黒川文雄のエンタメ異人伝  vol. 4

Interview

FF生みの親、坂口氏(特別編)ミストウォーカー新作『テラバトル2』を語る

FF生みの親、坂口氏(特別編)ミストウォーカー新作『テラバトル2』を語る

音楽、映画、ゲームなどを総称するエンタテインメントは、人類の歴史とともに生まれ、時代に愛され、変化と進化を遂げてきました。 そこには、それらを創り、育て、成熟へ導いた情熱に溢れた人々がいます。この偉人であり、異人たちにフォーカスしインタビュー形式で紹介するエンタメ異人伝。 今回はその特別編。Vol.4にご登場いただき『ファイナルファンタジー』の制作秘話を語って頂いた、ミストウォーカーの坂口博信氏に新作『テラバトル 2』について伺いました。

インタビュー取材・文 / 黒川文雄


この記事の関連記事
FF生みの親、坂口氏(上)学生時代の壮大なドラマ。田中弘道氏との出会いから風が、…

FF生みの親、坂口氏(上)学生時代の壮大なドラマ。田中弘道氏との出会いから風が、…

2017.05.28

先日は「エンタメ異人伝への出演ありがとうございました。とても多くの反響がありました。坂口さんのパーソナルな部分とクリエイティブに関する拘(こだわ)りや気持ちが読者に伝わったようです。

坂口 こちらこそありがとうございました。今日は新作の御案内ができるので来てもらいました。よろしくお願いします。

おお、それは楽しみですね。ご紹介よろしくお願いします。

坂口 新作は『テラバトル2』です。今年(2017年)の夏に導入を予定しています。

おお、なるほど、そう来ましたか・・・!。『テラバトル』からどんな進化を辿っているんでしょうか。まずは、現状を教えていただけますか?

坂口 だいぶできていますよ。僕の計画では1年に1作出していって東京オリンピックのときに『5』までいくはずなんですよ(笑)。

システム的には今の『テラバトル』を踏襲するということですか?

坂口 『テラバトル2』はユーザーインターフェイスがガバって変わるから「ガバシステム」って呼んでいます(笑)……あとストーリーが濃いです。50章立てで、キャラクターは「守護者」というものとリンクして戦います。スマートフォンのゲームではキャラクターの入手がランダム要素になっていることがほとんどで、キャラクターが仲間になったり、仲間から抜けたりというようなストーリーを語ることが難しかったのですが、今回はそのキャラクター入手に関するランダム要素を外すことでより濃いストーリーが楽しめるようなシステムに変更しています。

キャラクター同士の会話シーン

前作との最大の違いはどこになりますか?

坂口 『テラバトル』の進化版として位置づけています。今回の特徴は、フィールドがあることですね。1章につきフィールドがひとつあって、シミュレーションRPGみたいな要領で進めていくんです。倒した敵はフィールドから消えていく。敵のターンもあって範囲内に入ったら戦闘になる。戦闘は『テラバトル』とほぼ同じ構造になります。フィールド内には宝箱や隠し通路なんかもあったりします。シナリオイベントが起きてストーリーが語られます。

写真 フィールドマップ

※『テラバトル2』の特徴
『テラバトル』の正統進化版のナンバリングタイトル、『テラバトル2』。前作同様に、挟んで攻撃するというバトルは変わらないが、フィールドマップを追加し、キャラクター間のセリフの掛け合いを表現することでより深いストーリーを提供できるようになっている。

vol.3
vol.4
vol.5