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松山ケンイチ「子どもが台詞をモノマネしてくれる」とはにかみ。『怪盗グルーのミニオン大脱走』吹替完成報告イベントレポート

松山ケンイチ「子どもが台詞をモノマネしてくれる」とはにかみ。『怪盗グルーのミニオン大脱走』吹替完成報告イベントレポート

 

 全世界で大ヒットを記録した『ミニオンズ』と『SING/シング』を生み出したイルミネーション・エンターテインメントが贈る最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』が7月21日より日本公開される。本作の日本語吹替版が完成し、日本版声優陣による報告イベントが実施された。イベントには、主人公〈グルー〉役の笑福亭鶴瓶をはじめ、中島美嘉、宮野真守、松山ケンイチ、いとうあさこの他、この日、吹替版キャストとして追加発表された生瀬勝久が出席した。イベントでは、本編映像の一部を観ながら、アフレコ時のエピソードを披露。さらに1作目から声優を務めてきた芦田愛菜から鶴瓶へのドッキリVTRのサプライズ上映や、七夕にちなんで願い事を発表。松山のほっこりするエピソードや笑福亭のまさかの願い事が飛び出した、ミニオンたちのようにハチャメチャで賑やかだったイベントの模様をお伝えする。

1作目から主人公〈グルー〉の声を務める笑福亭鶴瓶は、ミニオンのぬいぐるみを抱いてステージに登場。笑福亭はまず、「今年66歳になるんですけど、人形を持ってステージ上に座っているという。すごく危ないんじゃないか」と切り出しながら、「映画を観たんですけど、みなさんがすごく上手くて。(松山ケンイチに向かって)ほんとに初めてやってるんか。宮野は本職ですが、全員が上手いんですよ」と続けて、本作でハリウッド映画の日本語吹替デビューを果たした松山を始め、壇上のキャスト陣を絶賛した。また笑福亭は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に行ったことを報告。しかし、「グルー、ミニオン言うてたって、人気はミニオンばっかりやで! グルーちゃうねん!」と悔しそうな表情で語っていた。

松山は、本作で悪党〈バルタザール〉役の声を担当。ロサンゼルスで開催されたプレミアに出席したときのことを「イエローカーペットを敷いて、遊具とか大きな観覧車とかまであって。たくさんの子供たちが楽しんでいて、僕もすごく楽しかった。オリジナルの役者の方々も楽しんでいらっしゃったのが印象的でした」と述懐。さらに「僕もこのシリーズのファンで、映画を楽しんで観ていたので、このお話が来たときは嬉しかったです。アフレコのときは鶴瓶さんたちと一緒にやらせていただけるのかなと思ったら、一人だったので残念でした。でも完成作を観て、本当に楽しい作品になったと思いました」と語る。

また、〈グルー〉と〈ルーシー〉の所属する反悪党同盟の新リーダー〈ヴァレリー〉の声を担当したいとうあさこは「〈ヴァレリー〉という良い女の役をやらせていただきました。“声が悪い”ことでお馴染みの私を、こんな大きな役で使っていただいた、上の大人の方々に感謝です。よく採用してくださったなと。顔が見えないのをいいことに、気持ちよく収録させていただきました。40分くらいで撮り終わりました(笑)」と報告。これに対して笑福亭は、「俺、4日かかったで!」と訴えていた。

本作の新キャラクター〈バルタザール〉の相棒ロボット〈クライヴ〉役の宮野真守は、「毎回出演させていただいていて、すごく嬉しいです。やっぱり『怪盗グルー』シリーズは最高に面白いですし、最高に泣けますし、今回新たに増えたキャラクターもすごく魅力的。僕も楽しんで収録させていただきまして、完成作を観て『やっぱり師匠、上手いな』と」と語ると、笑福亭は嬉しそうな表情。続けて宮野は「本当にみんなが(キャラに)ハマりすぎて! 僕も一生懸命に今回の役に向かっていきましたし、楽しんでいただけると思います」と笑顔を見せる。

