『ゼルダBotW』をもっと楽しむチョイ足し遊び  vol. 3

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『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』ハイラルにハマる人の遊び方まとめ

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』ハイラルにハマる人の遊び方まとめ

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下、『ゼルダBotW』)の舞台となるハイラルの大地は、主人公のリンクと並んで本作を象徴する存在です。時間や天候の変化によって次々と表情を変える大地を駆け、気候・風土の異なるさまざまな土地を巡るうちに、今やもうひとつの故郷と呼べるほど愛着が湧いたプレイヤーも少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、そんなハイラルとプレイヤーとを結ぶさまざまな要素に注目。『ゼルダBotW』という最高のゲーム体験を支えるハイラルという世界を、角度を変えながら覗いていきます。

文 / 大工廻朝薫


“寄り道の連鎖”を楽しむ

プレイヤーが見知らぬ土地を旅するとき、できるだけ早い段階で訪れておきたいのがシーカータワー。シーカータワーはハイラル全土に15基が存在する高層建築物で、その最上部へ登ることで、周辺エリアのマップを手に入れることができます。

実はこのシーカータワー、移動時の中継基地として非常に秀逸な存在。シーカータワーを基準に移動していくことで、目的地から次の目的地への動線が、非常に自然な形で繋がるようになっているのです。

▲世界中に存在するシーカータワー

中継基地として使用するためには、まずシーカータワーを見つける必要がありますが、それほど手間はかかりません。背の高い人工物のため、開けた場所に出て周囲を見渡せば比較的簡単に見つけることができます。すぐに見つからない場合は、山陰に隠れているか、距離が遠く離れている可能性があります。そのときはいったん近くの高い山に登れば、見つかるでしょう。

シーカータワーを見つけてしまえば、そこから次の目的地への移動はもっと簡単。最上階から周囲を見渡し、狙った場所へパラセールでまっすぐ飛んで行けばいいのです。一度訪れたシーカータワーには、以降は世界中どこからでもワープで移動できるようになるため、トラブルがあってもすぐにリカバリーすることが可能です。

では具体的にどう活用するかというと、その土地でのイベントをひと通りこなし、次なる地を目指す際、一度シーカータワーを中継するだけ。こうすると、高所から低所、低所から高所への移動を交互に繰り返すサイクルになります。ハイラルの広大な土地を移動するうえでは、この高低差が重要。つねに高低差のある場所を目指して移動することで、直接次の目的地を探すよりもスムーズに進んでいくことが可能となるのです。

▲シーカータワーの頂上からは、遠くの土地も見渡せます。次に訪ねる目的地を選ぶのも冒険の楽しみのひとつです

シーカータワーが中継基地に向いている理由はこれだけではありません。最大の理由は、“寄り道の連鎖”が発生した際のリカバリーの容易さにあります。

本作では“祠”というミニダンジョンや、“コログのミ”という収集アイテムが多数存在しています。これらは一度見逃すと再発見が難しいことが多く、移動中に発見した場合は優先的に確保したほうがいいでしょう。

これらを見つけて寄り道していると、その先で次の寄り道要素を発見し、さらにその先でも……と、寄り道が繋がっていくことがあります。これはまだ見ぬ土地で次々に新たな発見が重なっていくという、ハイラルを最高に楽しめるひととき。とはいえ楽しみすぎると本来の目的地どころか、もと来た道すらわからなくなることがあります。

そんなときに役に立つのが、シーカータワーの存在。寄り道を重ねるうちに道に迷っても、とりあえず開けたところに出るか、高い場所に登ればシーカータワーを探すことができます。もちろん、いっそワープで戻ってしまってもいいでしょう。シーカータワーはプレイヤーの通ってきた道がわからなくなってしまわないようにつなぎとめてくれる、道しるべとしての役割も担っているのです。

新たな何かに出会うことは、本作で最高に心ときめく瞬間のひとつ。行きたい場所が次から次へと湧いてきて、どこまでも冒険が続いていくことの喜びは、道に迷うのを恐れていては得られません。

最低限の保険としてシーカータワーを拠点にしていけば、取り返しのつかない事態に陥ることはありません。広大なハイラルの大地で楽しい寄り道ライフをエンジョイしていきましょう。

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