映画『銀魂』  vol. 1

Interview

まさかの!? そして奇跡の実写化! 小栗旬・菅田将暉・橋本環奈が「銀魂」の現場を語り尽くす

まさかの!? そして奇跡の実写化! 小栗旬・菅田将暉・橋本環奈が「銀魂」の現場を語り尽くす

キャストとスタッフ陣の全力と本気を感じとってほしい

数々の笑えるシーンがありますが、特にみなさんがウケたのはどこでしょうか?

小栗 やっぱり勘ちゃん(=中村勘九郎)を置いてほかにはないでしょうね。

菅田 真選組の近藤勲局長。めちゃくちゃカッコつけた挙げ句、海に落ちていくところとか、本当に笑いましたね。タイムラグが最高なんだよなぁ(笑)。

橋本 私も近藤さんが面白かったです!

小栗 ただ、勘九郎さんの撮影スケジュールが1週間くらいしかなかったので、初日にカブトムシを捕まえに行くシーンをロケで撮って、万事屋に現れるくだりを撮って、僕らとは別日で真選組のシーンを撮る、といったハードスケジュールだったんですよ。

菅田 勘九郎さん、竹刀を素振りするシーンで本当に全裸になったんですよね。

橋本 え〜っ!

小栗 そうそう、別に、その……前バリとかしても全然いいのに、勘九郎さんが全裸で現れちゃったものだから、(土方十四郎役の)柳楽(優弥)くんがマトモに芝居できなかったという(笑)。

菅田 そりゃそうだろうなぁ(笑)。

小栗 (柳楽の口調で)「ちょっと待ってくださいよ、何か出てるんですけど!」って。そんなこんなで、勘ちゃんは「銀魂」においてとんでもない慣例をつくってしまったわけです。

菅田 そうですよね。今後、また「銀魂」関連で何か撮ることになったとして、しかも脱ぐシーンが出てきたとしたら、僕ら全裸にならないといけないっていう。

橋本 いやだ〜っ(笑)。

小栗 でも、「銀魂」の原作には全裸が結構出てくるからねぇ。

菅田 変なルールをつくられちゃったなぁって(笑)。でも、初日に勘九郎さんの近藤局長のビジュアルを見た時、「よし、この作品は絶対にイケる!」って思いましたよ。

小栗 そうそう、近藤さん見て「この映画、勝ったな」って思ったよ。

橋本 初日から振り切っていらっしゃいましたよね。もう笑いが止まらなくて!

©空知英秋/集英社 ©2017映画「銀魂」製作委員会

初っ端から手応えがあった、と(笑)。

菅田 まさかね、のちに人間国宝になるかもしれないような人がですよ、ハチミツを体中に塗ってカブトムシの餌になるという役柄を、全力で演じるとは思っていなかったですから。

小栗 しかも、「銀魂」のために節制していて、現場で鶏のササミしか食べていなかったですからね。ある意味、本業の歌舞伎よりも力入れていたんじゃないかって(笑)。それくらい「銀魂」に情熱を傾けてくれたんだなって思ったら、胸が熱くなりました。でも、将暉だって新八に全力だったでしょ?もちろん、環奈も神楽に対して。ね?

菅田 はい、それはもう。

橋本 私も全力でした。

小栗 正直、最初に将暉が新八役だと聞いて、ハマるのかなと思ったところもあって。というのは、菅田将暉は華がある役者だから。ところが、現場に来てみたら、地味なんですよ。ちゃんと新八がそこにいるんです。菅田将暉のオーラが一つも感じられなかった(笑)。メガネが歩いてるっていう姿になっていて。

橋本 あ、それすごくわかります!

菅田 そこですよね、新八は。

橋本 私、銀ちゃんと新八を見た瞬間に、原作の世界にスッと入れましたから。

菅田 カンカンはあんなに髪を染めたのって、初めて?

橋本 はい、初めてでした。

小栗 あれはうまくハマったよなぁ〜。環奈は地毛で神楽を演じているんですよ。

あ、そうだったんですね!

