松坂桃李主演・映画『娼年』公開前日に原作シリーズ最終章『爽年』発売

松坂桃李主演・映画『娼年』公開前日に原作シリーズ最終章『爽年』発売

いよいよ明日46日(金)より全国公開される松坂桃李主演の映画『娼年』。本作の原作となっている石田衣良の「娼年シリーズ」3作目にあたるシリーズ最終章『爽年』が本日45日(木)に発売された。

映画『娼年』は、2001年の直木賞候補になり、性の極限を描いた石田の恋愛小説『娼年』をもとに、2016年の舞台『娼年』と同じ松坂桃李×三浦大輔監督のコンビで映画化したもの。2008年発表の『逝年』、本日発売された『爽年』と続く人気シリーズの原点で、女性の欲望をありのままに描いた刺激的な内容と、女性たちに向き合うことで変化を遂げていく主人公・リョウの姿を繊細な表現で描き、多くの女性から共感を集めた。

困難と言われた映画化に、「“性描写”に関しては一切妥協しない」と言う三浦監督とともに臨んだ松坂が、「ここまで精神的に追い込まれた現場は初めてかもしれません」と語るように、監督、スタッフ、俳優陣が全身全霊を込めて作った渾身の作品。観る者の心の奥に眠っていた欲望を呼び覚まし、優しく肯定する、鮮烈な愛のドラマとなっている。

舞台に続き、松坂×三浦のコンビで映画化する話を聞いた石田も、これまでの日本映画とは異なる色の大人の映画を撮ってくれるだろう、と確信したという。そして実際に映画を観て、「映画『娼年』には現代を生きる人間の性の切なさと欲望が、割れたばかりのガラスの断面のように青く鋭く満ちている」と絶賛。さらに、「この映画を観て、人が生きるうえでの根源的な力となる「性」を、もう一度考え直してもらえたら、作者としてこれほどうれしいことはない」とコメントしている。

原作『娼年』発表から17年。主人公・リョウたちのその後を描く『逝年』、そして最終章である『爽年』を、映画と合わせて、是非チェックしてみては。

【『爽年』STORY】
―始まりはこのバーだった。
娼夫として7年もの歳月を過ごしたリョウ。御堂静香の後を引き継ぎ、非合法のボーイズクラブLe ClubPassion(「クラブ・パッション」)の経営を一手に引き受けるまでに。男性恐怖症、アセクシュアル……クラブを訪れる女性たちにもさまざまな変化が。リョウは女性の欲望を受けとめ続ける毎日の中で、自分自身の未来に思いを巡らせ始めた。性を巡る深遠な旅の結末に、リョウが下した決断とは……。

『爽年』表紙

【映画『娼年』STORY】
主人公の森中 領(もりなかりょう)は東京の名門大学生。日々の生活や女性との関係に退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。ある日、領の中学校の同級生で、ホストクラブに勤める田嶋進也(たじましんや)が、美しい女性をバーに連れてきた。女性の名前は御堂静香(みどうしずか)。「女なんてつまんないよ」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは、静香が手がける会員制ボーイズクラブ、 「Le Club Passion」に入るための試験であった。入店を決意した領は、その翌日に静香の元を訪れ、娼夫「リョウ」として仕事を始める。最初こそ戸惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていく。

作品情報

『娼年』
4月6日(金)、TOHOシネマズ 新宿 他 全国ロードショー

出演:松坂桃李、真飛 聖、冨手麻妙、猪塚健太、桜井ユキ、小柳 友、馬渕英里何、荻野友里、佐々木心音、大谷麻衣、階戸瑠李、西岡德馬/江波杏子
脚本・監督:三浦大輔
原作:石田衣良『娼年』(集英社文庫刊) 
製作幹事:ファントム・フィルム ハピネット
制作プロダクション:ホリプロ
企画製作・配給:ファントム・フィルム
レイティング: R18+ 
©石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会

オフィシャルサイト
http://shonen-movie.com/

オフィシャルTwitter:@shonen_movie

書籍情報

『爽年』
発売日:4月5日(木)
著:石田衣良
単行本:192ページ
出版社:集英社

「娼年シリーズ」