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『鉄拳7』未経験者にオススメ!その理由を大公開!

『鉄拳7』未経験者にオススメ!その理由を大公開!

23年前にシリーズ第1作が登場して以降、つねに格闘ゲーム界を牽引してきた『鉄拳』シリーズ。

その勢いは現在も衰えず、今年6月には最新作の『鉄拳7』がPS4とXbox One、Steamで登場。世界的な格闘ゲーム大会“EVO 2017”でも正式種目に採用されるなど、格闘ゲーム界においては根強い人気を誇っています。しかし、長年続くシリーズは、その人気と伝統が高いハードルになり、未経験者には手が出しにくいもの。本シリーズに興味を持ちながら、一度もプレイしたことがない人もいることでしょう。
『鉄拳』シリーズはその実、欧州ではパーティーゲームとして親しまれているという話もあるほどに遊びやすいゲームです。最新作が発売されて初めての夏を迎えるいまは、じつは『鉄拳』シリーズに入門する最大のチャンス。

本稿ではシリーズ初心者に向け、事前知識ゼロからでも遊べる『鉄拳7』ストーリーモードの魅力を紹介していきます。
熟練プレイヤーは、どうぞ見守ってください。

文 / 大工廻朝薫


三島家の親子喧嘩、23年目の決着!

『鉄拳』シリーズと言えば、対戦格闘ゲームを代表する作品のひとつ。各地のゲームセンターでは、日々多くのプレイヤーたちが鎬を削り合っています。

しかし、対戦の盛んなゲームは、ひとりでじっくり遊びたい人には向かないという一面もあります。これまで『鉄拳』シリーズに触れてこなかった人の中には、対戦格闘ゲームそのものを遊ばない人も少なくないでしょう。

とは言え、格闘ゲームの魅力は、対戦に勝利する喜びだけではありません。個性的なキャラクターや、彼らが織りなす物語に触れることもまた、立派な格闘ゲームの楽しみかたです。

アーケード版の『鉄拳7』は対戦ツールとして非常に人気の高いゲームですが、家庭用はそこからさらにストーリー面を強化。“The Mishima Saga”という、23年間の集大成とも言うべき、特別なストーリーモードが追加されました。

この“The Mishima Saga”こそが、シリーズ未経験者に『鉄拳7』をオススメする最大の理由なのです。

三島一八と三島平八、因縁の歴史を追う

『鉄拳』シリーズのストーリーを一言で説明すると、“The Mishima Saga”という名前が示す通りの“三島家による世界を巻き込んだ親子喧嘩”です。

第1作目となる『鉄拳』の主人公は三島一八。かつて母を殺して自分を谷底へ投げ捨てた父・平八に復讐を誓い、平八の主催する格闘大会“The King of Iron Fist Tournament”へと参加する三島一八の物語が描かれました。

▲『鉄拳』ポスター。みんなまだ少しカドのあったころです。後述する“ギャラリーモード”で見ることができます

その後、シリーズ2作目の『鉄拳2』では、平八が一八に対してリベンジを果たしました。

▲同じく“ギャラリーモード”より、『鉄拳2』ポスター。こちらでは平八が主人公に

以降のシリーズでは、一八の息子や異母兄弟、平八の父なども登場。シリーズを重ねるごとにさまざまな事件が起こってきましたが、その中心で物語をかき回しているのは、いつも三島家の人々でした。これもまた、シリーズを通して変わらない『鉄拳』らしさのひとつです。

“The Mishima Saga”では、そんな三島家の長きに渡る親子喧嘩がついに決着の時を迎えます。さらには、これまで歴史の裏に隠されてきた数々の真実も明らかに。シリーズにひとつの区切りが付くこの節目こそ、その壮大な物語を肌で感じ、『鉄拳』シリーズに入門する最高のタイミングと言えます。

とは言え、23年間の積み重ねを経た大河ストーリーの結末に、これまでの物語を知らないまま触れることに抵抗を覚える人も多いでしょう。

しかし心配はご無用。本作では“ギャラリーモード”にて、シリーズ歴代作品のエンディングムービーやイベントムービーが閲覧できます。本作1本あれば、『鉄拳』シリーズ23年間のストーリーを、初代『鉄拳』から順を追って楽しむことが可能なのです。

▲ギャラリーモードには、過去作のキャラクター別エンディングムービーや各種イラストなど、シリーズを知ることのできるさまざまな資料が収録されています

▲『鉄拳』KAZUYAエンディングムービーより、平八を崖下に投げ捨ててニッコリ笑顔の一八。最初の決着にして、その後の親子喧嘩に続くきっかけともなったこのムービーも、『鉄拳7』の中で見ることが可能です