菅田 素晴らしいよね。だって、新八はカツラだったから……(笑)。

橋本 最初はきれいなオレンジに染まらなくて、茶髪っぽい感じだったんです。なので、合計で4回ブリーチして、そこからオレンジを入れていって。でも、撮影期間中に髪の根元とか生え際が黒くなってきて、オレンジのマスカラを塗ったりしていました。ああ、何か懐かしいですね……。

小栗 実は僕も最初は銀髪に染めたんですよ。でも、どんどん毛先からブチブチ切れていって、結局カツラを着けました(笑)。たぶん、もう二度と銀色には染めないと思います。

橋本 撮影が進むにつれ、どんどん髪が短くなっていきましたよね?

小栗 そうそう。見かねたメイクチームが、「もう銀ちゃんが銀ちゃんじゃなくなっちゃうので、カツラにしましょう」って言ってくれたんです。

菅田 めっちゃ地毛の銀色もハマってたんですけどね……。あと、個人的にはですけど、ふだん目が死んでいる銀ちゃんが、カブトムシを見つけたりすると、その瞬間に目がガッと開くんですよ。そのデッカい目を見た時に、「わ、銀さんだ!」と思いましたね。あと走り方も。身体が大きいから、大人なのにはしゃいでる感じがよく出ているんですよ(笑)。

橋本 虫かごを持っているところとか(笑)。

菅田 福田さんの指示で、原作よりも銀ちゃんの年齢って上がっているんですよね?

小栗 うん、30歳を超えているという設定になっているね。

菅田 その30を過ぎたイイ大人が、カブトムシを必死に追いかけているっていう図が何とも面白かったし、それを体現できるのは小栗さんしかいないだろうなと、しみじみ思ったんですよね、あのとき。

橋本 そう、大人だからカワイイというか。 

小栗 何だよ、あんまり褒められると何だか恥ずかしいじゃないかー(笑)。

映画『銀魂』

2017年7月14日公開

【ストーリー】
銀髪天然パーマのぐうたら侍、でも仲間を護るためにはキリッと光る“万事屋銀ちゃん”こと坂田銀時とその周りで起こる大騒動。
そして、不可解に絡み合う謎の事件…。


幕末の江戸、鎖国を解放したのは黒船――ではなく、エイリアンと宇宙船だった!
今や地球人と宇宙からやってきた天人(あまんと)が共に暮らす、将軍おひざ元の江戸・かぶき町。ここで、なんでも屋「万事屋(よろずや)」を営む銀時は、従業員の新八や居候の怪力美少女・神楽といつものようにダラダラした午後を過ごしていた。だが、ぼんやり見ていたTV番組のニュースで、カブトムシ狩りで一攫千金できると知り…、てんやわんやの大騒動で幕が開く!
ある日、万事屋に仕事依頼が舞い込む。江戸で暗躍する攘夷志士の桂が謎の辻斬りの凶刃に倒れ行方不明になったというのだ。
その影にうごめくのは、「人斬り似蔵」の異名を持つ浪人・岡田似蔵。そしてかつて銀時と共に攘夷志士として救国のため戦った高杉晋助。
捕らわれた仲間を救出するため、この世界を護るため――満身創痍の銀時はひとり、走り出す。江戸の空に浮かぶ戦艦で、一世一代の大バトルが始まろうとしていた――!

監督:福田雄一
原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:小栗旬 菅田将暉 橋本環奈 柳楽優弥 新井浩文 吉沢亮 早見あかり ムロツヨシ 長澤まさみ 岡田将生 佐藤二朗 菜々緒 安田顕 中村勘九郎 堂本剛
主題歌:UVERworld「DECIDED」 製作:「銀魂」製作委員会
制作プロダクション:プラスディー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©空知英秋/集英社 ©2017映画「銀魂」製作委員会
オフィシャルサイトgintama-film.com
オフィシャルTwitter@gintama_film

■主題歌

UVERworld
DECIDED
2017年7月12日発売
主題歌を担当したUVERworldのインタビュー記事はこちら

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2017.07.12


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