映画『あさひなぐ』完成披露上映会イベントにドレッシーな乃木坂46が登場し、ヒット祈願の鏡割り!

映画『あさひなぐ』完成披露上映会イベントにドレッシーな乃木坂46が登場し、ヒット祈願の鏡割り!

乃木坂46を起用した「あさひなぐ」プロジェクト。週刊ビックコミックスピリッツ(小学館)で2011年より連載開始、現在23卷まで発売されている「あさひなぐ」を原作として、映画と舞台を同時に展開するプロジェクトである。その舞台は5月から6月にかけて、東京、大阪、名古屋で上演され、ライブビューイングを含めるとのべ約4万人の動員を記録した。舞台版とはキャストも一新し、いよいよ映画版が9月22日全国ロードショーと間近に控え、映画「あさひなぐ」完成披露上映会イベントが、8月28日(月)TOHOシネマズ六本木で行われた。

上映に先立ち、西野七瀬・桜井玲香・松村沙友理・白石麻衣・伊藤万理華・富田望生・生田絵梨花・英勉監督が登壇、映画版の主要キャスト、監督が集結。映画での道着姿ではなく、ドレッシーな黒の衣装を身にまとった乃木坂46メンバーが登場すると、割れんばかりの拍手と歓声に迎えられた。

東島旭役で主演を果たした西野は完成した作品について、「観終わった後にどんな感想が浮かぶのか、楽しみな気持ちがいっぱいです。なぎなたもみんな頑張ったので、“カッコいいな”と思ってもらえると思うので楽しんでほしいです」と今の気持ちを語った。

今作の大きな見どころになっている“なぎなたでの試合シーン”。乃木坂メンバーは演じることに加え、リアルな“なぎなた”シーンを披露しなければならない課題があった。未経験な状態からスタートし、撮影前はもとより、撮影期間中にも必死に基本動作と試合の構成をたたきこみ、吹替えの準備もされていたようだが、ほとんどのシーンを乃木坂メンバーが演じている。この映画に関わる全てのキャスト、スタッフがこの映画に対する熱い想いを持って望んだ意欲作となっている。

そのなぎなたの稽古について聞かれた西野は「年明けくらいから稽古をはじめたんですが、なぎなた自体も重くて扱うのも大変だったし、足の裏の皮がめくれそうになったり、筋肉痛だったり、いろいろ苦労しましたが、なにも知らなかったなぎなたのことを知ることができたいい経験でした」と語った。なぎなたシーンの撮影について英勉監督は「思ったより(動きが)早いんですよね。あとは、こういうきれいな人たちが面をかぶっているという…なんで面越しでこの人たちを撮るんだろうという根源的な問題が…」と話すとメンバー、そして会場から笑いがこぼれた。

ツッぱったところがある八十村将子を演じた乃木坂キャプテン桜井は、自身のイメージと違う役だったのでは?と聞かれると「役をもらった時はキャラと違うと言われてましたが、私自身はそれほど違和感を感じてなくて、逆に作り込みやすいかもという印象でした。実際演じてみると、将子ちゃんは剣道経験者だったので、試合シーンに剣道要素を入れ込んめば、らしさがでるかもと思って入れてみたんですけど、すごい難しかったですね」と話すと、キャラクターから監督にある要望をしつこく言われていたエピソードへ。「監督に、試合中にもっと暴言をはいてくれ!って、すごい言うんですよ!のっと相手をののしってくれって。」と裏話を披露した。

真剣に臨んでいたからこそ、撮影途中、心がおれそうになったこともあったようだ。

松村は「私の試合シーンを撮る前日に、監督が変えたいって言って、試合の内容が変わった時に心がおれそうになりました」と振り返った。そのシーンを演じるにあたって、約1カ月前から練習を繰り返していたようで、前日に言われた松村は「さすがに明日は無理かも…」と思っていたらしい。それを乗り越えられたのは、周りのスタッフの支えがあったようだ。その声に応えるように、迫力のある試合シーンに仕上がっている。