今回が声優初挑戦となった生瀬勝久は、〈グルー〉の生き別れの双子の兄弟〈ドルー〉の声を担当。生瀬は「普段は俳優で、ほとんどビジュアルで芝居してますので、声のお仕事をさせていただけるというのはすごく嬉しいです」とボケながらも、「とにかく楽しかったです! 吹替は本当にやったことがなくて」と語る。すると笑福亭が「ほんまに生瀬やってわからなかった。松山くんもやけど、上手いねん。もともとの声じゃないから」と称賛するも、生瀬は「いや、結構もともとの声なんです」と否定。「やっぱり、僕は顔の方が出ちゃうみたいで。テレビでも、顔を隠せば結構良い芝居してるんじゃないかなと思うんですけど」と続けて、会場を沸かせた。 

ここで、映画本編の一部映像を観ながら、アフレコ時の話に。まず、〈ヴァレリー〉と〈ルーシー〉、〈アグネス〉の映像が上映され、〈グルー〉の妻〈ルーシー〉役の中島美嘉の一部シーンを観た笑福亭は、「〈ルーシー〉はもう美嘉にしか見えへん」と絶賛。

さらに笑福亭は「収録のとき、俺が『自信ないわ』って言ったら、事務所の社長に『そうですよ。鶴瓶さん、あんまり上手くないですよ』って言われた。何作目やと思ってるの! 思わず、『えー!?』って言うたわ!」と、まさかの社長からのダメ出しがあったことを明かした。さらに、「居直って『じゃあ、上手いってなんですか!』って言った」とのことで、生瀬に「味がある、ということでしょう」とフォローされるも、「味なんてどうでもええねん!」とキレ気味に返答していた。

続いて、〈バルタザール〉と〈クライヴ〉の映像が流されると、初アフレコとは思えない松山の演技にキャスト陣から拍手が贈られる。「子ども(に見せるの)が楽しみやっていう気持ちもあったんやろ?」と笑福亭に聞かれた松山は、「そうですね。(子どもに)見せたいなっていうのもありました。だから、出来るだけテンションを上げていきたいっていうのもあって。一緒に子どもと観たんですけど、ずっと(台詞を真似して)『ぼくちゃん、悪い子ちゃん』って言ってました(笑)」と微笑ましいエピソードを披露した。

続いて、〈ドルー〉のハイテンションな初登場シーンが流され、生瀬は「良いキャラクターのアフレコをさせていただいて、ほんとよかった」としみじみ。しかし笑福亭は「〈グルー〉と〈ドルー〉って似てるから、間違えて〈ドルー〉の台詞を読んだことがある。監督に『それ〈ドルー〉です』って言われた(笑)」と、アフレコ時のまさかのミスを明かした。 

さらに、MCから「もしミニオンがいたら、何をしてほしいか?」という質問に対し、宮野は「忙しいときに代わりにアフレコに行ってほしい。ミニオンたちが一生懸命しゃべってる姿は可愛いですし、ミニオン語でアフレコも面白いんじゃないかな」と語る。いとうは、「マッサージかな。ちょっとミニオンの素材がわかんないですけど。硬いのか、柔らかいのか」と前置きして会場を沸かせながら、「あれだけ数がいたら、全身を踏んでもらいたい」と続けたが、宮野に「ミニオンたちは絶対ミスしますよ」と返され、「それは溢れ出る母性で許します。とにかく近くにいてほしいほしいです。一人だと死んじゃうんで……」と切実な思いを吐露。中島は、「私、騒がしいのが苦手なんです(笑)。あんまり喋らないでほしいかもしれないです……。ミニオンってバナナですよね? バナナなら食べられる」と衝撃の発言。そして松山は「2作目(『怪盗グルーのミニオン危機一発』)でエル・マッチョが出てきたときに、ゼリーの工場が出てきたじゃないですか。あんな感じで、農業とかやりたい」とコメントした。生瀬は、「人気にあやかりたい」と即答。笑福亭に「やらしいな、おい!」とツッコまれたが、生瀬は真面目な面持ちで「僕に欠けているものを補ってほしい。子供たちの人気とか。とにかく子供に人気がないので」と説明した。そして笑福亭は、「あさことかに飲みに呼び出されるんですよ。飲んでるところにミニオンを30体くらい連れていったら喜ぶやろ。サプライズのときに連れていきたい」と語っていた。

