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『ギルティギア』 世界最高峰のアニメ的3Dと秀逸サウンドがアツい!

『ギルティギア』 世界最高峰のアニメ的3Dと秀逸サウンドがアツい!

2017年10月21日に開催される、アークシステムワークスの格闘ゲームタイトルを使用した最大規模の格闘ゲーム公式全国大会“ARC REVOLUTION CUP 2017 in 闘神祭”。先日、『GUILTY GEAR Xrd REV 2(ギルティギア イグザード レヴツー)』(以下、『ギルティギア レヴ2』)が同大会の“Champions Cup部門”における競技種目となったことが発表された。『ギルティギア』は国内のみならず、海外でも格闘ゲーム大会の常連種目となるほどの人気を誇る2D格闘ゲームシリーズだ。

本稿では、プレイヤーを惹き付ける『ギルティギア』のビジュアルやサウンド、その魅力を追求していく。本作を知らない人も、ぜひハードロッキングなビジュアル、ヘヴィメタルのテイストが溢れるサウンドから興味を持ってほしい。

文 / 村田征二朗


ハードロッキングに魅せる攻めのキャラクターデザイン

ゲームの第一印象を決め、遊んでいる最中もプレイヤーのモチベーションを左右するもの、それはゲームのキャラクターや舞台を描くビジュアルです。ゲームシステムのように遊びそのものを決定するものではありませんが、印象という点においてはシステムと同じくらい、あるいはそれ以上に重要な要素でしょう。

筆者がどうしようもなく格闘ゲーム下手なのは前回の記事でも触れた通りですが、それでも『ギルティギア』シリーズに惹かれ続ける大きな理由に、ビジュアルの格好よさがあります。その個性的かつ重厚感を超えた濃さが溢れるキャラクターデザインには、格闘ゲーマーならずとも興味を持たずにはいられません。

▲左が前作『ギルティギア イグザード レベレーター』、右が『ギルティギア レヴ2』のアーケード版メインビジュアル。この攻撃性はまさにハードロック……

これは筆者の持論なのですが、『ギルティギア』に限らず、格闘ゲームのキャラクターというのはビジュアルも設定も、RPGなどのジャンルに比べると濃くなる傾向があるように思えます。格闘ゲームでは、ジャンル上ストーリーにおけるキャラクター描写が少ないため(前回の記事で書いた通り、この常識を『ギルティギア』は覆したのですが)、そのぶんプレイ中にプレイヤーが目にし続けるキャラクターのデザイン、そして必殺技の動きでも個性を出すために、設定面などがことさら色濃くなっています。

『ストリートファイター』、『餓狼伝説』、『サムライスピリッツ』といった格闘家や剣士たちが戦う作品から、『サイバーボッツ』、『ヴァンパイア』などの人外のファイトを楽しめる作品まで、格闘ゲームの歴史を振り返ってみれば、そこに登場するキャラクターたちの濃さは改めて言うまでもありません。そして、そのインパクトゆえに未プレイ者も心を惹かれ、プレイしている人もキャラクターたちに愛着が湧くのです。

▲紙袋を被った身長280センチ超えの巨大医師“ファウスト”や、名前の通りベッドに寝たまま戦う“ベッドマン”など、『ギルティギア』にも強烈なビジュアルのキャラクターが登場します

そんな個性の群雄割拠とも言える格闘ゲーム界の中でも、攻撃性とクールさが同居した『ギルティギア』シリーズのキャラクターたちはひと際異彩を放っており、後述するハードロック、ヘヴィメタルの色を多分に含むサウンドと相まって、かなりの存在感を持っています。

本作に登場する各キャラクターの戦闘スタイルを取ってみても、スタンダードな刀剣や徒手空拳による格闘に始まり、自在に操ることのできる髪の毛を使った攻撃、さらにはビリヤードのボールやキュー、巨大なメスを武器として使うなど、まさに何でもあり、まさにロック! このビジュアルと戦闘スタイルの多様さも、本作の戦闘がプレイヤーにとっても観戦者にとってもエキサイティングになっている要因のひとつです。

▲並みいる個性派の中でも、“アサシン”と呼ばれる組織に関係するキャラクターたちは非常にクール。筆者としてもお気に入りのキャラクターたちです