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ジョーク連発でノリノリのジョニー・デップ、『パイレーツ』の見どころは「僕が出てること……(小声)」

ジョーク連発でノリノリのジョニー・デップ、『パイレーツ』の見どころは「僕が出てること……(小声)」

新作が公開される度に、世界中で大ヒットを記録している『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ。待望の第5作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が7月1日に日本公開される。本作を引っ提げ、愛すべき海賊〈ジャック・スパロウ〉を演じるジョニー・デップと、新たな相棒〈ヘンリー・ターナー〉に扮したブレントン・スウェイツ、女性天文学者〈カリーナ〉役のカヤ・スコデラリオが来日、ジャパン“夏祭り”プレミアに出席した。〈カリーナ〉と〈ヘンリー・ターナー〉の日本語吹替キャストである栗山千明と中川大志も駆けつけ、ジョニーは終始、ノリノリでジョークを連発、共演者と通訳者をイジり、笑いが絶えないイベントとなった。

〈ジャック・スパロウ〉のコスプレイヤーたちを含む大勢のファンが集まったジャパンプレミア。海賊船や海賊旗で彩られたステージに、栗山千明と中川大志、ブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラリオが登場。そして最後に、ジョニー・デップが現れると、会場は熱狂の渦に包まれた。

登壇早々、ファンを見渡し、〈ジャック〉のコスプレイヤーを発見して「ハロウィーン!」とはしゃぐジョニー。その後、ステージを降り、レッドカーペットでそれぞれファンサービスに応じた。この日、ジョニーはトム・フォードのスーツを着用。ファンからの「ジョニー!」という歓声に笑顔でこたえ、一人ひとりに丁寧にセルフィーやサインに応じ、中には号泣するファンもいた。

ファンとの交流後、5人は再びステージへ登壇。改めてジョニーが日本語で「コンニチハ!」と挨拶し、ファンが大声で挨拶を返すと、再びジョニーが「コンニチハ! コンニチハ!」と返し、ファンと「コンニチハ」のコール&レスポンスを繰り返して、ご機嫌な様子のジョニー。そして「日本には何度も来ていますが、世界の中でも一番温かくて優しい、歓迎してくださってありがたいです」とコメント。続けて「この映画は小さな独立系のインディーズ映画で、予算もほとんどなかった。私たちは愛だけでこの映画を作りました。誰も一銭も稼ぎませんでした」と神妙な面持ちで語ったかと思えば、「というのは全部うそ。楽しんで」とジョークを飛ばし、会場を沸かせた。また、この挨拶の最後にも「コンニチハ、アリガトウ」と付け加えて、ファンの笑いを誘った。

さらにこの挨拶の日本語通訳中、「20数年前に初来日したときから付き合いがある」という通訳者の隣で、マイクを反対に持ち、自分が通訳しているかのように口パクでジェスチャーをしたり、後ろからのぞき込んだり、通訳者のノートに落書きしようとするなど、おどけた表情でいたずらを目論んでいたジョニー。

先月、上海で開催されたワールドプレミアでジョニーと初対面を果たしていた栗山と中川。「『パイレーツ』は大好きで、いちファンとしてずっと観てきた作品だったので、この世界に参加させていただいて、この3人とこの場に並んでいることが、夢を見ているかのような気持ちです」と中川が緊張の面持ちで挨拶すると、ジョニーが「これは全部夢ですよ」と冗談を交えて語りかける。また、今回の再会について、栗山は「上海でお会いしたときに来日の約束をしたので、日本に来てくださって本当に嬉しいです」と笑顔でコメント。一方の中川が、「上海で初めてお会いして、カッコよさと溢れ出る色気に衝撃を受けました。今日はその色気を吸い取って帰りたい」と語ると、ジョニーは栗山と中川に歩み寄り、二人をハグしていた。