そしてここで、〈グルー〉の三女〈アグネス〉役の芦田愛菜から、ビデオレターが。しかしその映像は、笑福亭に秘密で進行されていたドッキリ企画で、笑福亭の写真撮影の現場に芦田が潜入し、写真に写り込むという内容だった。このドッキリに笑福亭は最後まで気づいていなかったそうで、映像を観ながら「え!? いてたん!?」と驚きの表情。笑福亭は、「全く気付かなかったし、もっと怖いのは、『会ったのにもう忘れてるんかな』と思いながら観てた。会ってなくてよかった」と安堵した様子だった。

またこの日は七夕の前日ということで、キャスト陣それぞれが七夕の短冊に願い事を書いて発表。いとうが代読した芦田の願いは「今年の夏の間にクロールの息継ぎが上手く出来るようになりますように」という可愛らしいもの。生瀬は「5オクターブの声域がほしい。いろんな声が出れば、これからもお仕事が舞い込んでくるんじゃないかな」と語り、松山は「普通ですなんですけど、健康第一です」とコメント。いとうは「叶うかどうか難しいかもしれないんですけど……」と前置きした上で、「今夜も美味しいビールが飲めますように」と書いており、宮野からは「いつものことじゃないですか」というツッコミが。そんな宮野は「バラエティ番組に出たい」とガチのお願いを書いていて、「こういうお仕事で師匠とかとお会いして、僕もバラエティに挑戦してみたいなって」と語ると、笑福亭が「言うとくわ」と、約束していた。そんな中、中島だけは「いつまでも〈グルー〉と仲良しの夫婦でいられますように」と書いており、唯一、映画と絡ませた願い事をした中島に登壇陣から「偉い!」と称賛が贈られた。そして、笑福亭は話題のニュースに言及。「このハゲーが流行語大賞になりませんように」と、まさかの願い事を発表し、会場を沸かせた。

最後に笑福亭は本作について、「本当に感動しました。特にミニオンがオーディションに出るシーンは感動するんです。ぜひ子供にも観てほしい。ぜひ、ご家族で観に行ってほしいです」と作品をアピールして、イベントを締めくくった。

映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』

2017年7月21日公開

悪党稼業から足を洗い、反悪党同盟の捜査官になった〈グルー〉の前に、新たな悪党〈バルタザール・ブラット〉が立ちはだかる。様々なガジェットを駆使して犯罪を繰り返す元子役スターを取り逃がしたことで、〈グルー〉は反悪党同盟をクビになってしまう。ある日、落ち込む〈グルー〉に信じられないニュースが届く。なんと〈グルー〉には生き別れになっていた〈ドルー〉という双子の兄弟がいたのだ。フサフサの金髪、魅力的な笑顔、父親から養豚場と莫大な財産を相続した富豪……。どこをとっても〈グルー〉とは正反対で、非の打ちどころのない彼の夢は、偉大な悪党だった父の志を継ぎ、天下の大悪党になることだった。一方、〈グルー〉が職を失ったことを知った〈ミニオン〉たちは、これを機に再び悪の道に戻ってくれるのではないかと期待したが、その世界には戻らないと告げられる。生きがいを求めて〈グルー〉と決別し、新たな最強最悪のボス探しの旅を始めるが、ある出来事をきっかけに刑務所に入ることになってしまい……!?

(日本語吹替版本予告映像)

【プロデューサー】クリス・メレダンドリ
【監督】ピエール・コフィン、カイル・バルダ

【声の出演(字幕版)】
スティーヴ・カレル、クリステン・ウィグandトレイ・パーカー

【声の出演(吹替版)】
笑福亭鶴瓶、松山ケンイチ、中島美嘉、芦田愛菜、須藤祐実、矢島晶子、いとうあさこ、山寺宏一、宮野真守、福山潤、LiSA and 生瀬勝久

【エンドソング】ファレル・ウィリアムス「Yellow Light」

【配給】東宝東和

オフィシャルサイトhttp://minions.jp/

©UNIVERSAL STUDIOS.

【関連楽曲】

(エンド・ソング♪ファレル・ウィリアムス「Yellow Light」ミュージック・ビデオ)

Pharrell Williams

Yellow Light (Despicable Me 3 Original Motion Picture Soundtrack)

(劇中曲♪ファレル・ウィリアムス「There’s Something Special」ミュージック・ビデオ)

Pharrell Williams

There’s Something Special (Despicable Me 3 Original Motion Picture Soundtrack)

【ファレル・ウィリアムスのその他の作品はこちら】

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