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猪木の“パワー”(闘魂)注入に来日キャストが唖然!『パワーレンジャー』舞台挨拶を完全レポート

猪木の“パワー”(闘魂)注入に来日キャストが唖然!『パワーレンジャー』舞台挨拶を完全レポート

日本の“スーパー戦隊”を原点とした、日本生まれアメリカ育ちのハイブリッドヒーロー『パワーレンジャー』。世界約160カ国で20年以上にわたって放映され続けているテレビシリーズがハリウッドで映画化された。5人それぞれのドラマが深く描かれ、総製作費120億円が費やされた映画『パワーレンジャー』の7月15日の日本公開を控え、主人公〈レッド・レンジャー〉役のデイカー・モンゴメリーと、〈ピンク・レンジャー〉役のナオミ・スコット、監督のディーン・イズラライトが来日。日本語吹替版キャストの勝地涼、広瀬アリス、鈴木達央、山里亮太、古田新太と共に、国技館で開催されたジャパンプレミアに出席した。スペシャルパワーアンバサダーであるアントニオ猪木がゲストとして登場し、全力で“パワー”(闘魂)注入した舞台挨拶の模様をお届けする。


日本生まれの作品であり、日本が世界公開のフィナーレとなる本作。幅広い世代のファンが詰めかけ、国技館前に敷かれたレッドカーペットにデイカー・モンゴメリー、ナオミ・スコットらが登場した。

その後、国技館で舞台挨拶がスタート。本作のスペシャル映像の上映後、キャスト陣が登場すると、会場は歓声と拍手で包まれてボルテージは最高潮に。

主人公〈ジェイソン・スコット(レッド・レンジャー)〉役のデイカー・モンゴメリーが「コンニチハ!」と挨拶すると、ファンからも歓声が贈られる。続けて、「日本に来られて嬉しいです。レッドカーペットはとっても蒸し暑かったんですが、(出身地の)オーストラリアは今、冬で寒いので、気持ちよく感じました。この映画は日本発の作品なので、日本に戻ってこられてとても光栄です。アリガトウゴザイマス」と語り、会場を沸かせた。

続いて、〈キンバリー・ハート(ピンク・レンジャー)〉役のナオミ・スコットは、「実は日本に来るのは初めてなんです。たくさん美味しいものを食べて(笑)、楽しんでいます。そして何よりも、この作品を日本のみなさんと分かち合えることに興奮しています。映画を楽しんでください」と笑顔で挨拶。

〈ジェイソン・スコット(レッド・レンジャー)〉の日本語吹替を務めた勝地涼は、「幼い頃、『パワーレンジャー』の基になっている『恐竜戦隊ジュウレンジャー』を観て育ちました。まさか、時を経て〈レッド〉の声を担当できるなんて、本当に光栄です」と感無量の表情。さらに「今日(上映される本編)は字幕版ですが、僕たちが声をあてた吹替版も、ぜひ観てください」とアピール。

〈キンバリー・ハート(ピンク・レンジャー)〉の吹替を担当した広瀬アリスは、「レッドカーペットを歩かせていただいて、こんな大きな会場で舞台挨拶できることも幸せです。たくさんの方に観ていただきたい作品です」と笑顔で続けて、ファンからは拍手が贈られた。

3月にアメリカ・ロサンゼルスで開催されたワールドプレミアにも出席し、その際にデイカーとナオミに会っていた勝地と広瀬。勝地が「あのときはドキドキしながら行ったんですが、二人が温かく迎えてくださって。日本でまた会えて嬉しいです」と語ると、デイカーが「アメリカにも来てくださってありがとう」と謝辞を述べ、勝地は「サンキュー」と英語で返答。しかし、広瀬に「ぎこちないですね……(笑)!」とツッコまれていた。一方の広瀬は、「ワールドプレミアで『パワーレンジャー』ファンのみなさんの熱量を実感しました」と前置きしながら、「今日、ジャパンプレミアを迎えて、多くの方が来てくださって、たくさんの方に愛されてる作品なんだなと実感しました」と感慨深そうに語る。

続いて、〈ザック(ブラック・レンジャー)〉の声優を務めた鈴木達央は、「今回、吹替キャストとして『パワーレンジャー』に携わることができて、すごく嬉しく思ってます。ジャパンプレミアに多くの方が来てくださって、(レッドカーペットで)みなさんと交流できたのも思い出深いです。ぜひ、字幕版と吹替版を観ていただいて、SNSで拡散していただきたいです」と挨拶。

機械生命体である〈アルファ5〉役の山里亮太は、「どうもみなさま! ハリウッドデビューした山里亮太でございます~!」とハイテンションに挨拶。さらに「どうもセンキュー! ありがとう! 今、3人が『山ちゃん』って呼んでくれました! まさかこの私が、綾部より先にハリウッドデビューするとは思いませんでした!」と語って会場をさらに沸かせながら、「〈アルファ5〉という大役、全身全霊で挑ませていただきました! みなさんに楽しんでいただきたいんですが、さっき『今日、字幕らしいよ』『えっ!?』って話していました。字幕も素晴らしい作品ですが、ぜひ吹替版も観てください! このキャストは最高なんです!」と熱くコメント。

