杉咲 花、太賀、川⼝ 覚、池脇千鶴、國村 隼が是枝監督監修の国際共同プロジェクトに集結! 『⼗年 Ten Years Japan』公開決定

杉咲 花、太賀、川⼝ 覚、池脇千鶴、國村 隼が是枝監督監修の国際共同プロジェクトに集結! 『⼗年 Ten Years Japan』公開決定

⾹港で社会現象となったオムニバス映画『⼗年』を元に、⽇本、タイ、台湾それぞれで、⾃国の現在・未来への多様な問題意識を出発点に、各国約5名の新鋭映像作家が独⾃の⽬線で10年後の社会、⼈間を描く国際共同プロジェクト「⼗年 Ten Years International Project 」の⽇本版、『⼗年 Ten Years Japan』が、今秋テアトル新宿ほかにて全国順次公開することが決定した。

昨年の「釜⼭国際映画祭」で製作発表をし世界中のメディアから注⽬され、アピチャッポン・ウィーラセタクン(『ブンミおじさんの森』)が監督として参加したタイ版は、 5⽉8⽇(火)から19⽇(土)(フランス時間)に開催される「第71回カンヌ国際映画祭」特別招待作品として選出されるなど、世界から注⽬されている本プロジェクト。

⽇本版のエグゼクティブプロデューサーは、最新作『万引き家族』(6⽉8⽇(金)公開)が「第71回カンヌ国際映画祭」に⾃⾝5度⽬のコンペティション部⾨への出品が決定した是枝裕和監督。若⼿監督の育成を⽇頃より実践している是枝監督だが、家族の個⼈データをデジタル遺産として受け継いだ家族の物語『DATA』(津野愛監督)の主演は、4⽉期ドラマ 『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』の主演をはじめ、2019年の『いだてん〜東京オリムピック噺〜』でNHK⼤河ドラマ初出演と、今⼀番勢いのある若⼿実⼒派⼥優・杉咲 花。産まれてすぐに亡くなった⺟の⾯影を求め、デジタル遺産によって明らかになる⺟の知られざる⼀⾯をたどる⼥⼦⾼⽣を演じる。

AI知能で道徳を刷り込まれた特殊学区の⼦供たちを描く 『いたずら同盟』(⽊下雄介監督) の主演は、圧倒的な存在感と確かな演技⼒で国内外で活躍し続け、本年も主演作 『かぞくいろ』(吉⽥康弘監督 /今年公開)のほか、『パンク侍、斬られて候』(⽯井岳⿓監督 /6月30日(土)公開)、『泣き⾍しょったんの奇跡』(豊⽥利晃監督 /今年公開)など話題作への出演も絶えない、⽇本映画界を代表する俳優、國村 隼。

『美しい国』(⽯川慶監督)で主演を務めるのは、『海を駆ける』(深田晃司監督/5月26日(土)公開)など話題作への出演が続く若⼿実⼒派俳優の太賀。⾃衛隊徴兵制が義務化された⽇本で、徴兵制告知キャンペーンを請け負った広告代理店で働く若者を好演している。

75歳以上の⾼齢者に安楽死を奨励するという未来版“姥捨て”を描く『PLAN75』(早川千絵監督)の主演には、⽼⼈に死のプランを勧誘する公務員役として、『OVER DRIVE』(⽻住英⼀郎監督/今年公開)にも出演する、川⼝ 覚。

⼤気汚染によって地下への移住を強いられた⺟娘の姿を描く『その空気は⾒えない』(藤村明世監督)の主演には『半世界』(阪本順治監督/2019年公開)への出演も控える池脇千鶴。

各作品とも⽇本映画界きっての実⼒派俳優たちがそろった。

【杉咲 花:コメント】
記憶のなかにあるもの、自分だけが目にしたものは、そのほかのどんなものにも変えがたいかけがえのない宝物で、たったひとつの秘密で。それを誰かに教えてみたり、逆に知ったり、信じたりしながら生きてゆく私たちの命は、とても尊いものなのだな、と改めてこの『DATA』という作品に思わせていただきました。
確かに存在したはずの小さな光にいつまでも目を向け続ける、舞花のピュアでまっすぐな人柄にとても魅力を感じました。
優しい空気の流れる津野組はとても居心地が良く、とても幸せな時間でした。

【國村 隼:コメント】
10年後の母国を想う……。現在、アジアそれぞれの国で起こっているさまざまな問題や出来事、自然の事象。それらを踏まえて激動する東アジア各国の10年後を見据え、これを映画で描きだしていく。このアイデアにとても興味を持ち、共感もできました。
またその作品群の先鞭をつけたのが、僕のキャリアにとても縁の深い香港だということも参加への大きな後押しとなりました。
この企画に関わった国々がお互いに共感したり影響しあったりして、そこからまた何かが生まれるだろうと、それもまた楽しみにしています。

