冨手麻妙、リピーター続出現象に命名“オカワリ娼年”!『娼年』大ヒット記念イベント「Le Club Passion」メンバー大集合開催!

冨手麻妙、リピーター続出現象に命名“オカワリ娼年”!『娼年』大ヒット記念イベント「Le Club Passion」メンバー大集合開催!

2018年、最も衝撃的でセンセーショナルな“事件”として、絶賛上映中の松坂桃李主演映画『娼年』の大ヒットを記念したGWトークイベントPart 2ボーイズクラブ「Le Club Passion」メンバー大集合と題したイベントが、5月2日渋谷シネパレスで行われ、三浦大輔監督、真飛聖、冨手麻妙、猪塚健太が登壇した。

本イベントは、満席の劇場で上映後に行われ、来場した方々から登壇したメンバーへ直接質問できるというプレミアムな内容で進行した。

登壇するとそれぞれまずはご挨拶。三浦監督は「トークショーは、これが最後になるかなぁ、わからないけど…まだやりたいと思ってますが、聞きたいことなんでも聞いて下さい」とアピールすると、冨手も「NGないですから!」と後押しし、観客とのQ&Aに突入。すると、三浦監督が、舞台版『娼年』時に制作された非売品の貴重な缶バッチを「質問した方の中からMVPを決めてプレゼントします」と発表、質問を受け付けるやいなや、多くの手が上がっていた。

激しい濡れ場が多い今作で、その行為での音についての質問がとんだ。三浦監督は「実際の音としては肌と肌がぶつかる時の音は使っていますが、あとは効果の方がいろいろ考えて作ってくださったんですけど…いろいろ言われてますね。なりすぎじゃないかと(笑)」と会場を和ませながら、濡れ場のシーンは実際の音と効果音のミックスとの説明があった。五感を刺激する映像と音が今作の魅力だが、聴覚も研ぎ澄まして、実際の音はどれなのか想像しながら劇場で確かめてほしい。

主演・松坂桃李の印象を訊かれると、真飛は「“まっすぐな瞳”というような印象が最後まで変わらなかったですね。もうちょっと寡黙な人なのかなというイメージを持っていました。最初は」と答えると、三浦監督も「全然ざっくばらんな好青年ですよ」、猪塚も「皆さんが思っているパブリックイメージと変わらないですよ」と好青年ということで一致。冨手は撮影を振り返り「現場でほとんど会話をしなかったですね。となりに座ってもシーンって。1年経って、舞台挨拶の時にこんなによくしゃべる人なんだと感じました。でも(撮影では)体力温存していたかも、死にかけてましたからね」と撮影時はストイックな松坂とのエピソードを振り返っていた。

©⽯⽥衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会

今作は濡れ場が話題になりがちだが、メイクや衣装についても相当こだわっていたようだ。静香を演じた真飛はメイクについて振り返り「メイクにこだわりましたね。もっと濃くしてほしいって」と話すと、三浦監督は「濃くすると、魔女っぽくなっちゃうし(笑)…ただカリスマ性がないといけないからちょっと個性的にしないといけないし、そのバランス考えましたよね」と真飛へ。真飛は「あれ実は付け毛なんですよ」と秘話も披露していた。
また派手すぎない凛とした佇まいを求められた静香の衣装については、「あまりケバケバしすぎるとなると女性から好感持たれないから…普通の女性がいいなと思うような延長線にしないと静香の効果というか、女性の共感を得られないかなと」と三浦監督。咲良を演じた冨手は「最初にでてくる咲良の衣装は、いかには“きれいに透けるか?”を衣装合わせの時から、電気消したりして調整しましたね。薄いんだけど、丸出しじゃなくて、いい透け具合を三浦監督が考えて下さって」と話すと、三浦監督も「見えすぎるとだめなんで」と説明していた。