続いて、古代の“パワーレンジャー”の一人である〈ゾードン〉の吹替を担当した古田新太は、「戦隊ファンのみなさん、ごきげんよう!」と切り出し、「実は、『パワーレンジャー』の前に、『忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE』(02)という戦隊映画で、声の出演をしました。そのときの役が“宇宙忍猿ヒザール”という役でした。今回、ハリウッド版ということで、“壁”(〈ゾードン〉は古代の戦いで肉体を消滅させた“壁の中”の人物)をやっております。このまま一生、レンジャーの役はこないんじゃないかと」と語って、観客の笑いを誘った。

そして、本作の監督を務めたディーン・イズラライトは、「実は僕は、日本からは遠い南アフリカで育ちました。小さい頃、『パワーレンジャー』を観て育ったんです。でもその頃は、スーパーセンタイ(戦隊)がオリジナルだということは知らなかったんです。でも、今ここで、スーパーセンタイを生んだ国である日本で、この映画をみなさんに観ていただくことが出来て、とてもワクワクしています。そして、素晴らしいオリジナルを作っていただいて、世界に発信してくれたこと、心から感謝しています」と熱くコメント。さらに「私たち自身が、とても楽しみながらこの映画を作りましたので、みなさんにも同じくらい楽しんでいただけばと思います」と力強く語ると、日本のファンも大興奮。

ここで、お馴染みのテーマソングをBGMにして、本作のスペシャルパワーアンバサダーであるアントニオ猪木が登壇。

猪木は、開口一番、恒例の「元気ですかーっ!」と挨拶した後、「元気があれば、なんでもできる! 今日はレッドカーペットということで、レッドカードをもらわないようにしなきゃ」と無邪気な笑顔でコメントすると、「日本は元気がないですから、みなさんが盛り上がって、この会場から、映画を観て元気を発信してほしいです」と続ける。 そしてアントニオ猪木の代名詞である闘魂注入の儀式が。問答無用で“パワー”(闘魂)を注入される大役に任命された山里は、タジタジしながら「勝地くんでしょ!?」とやんわり拒否するも、勝地に「どうぞ、どうぞ」と切り返され、「どうぞ、どうぞは、ダチョウ(倶楽部)さんしかやっちゃダメなやつだよ! 注入するなら主人公〈レッド〉の方が良いですよね!? 猪木さん!?」と必死にアピール。しかし猪木は、山里を見つめながら「注入するなら100パーセントの力で……」と一言。さらに山里は、広瀬に「眼鏡、取ったほうが良いですよ」と提案され、観客の拍手を受けて、及び腰ながらも渋々構える。「『パワーレンジャー』だから、5人分ですね」と笑いながら語る猪木から、熱い闘魂注入がプレゼントされた。

ものすごいビンタ音に、ステージ上で倒れ込んだ山里を前に日本キャストは苦笑、来日陣は驚きの表情。MCからの「パワーは入りましたか!?」という質問にも、山里は「パワーが入りすぎて……足にきて…る…」とたどたどしい返答。我に返って「……猪木さん、ありがとうございます。パワー入りました……」とお礼を述べると、猪木は「5人分だから、あと4回ね」とドSな切り返し。さすがに山里はこれには全力で拒否していた。

最後に、ナオミは、「『パワーレンジャー』、ミタネ! ……!? ミテネ!」と挨拶。デイカーは、「山里さん、みんなを代表して(ビンタを)受けていただいてありがとうございました。日本の東京は、食事も美味しいですし、人々は優しいです。文化も大好きです。今日は字幕版の上映なのでここにいるみなさんの吹替音声は聞けないですが、ぜひ、劇場で吹替版も観てください」とアピール。イベントを締めくくった。

映画『パワーレンジャー』

2017年7月15日公開

時は紀元前、古代の地球で世界の命運を決する戦いが終焉を迎えていた。ある5 人の戦士たちによって守られた地球。そこにはやがて新しい命が芽生え、物語は現代に帰ってくる。小さな町エンジェル・グローブに暮らす若者たち〈ジェイソン〉、〈キンバリー〉、〈ビリー〉、〈トリニー〉、〈ザック〉は、ありふれた日々を過ごしていたが、偶然にも同じ時間・場所で不思議なコインを手にし、超人的なパワーを得る。その力に困惑する彼らの前に現れたのは、かつての5人の戦士“パワーレンジャー”の一人〈ゾードン〉と機械生命体〈アルファ5〉。古代に封印された悪の戦士〈リタ・レパルサ〉が蘇り再び世界を滅ぼそうとしていること、そして5 人はその脅威に立ち向かうべく選ばれた新たな“パワーレンジャー”であることが明かされる。しかし自らの運命を受け入れられない彼らは、まだその力を解放できずにいた。地球に残された時間はあとわずか。果たして普通の高校生に、この世界を救うことが出来るのか? 世界が、そして仲間たちが危機にさらされた時、ついに“その力”が目覚める。

【製作総指揮】アリソン・シェアマー、ブレント・オコナー
【監督】ディーン・イズラライト
【脚本】ジョン・ゲイティンズ、アシュリー・ミラー
【出演】
デイカー・モンゴメリー/RJ・サイラー/ナオミ・スコット/ベッキー・G/ルディ・リン
ビル・ヘイダー
ブライアン・クランストン
エリザベス・バンクス
【音楽】ブライアン・タイラー
【美術】ハミッシュ・パーディ
【スーツデザイン】ウェタ・ワークショップ

オフィシャルサイトpower-rangers.jp

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