一方、今回が初来日であるカヤが「日本は大好きです。以前から実は日本に来てみたかったので、夢のようです」と語ると、ジョニーはすかさず「カヤの日本語、上手いね」と茶々を入れる。また、昨年の『キング・オブ・エジプト』に続いての来日となるブレントンは、「スノーボードをしたいけど残念ながら夏なので、冬まで待ちます」と残念そうな表情。

そんなキャスト3人に、本イベントでは日本の夏の祭りを代表して“よさこい祭り”のパフォーマンスがプレゼントされた。『パイレーツ・オブ・カリビアン』の曲「彼こそが海賊」にあわせたよさこいのパフォーマンスを前に、その熱気に驚いた様子を見せながらも、ジョニーは踊り子たちの動きを真似しようと挑戦。

初めてよさこいを見たジョニーは、「レイクタホに住んでたとき、僕もこのダンスを練習していた。ある日、釘を踏んでしまってから踊ってないので、今日はブレントンとカヤが僕の代わりに踊るよ」と、共演者に無茶ぶり。振られたブレントンは、困惑顔で、「今日は僕も、落としたコインを拾おうとするだけでズボンを破いてしまいそうだから……」と、やんわり拒否するも、ジョニーは「証明してみせろ」と食い下がり、27歳年下のブレントンに大人げない対応をみせる。

また、最新作でも健在の愛されキャラ〈ジャック・スパロウ〉について、ジョニーは、「いろんな材料を入れ込んだスープのように作り上げたキャラクターです。あとは監督のみなさんと、そしてそれを楽しんでくれたみなさんが、〈ジャック〉を作ったんです」と語り、ファンにとって嬉しいコメント。

さらにMCから、本作で見逃せないポイントを聞かれたジョニーは、「まずは映画を観逃さないでほしい。冒頭を観たら、真ん中も観てほしい」とコメント。続けてなぜか小声で「……あとは、僕が出てる」と語り、会場を沸かせる。そしてファンを再び見渡しながら、「ここには〈ジャック〉がたくさんいるから、僕は引退します。あとはみなさんに任せます。100人くらいの〈ジャック〉で映画を撮ったら面白いかもね。そのときは僕も出させて」といたずらそうな笑顔を浮かべながら続けた。

最後にジョニーは、「アリガトウ、ジャパン」とファンに向けて感謝の気持ちを伝え、ステージを後にした。終始、上機嫌のジョニーのいたずらが炸裂し、笑いが絶えないイベントだった。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』

2017年7月1日公開

かつて〈ジャック・スパロウ〉と冒険を共にした〈ウィル・ターナー〉は、今や幽霊船フライング・ダッチマン号の船長として呪われた運命を生きていた。その息子〈ヘンリー〉は、父の呪いを解く力が伝説の秘宝“ポセイドンの槍”にあることを突き止める。青年に成長して英国軍の水兵となった〈ヘンリー〉は、ある日、船が“魔の三角海域”近くを航行中、“海の死神”〈サラザール〉に襲われる。“魔の三角海域”の呪いから我が身を解き放つため、〈ジャック〉と彼の持つ“北を指さないコンパス”を欲する〈サラザール〉は、同じく〈ジャック〉を探す〈ヘンリー〉を生かし、〈ジャック〉への伝言を託す。ほどなく〈ヘンリー〉を乗せた船は英国植民地セント・マーティン島に流れ着く。そこで〈ヘンリー〉は、魔女の濡れ衣を着せられて追われている美しき天文学者〈カリーナ〉と出会う。彼女は、幼い頃に生き別れた父が残した、ガリレオ・ガリレイの日記に秘められた謎を解こうとしていた。その謎とは、“ポセイドンの槍”にたどり着くための方法。だが彼女は英国軍に捕らわれ、投獄されてしまう。

【監督】ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリ
【出演】
ジョニー・デップ、ハビエル・バルデム、ブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラリオ、ケヴィン・R・マクナリー、ジェフリー・ラッシュ

オフィシャルサイトhttp://www.disney.co.jp/movie/pirates.html

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