「主役が人気アイドル、一抹の不安があった」錦戸 亮 主演映画『羊の木』。原作:山上たつひこ&いがらしみきおのコメント公開

「主役が人気アイドル、一抹の不安があった」錦戸 亮 主演映画『羊の木』。原作:山上たつひこ&いがらしみきおのコメント公開

現在全国公開中の映画『羊の木』の上映を記念して、原作者の山上たつひこと、いがらしみきおの両名からのコメント、さらにいがらしによる描き下ろしイラストが解禁された。

本作は、2014年に文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した、山上たつひこといがらしみきおがタッグを組み、同名漫画を実写映画化したもの。『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八監督がメガホンをとり、センセーショナルな問題作のテーマはそのままに新しい衝撃と希望の結末を作り上げたヒューマンサスペンスとなっている。主人公の月末(つきすえ)を演じるのは、本作が吉田監督作品への初参加となる錦戸 亮。さらに松田龍平、木村文乃、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中 泯ら俳優陣が名を連ねる。

公開されたコメントで山上は、「主役が人気アイドル、共演者もテレビでよく見かける顔。一抹の不安があった」と映画化にあたって感じていた正直な気持ちを明かすも、「それは杞憂だった」と断言。「出演者はテレビから映画への切り替えスイッチを持っているかのようにギアを上げ、大画面にふさわしい重厚さを醸していた。優れた映像作家は独自の魔法を使う。俳優の、テレビでは見せることのない深い陰影は、吉田大八監督のマジックの手際の一つであるに違いない」と絶賛している。いがらしも「全編とおして画面の緊張感が素晴らしいです。原作よりもさらに焦点を絞ったため、その分、熱くなり、焦げ、煙を発し、青白い炎を上げて燃えているような映画になりました」と太鼓判を押している。また併せて公開されたいがらしによるイラストは、金沢の特別試写会で本作を鑑賞した際に印象的だった一コマを切り取っている。


【山上たつひこ(漫画家):コメント全文】
喜劇であれ、悲劇であれ、ホラーであれ、ドラマには張りつめた空気がなくてはならない。
上質の虚構を作り出そうとする意思が発する緊張感である。
主役が人気アイドル、共演者もテレビでよく見かける顔。一抹の不安があった。
原作の世界観をどこまですくい上げていただけるのだろうかと。それは杞憂だった。
出演者はテレビから映画への切り替えスイッチを持っているかのようにギアを上げ、大画面にふさわしい重厚さを醸していた。優れた映像作家は独自の魔法を使う。
俳優の、テレビでは見せることのない深い陰影は、吉田大八監督のマジックの手際の一つであるに違いない。

【いがらしみきお(漫画家):コメント全文】
全編とおして画面の緊張感が素晴らしいです。原作よりもさらに焦点を絞ったため、その分、熱くなり、焦げ、煙を発し、青白い炎を上げて燃えているような映画になりました。
韓国映画好きの私としては、初の受賞歴が釜山映画祭だったことも感慨深いです。
これは日本人が作った韓国映画かもしれません。原作者の勝手な妄想ですが。

【STORY】
素性が知れないものたち、信じるか? 疑うか?
さびれた港町・魚深(うおぶか)に移住してきた互いに見知らぬ6人の男女。市役所職員の月末(つきすえ)は、彼らの受け入れを命じられた。一見普通にみえる彼らは、何かがおかしい。やがて月末は驚愕の事実を知る。「彼らは全員、元殺人犯」。それは、受刑者を仮釈放させ過疎化が進む町で受け入れる、国家の極秘プロジェクトだった。ある日、港で発生した死亡事故をきっかけに、月末の同級生・文をも巻き込み、小さな町の日常の歯車は、少しずつ狂い始める……。

映画情報

『羊の木』
大ヒット上映中
原作:『羊の木』(講談社イブニングKC刊) 山上たつひこ(「がきデカ」)、いがらしみきお(「ぼのぼの」)
監督:吉田大八『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』
脚本:香川まさひと
出演:錦戸 亮、木村文乃、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中 泯/松田龍平
配給:アスミック・エース

オフィシャルサイト
http://hitsujinoki-movie.com/

© 2018「羊の木」製作委員会 ©山上たつひこ いがらしみきお/講談社

『羊の木』原作