舞台「黒子のバスケ」OVER-DRIVE  vol. 3

Interview

舞台「黒子のバスケ」の気になる男子。誠凛高校・小金井を演じる阿部快征の人懐っこ過ぎる初単独インタビュー

舞台「黒子のバスケ」の気になる男子。誠凛高校・小金井を演じる阿部快征の人懐っこ過ぎる初単独インタビュー

猫みたいな男の子だな、と思った。それはトレードマークの猫口に、吸引力のある黒目がちの瞳だけのせいではない。ひょいっと懐に入りこみ、人なつっこくよく笑う。それでいて、ふっと木漏れ日の中に佇む姿は、そのままどこかへ消えてしまいそうな儚さがある。自由で、気ままで、愛くるしい。新進の若手俳優・阿部快征は、そんなふうにして自身初の単独ロングインタビューを楽しんでいた。 初出し情報満載。だけど、彼はまだここでは見せていないいろんな顔を持っている。阿部快征とは、そんな魅力いっぱいの青年だ。

取材・文 / 横川良明 撮影 / 相馬ミナ


デビューのきっかけは、初恋。今は仕事一筋です!

今日、ここに来るまでの間にいろいろSNSを遡っていて。そしたら、こんなのが出てきました。

懐かしい(笑)。これは上京したときの写真ですね。ちょうど美容室に行った直後だと思います。まだ東京に来たばっかりだからお店の場所がわからなくて、直接お店に電話したんですよ。そしたら、「裏原だよ」って言われて、「裏って何だ?」と。早速、「裏原」で駅名検索したのに出てこないし(笑)。結局、住所を送ってもらって何とか辿り着いたんですけど、「普通に原宿じゃん。どこが裏なんだ!」って思ったのを覚えています(笑)。

かわいいエピソードですね(笑)。上京したときは、どんな気持ちだったか覚えてますか?

「ドキドキ」ですね。ひとり暮らし自体が初めてだったので、これからどうやって生活していこうとか、俳優として成長するために何を見て勉強していこうとか、たくさん考えていて。悩みと不安で胸がドキドキでした。

じゃあ、そんな快征くんのお話を聞かせてください。小さい頃はどんな子どもでした?

小学生の頃から野球をしていて、将来はスポーツ選手になりたいって思っていました。

芸能界に対する興味は?

その頃は全然。ただ、母が大のジャニーズ好きで。本当は僕のことをジャニーズに入って欲しかったみたいです(笑)。その頃の僕は野球一筋で、まったく見向きもしなかったんですけど、あまりにも母から「かわいい」と言われるので、中学生に上がるくらいから徐々に「もしかしたら芸能界に行けるんじゃないか?」って調子に乗りはじめるようになりました(笑)。

デビューのきっかけはジュノン・スーパーボーイ・コンテストですよね。これに応募しようと思ったのは?

実は高校生のときに初恋というものをしまして(照笑い)。有名になったら、その子に振り向いてもらえるんじゃないかと思って応募しました(笑)。

その結果、見事フォトジェニックに輝いたわけですね。

実はどういう賞があるのかあんまりわかっていなくて。フォトジェニック賞と聞いたときは、「フォト…ジェニック…?」って目が点になりました(笑)。後で調べたら、三浦翔平さんとか素敵な先輩がたくさん受賞されている賞だと知って。縁起のいい賞をいただけたんだなと、幸せな気持ちでいっぱいでした。

ちなみに、好きになった女の子はどうなったんですか?

オーディションの後に告白したら、「私、そういう世界の人とは付き合えません」って断られました(笑)。

恋は実らず、と(笑)。

でも良かったです。おかげで今、こうして好きな仕事ができているので。今は仕事がすごく楽しい。しばらくは仕事一筋です!

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