「すごく変で、狂っていて、とても愛おしい」松岡茉優主演『勝手にふるえてろ』村田沙耶香、羽田圭介ら著名人のコメント到着

「すごく変で、狂っていて、とても愛おしい」松岡茉優主演『勝手にふるえてろ』村田沙耶香、羽田圭介ら著名人のコメント到着

12月23日より公開となる松岡茉優の初主演映画『勝手にふるえてろ』公開に合わせ、芥川賞作家・直木賞作家をはじめとした著名人からのコメントが公開された。

本作は、2001年に『インストール』でデビュー、『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞した作家・綿矢りさによる妄想力爆発の同名恋愛小説を松岡茉優を主演に迎えて実写化。黒猫チェルシーのボーカルであり、役者・映画監督としても独特の存在感を放つ渡辺大知と、DISH//でボーカル・ギターを務め、『君の膵臓をたべたい』『恋と嘘』など話題作への出演が続く北村匠海のほか、石橋杏奈、古舘寛治(※)、片桐はいりなど個性的なキャストが脇を固める。
 ※「古舘寛治」の「舘」は、「舎+官」が正式表記。




松岡茉優演じる24歳まで片思いしか恋愛経験のないOL・ヨシカが、突然交際を申し込んできた会社の同期“二(渡辺大知)”とのリアル恋愛に乗り切れず、脳内片思いを10年間続けている中学時代の同級生・イチ(北村匠海)と再会するために同窓会を計画する……というあらすじ。著しく自己評価の低く、世の中を斜めから見ている、いわゆる“こじらせ女子”ヨシカが、もがき、苦しみながら、恋愛”と“本当の自分”に向き合っていく姿に、現代女性の半分は共感し、応援したくなるはすだ。



そして今作は本年度の東京国際映画祭において、日本映画で3年ぶりとなる“観客賞”と宝石の原石を意味する“東京ジェムストーン賞”のW授賞を果たし、今最も注目を集めている。そんな本作の公開に合わせ、芥川賞作家・直木賞作家をはじめとした著名人からのコメントが到着した。

この小説を映画にするってどういうことだろう。そう思っていた二時間前の自分に教えてあげたいです。
綿矢さんの作品ならではの痛みも、突飛さも、もどかしさも、開放感も、形を変えて全部ちゃんと襲いかかってくるよ、と。                                          

朝井リョウ(小説家/ 直木賞受賞)

この映画は、すごく変で、狂っていて、とても愛おしい。
ヨシカの中には、「恋」と「人間」が奇妙なまま標本になっている。
その純粋さからも、いびつさからも、目が離せない。

村田沙耶香(小説家 / 芥川賞受賞)

20代のころは中高時代の片想いを、おしゃぶり昆布みたいにいつまでも味わって生きながらえてた。
そうでない女子なんているの!? 

山内マリコ(作家)

描いた物語を、自分の思うように語りたい。それが独り言であったとして、語られる自分もまた他者になるような反復に、揺り動かされる主人公。
松岡茉優さんの、一歩引いてはいるがスレてはいない、絶妙な匙加減の眼差しが最高。

羽田圭介(小説家 / 芥川賞受賞)

綿矢りささんらしい原作を、実にたくみに料理して映像化したなと唸らされました。
ヨシカという人のイタさが辛気くさくない形で絶妙に表現されていて、さすがイタい女を描かせたら右に出る者がない大九明子!!

平山瑞穂(小説家)

 学生時代のドブ臭さは、大人になって抗ったところでどうやっても消えないものです。
映画後半の「うわ」と言わざるをえない展開は軽くヘコむレベル!
「陰キャ」というのは因果なものですねえ・・・。

ヒャダイン(音楽クリエイター)

 ヨシカを一言で言うなれば「愛すべき暴走ガール」だろう。彼女の暴走は尋常じゃない。
まずはこの迷惑でややこしい女の子を見て欲しい。
観客であるわたしまでも振り回されて、最後には好きになってしまった。悔しい。

夏生さえり(ライター)

映画情報

『勝手にふるえてろ』
12月23日(祝・土)、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー
原作:綿矢りさ著『勝手にふるえてろ』文春文庫刊 
監督・脚本:大九明子 出演:松岡茉優 渡辺大知(黒猫チェルシー) 石橋杏奈 北村匠海(DISH//) 古舘寛治 片桐はいり
配給:ファントム・フィルム
(C)2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会
※「古舘寛治」の「舘」は、「舎+官」が正式表記。

映画『勝手にふるえてろ』オフィシャルサイト
http://furuetero-movie.com/

勝手にふるえてろ』原作