな歌声で表現される<うた>は、聴く人全ての魂を揺さぶり、心の奥底にまで響く力を持っている。
オフィシャルサイトhttp://murakami-keisuke.com/

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