御堂静香を演じた真飛聖

全ての俳優がそれぞれ個性的で印象的な今作での“演じる側と役との距離感”についての質問について、猪塚は「舞台から丁寧に作らせてもらったというのがあるので、映画はその時の感情を思い出してという感じだったです。でも舞台では想像するしかない、いかにアズマの性癖を想像して寄り添うかということが肝だったので。原作に書いてあることをより深く読み込み、台本読んで、監督とディスカッションして、どこまでそれを出そうかという。自分一人で作った部分と、三浦さんとか桃李と一緒に関係性と空気で作った部分が大きかったです」と役と真摯に向き合ったことを振り返った。

平戸東を演じた猪塚健太

真飛は「(静香の)病気のことがあったので、リョウとの距離感は監督と細かく話しました。感情を入れ過ぎて話してしまうと、優しさに見えて変わってくるから、わりと無の感じで話してとか…今の優しすぎるって、声のトーンとか、必要以上に冷たくやってみたり…距離感が知らず変わっていくという過程を作るのが難しかったですね」と振り返った。冨手は「母親(真飛演じる静香)の存在が一番大事でした。撮影中、三浦監督に“親子になってきたね、顔が似てきたね”と言ってもらえたのは、私にとってはすごくうれしかったし、目標にしていたところにいけたのかなと思いました」と達成感が合った現場だったことを明かしてくれた。

咲良を演じた冨手編麻妙

最後の挨拶で、真飛は「こういう映画を見た後に楽しくお話する時間は、初めてだったのですが、こんなにも映画を観て余韻に浸りたい中、笑顔で迎え下さってうれしかったです。R指定なので、限られてしまうかもしれませんが、観れば観るほどの作品だと思うので、どんどん宣伝していただきたいですし、同じ時間を共有したいと思いますので、これからも娼年をよろしくお願いします」と挨拶。
冨手は「公開から1カ月弱経ったのですが、レディースディや土日はほぼ満員と聞いて、ほんとにありがたいと思ってます。リピーターも沢山いらっしゃっていただいてるみたいですが、1回観て衝撃を受けて、2回目3回目からは面白いポイントが見えてきたりとか、自分の気になっていたシーンをまた復習して観れたりとか、新しい見方がどんどん出来てくる作品だと思いますので、皆さん是非“オカワリ娼年”してください」とアピールしていた。

三浦大輔監督

三浦監督は「R18+で、宣伝しにくい作品でした。連日満席の回がほとんどで、大ヒットと言って過言じゃない状況になっています。これも皆さんのおかげだと思っています。心から感謝しています。これからもまだ続きますので、更にロングランを目指して、大きい作品になってくれたらうれしいです」とお礼の言葉を述べ、大盛況の中、幕を閉じた。

映画の原作は『娼年』だけで、舞台は『娼年』、『逝年』の両方を原作にしていた。よって、連日満席となる状況からも、映画の続編を期待する声も多い。ロングランの兆しがみえる『娼年』は大ヒット上映中。

取材・文・撮影/エンタメステーション編集部

映画『娼年』

TOHOシネマズ新宿ほかにて全国公開中

松坂桃李
真飛聖 冨手麻妙
猪塚健太 桜井ユキ ⼩柳友 ⾺渕英⾥何 荻野友⾥ 佐々木心音 大谷麻衣 階⼾瑠李
⻄岡德⾺/江波杏⼦

脚本・監督:三浦大輔
原作:⽯⽥衣良「娼年」(集英社⽂庫刊)
製作幹事:ファントム・フィルム ハピネット
制作プロダクション:ホリプロ
企画製作・配給:ファントム・フィルム
レイティング: R18+
©⽯⽥衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会
オフィシャルサイトhttp://shonen-movie.com/
公式Twitter@shonen_movie

書籍情報

『娼年』
石田衣良・著
集英社文庫
恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。だが、バイト先のバーにあらわれた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、とまどいながらも「娼夫」の仕事をはじめる。やがてリョウは、さまざまな女性のなかにひそむ、欲望の不思議に魅せられていく……。いくつものベッドで過ごした、ひと夏の光と影を鮮烈に描きだす、長編恋愛小説。

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