【太賀:コメント】
「美しい国」の脚本を読んだ時、途方もなく突き放された気持ちになりました。それは主人公と同じような、自分自身の無自覚さへの失望でした。出演を即決しました。
近い将来がどうなってしまうのか、映画でさえ必要とされているのかもわかりませんが、変わりゆく日本でこうした作品がいま産み落とされることにとても意義を感じます。石川組に参加できたことを誇りに思います。

【川口 覚:コメント】
人間は、自分以外の人の本当の心の中を一生知らずに死んでいくものなのかもしれない。
そんなことを感じながら、今、この時代に生きる者として、10年後というテーマを掲げた映画に俳優として携われたことにとても感謝しています。
早川監督はじめスタッフの皆様と、素敵な共演者の方々と「PLAN75」のテーマを切実に受け取り、撮影に臨みました。ぜひ沢山の方にご覧いただきたいです。

【池脇千鶴:コメント】
どんなプロジェクトであろうと、本が面白ければ参加したいと常々思っております。
「その空気は見えない」も、とても短いお話ゆえに、想像をかきたてられる本だったので、面白そう、やってみようと思いました。
撮影期間は短かったですが、もっとじっくりやりたかったと思わせてくれる現場でした。監督のことも、スタッフのみなさんのことももっと知りたかった。その儚さも短編の良いところでしょうかね。わくわくする現場をありがとうございました。

作品情報

『十年 Ten Years Japan』
今秋、テアトル新宿ほか全国順次公開
エグゼクティブプロデューサー:是枝裕和
監督・脚本:早川千絵、木下雄介、津野 愛、藤村明世、石川 慶
出演:杉咲 花、田中哲司/太賀、木野 花/川口 覚、山田キヌヲ、牧口元美/池脇千鶴/國村 隼
プロデューサー:髙松美由紀、福間美由紀、⽔野詠⼦、ジェイソン・グレイ
製作:分福、吉本興業、十年電影工作室、朝日新聞社、フリーストーンプロダクションズ
配給・宣伝:フリーストーン
©2018 “Ten Years Japan” Film Partners

『PLAN75』
キャスト:川口 覚、山田キヌヲ、牧口元美 ほか
監督:早川千絵
【STORY】
高齢化問題を解決するために、75歳以上の高齢者に安楽死を奨励する国の制度『PLAN75』。公務員の伊丹は、貧しい老人たちを相手に“死のプラン”の勧誘にあたっている。一方、出産を間近に控えた妻・佐紀は認知症の母親を抱え途方に暮れていた。命の価値を揺るがすシステムの中で葛藤する人々を描く問題作。

『いたずら同盟』
キャスト:國村 隼ほか
監督:木下雄介
【STORY】
国家戦略IT特区となった、とある田舎町の小学校。そこに通う子供たちは、人工知能システム“プロミス”による効率的な将来予測と画一的な道徳に従いさえすれば苦しむことはない世界が日常となっていた。ある日、小学校で飼っている老馬へ、殺処分の判断がなされる。いつも反抗的で独りトラブルばかり起こすリョウタだが、クラスメイトのマユとダイスケとともにいたずらを画策する。

『DATA』
キャスト:杉咲 花、田中哲司 ほか
監督:津野 愛
【STORY】
母の生前のデータが入った「デジタル遺産」を手に入れた女子高生の舞花。データをもとに母の実像を結ぶことに喜びを感じていたが、母の知られざる一面を見つけてしまい……。少女の目を通した、記録と記憶を巡る物語。

『その空気は見えない』
キャスト:池脇千鶴ほか
監督:藤村明世
【STORY】
大気汚染によって地下への移住を強いられた日本。「地上の世界は危険だ」という母の教えを守り、地上の生活を知らずに地下の街で育った10歳の少女ミズキは、地下での生活に何の疑問も持たずに生活していた。ある日、ミズキの友人カエデが地下の街から突然姿を消す。ミズキはカエデが残したある物を見つけたことをきっかけに、まだ見ぬ地上の世界に夢を抱くようになる。

『美しい国』
キャスト:太賀、木野 花 ほか
監督:石川 慶
【STORY】
自衛隊徴兵制が義務化された日本。徴兵制の告知キャンペーンを防衛省から請け負った広告代理店に勤める渡邊は、政府からの要請で若者に親しみやすいポスターデザインに変更する為、元のデザインを担当したベテランデザイナー・天達に一人謝罪しに行くことに。そこで天達のデザインに込められた思いを知ることになる。

オフィシャルサイト
http://tenyearsjapan.com/