二ッ坂高校エース宮路真春を演じた白石は「とにかくなぎなたが強くなければいけないということで、稽古を始めた日に、指導の先生から真春ちゃんだけは厳しくいくからねと言われて、正直心が折れそうになったんですけど(笑)。でも、なぎなたができてくると楽しいんですよ。それがうれしくて、苦ではなかったです」と笑顔で答えていた。

登壇者で唯一乃木坂外のキャスト富田も振り返る。「原作の大倉文乃も設定を変えてかわいい子を入れることもできたと思いますが、キャラクターを活かすということで指名されたのは素直にうれしかったです。でも練習に入るまで不安もあったんですが、皆さんもの凄くやさしいんですよ!練習を重ねて、なぎなたを通して距離が近くなっていったなと感じてます」と弾んだ声で充実感をアピールした。

映画後半登場、負けず嫌いで旭のライバル一堂寧々を演じた生田も役としっかり向き合っていた。「何故寧々ちゃんが気を強くやっているか、映画ではなかなか描写できていないので、怖いとか強いというイメージだけではもったいないよね、と監督と話して。子供らしい素直さからくるふてぶてしとか拗ねてる感じとかかわいらしさを映画ならではで演じさせて頂きました」と振り返った。旭との迫力のある試合シーンは劇場で確かめてほしい。

監督もキャストを絶賛。「練習を重ねていくうちに、役柄としてのなぎなた…旭ちゃんなら旭ちゃんのなぎなた、真春は真春のなぎなたと、それを吹替えでは真似できないんですね。立ち方、打ち方、逃げ方、姿勢だったりキャラクターに寄り添ってくれてたので、吹替えなしでやってもらいました」とキャストとの信頼感が伝わるエピソードを紹介してくれた。

最後に映画完成のお祝いとして鏡割り(スポーツドリンクが樽一杯)と、大ヒットを祈願して白石による乾杯が行われた。

 

今回の完成披露上映会は全国143館でライブビューイングも実施され、全国で公開が待たれる本作。アイドル映画と侮るなかれ!なぎなたに全力で取り組む女子高生のみずみずしい青春映画は観ていると本当に清々しい。何かに打ち込める幸せ、そして仲間との絆を改めて思い、奮い立たせられるような気持ちを感じさせられる。9月22日(金)全国ロードショー。

取材・文/エンタメステーション編集部 撮影/竹下力


映画『あさひなぐ』
2017年9月22日(金) 全国ロードショー

【キャスト】
西野七瀬 桜井玲香 松村沙友理 白石麻衣 伊藤万理華 富田望生 生田絵梨花
中村倫也 森永悠希  角替和枝 江口のりこ

【STORY】
春、元美術部で運動音痴の主人公・東島旭は、二ツ坂高校へ入学する。旭は1つ先輩の宮路真春と出会い、その強さに憧れ”なぎなた部”入部を決意! 同級生の八十村将子、紺野さくら、2年生の野上えり、大倉史乃と共に部活動をスタートしたが、”練習は楽で運動神経がなくても大丈夫”―そんな誘い文句とは真逆で稽古は過酷そのもの! やがて3年生にとって最後となるインターハイ予選を迎える。順調に勝ち進んだ二ツ坂だったが、決勝でダークホースの國陵高校に敗れてしまう。なかでも國陵の1年生エース・一堂寧々の強さは圧倒的だった。野上新部長のもと再スタートを切った二ツ坂は、山奥の尼寺で僧侶・寿慶(江口のりこ)の厳しいしごきによる、地獄の夏合宿を経て一回り大きく成長し、挑んだ秋の大会。再び二ツ坂の前に宿敵國陵高校と一堂寧々が立ちふさがる。そこで、二ツ坂にとってまさかの出来事が―。真春は部活動に姿を見せなくなり、精神的支柱を失った二ツ坂はバラバラになってしまう。そのとき、旭は・・・・・・。物語はクライマックスへ向けて大きく動き出す―。

【原作】こざき亜衣「あさひなぐ」(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中) 
【脚本・監督】英勉
【主題歌】いつかできるから今日できる/乃木坂46(10月11日発売)
【配給】東宝映像事業部

©2017 映画「あさひなぐ」製作委員会 ©2011 こざき亜衣/小学館 

オフィシャルサイト asahinagu-proj.com

「あさひなぐ」原作