松本穂香×松坂桃李が夫婦役に。『この世界の片隅に』TBSで連ドラ化。「普段から下駄を履くようにしています」(松本)

松本穂香×松坂桃李が夫婦役に。『この世界の片隅に』TBSで連ドラ化。「普段から下駄を履くようにしています」(松本)

7月期のTBS日曜劇場枠(毎週日曜21時~21時54分)で『この世界の片隅に』が放送される。

原作は累計120万部を突破した、こうの史代の同名マンガ。太平洋戦争の最中、広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・すずが、嫁ぎ先の北條家で暮らすかけがえのない日常を丹念に描いていく。

日本が泥沼の戦争に突き進んでいく中、戦場でない場所では、市井の人々の“普通”の暮らしがそのまま続いていた。物資が不足し、家族や友人たちが戦場に送られていく。そんな不安と戦いながらも、前向きに、そして健気に日々を生きるすずの姿は、閉塞感や生きづらさを感じつつも“今”を懸命に生きるすべての人と重なっていく。

連続ドラマでは、戦下を自分らしく前向きに生きたすずと北條家の家族たちの暮らしを通して、“自分の隣にある幸せ”や“いつもそばにいてくれる愛おしい存在”に気付いてもらうきっかけとなるべく、ていねいな制作がはじまっている。

■松本穂香、“すずさん化”プロジェクト始動
のんびりしているが、他人を思いやる心に溢れ、戦争という国中に暗雲立ち込める時代でも前を向き、明るく生きていこうとするヒロイン・すずを演じるのは、約3,000人の中からオーディションで選ばれた松本穂香。映画・ドラマに出演する傍ら、携帯電話会社のCMでも注目を集めている21歳だ。

松本は今作への出演が決まったあと、広島へと直行。すずが生まれ育った江波や嫁ぎ先の呉を訪れ、“すず が生きた街”を五感で体験した。そして、自らの生活を少しでもすずの暮らしに近づけるべく、普段から 下駄を履いて歩いたり、大好物の洋菓子を一切食べないようにしたり、料理・裁縫を特訓したりと、すずに 近づくために日々小さな努力を積み重ねているという。

ゴールデン帯連続ドラマ初ヒロインとなる松本穂香の、フレッシュな“北條すず”に注目だ。

■すずの夫・北條周作には松坂桃李が決定
ヒロイン・すずと手を取り合いながら、激動の時代を生き抜いていく夫・北條周作役は松坂桃李に決定。NHK連続テレビ小説『わろてんか』では2度目となるヒロインの相手役を務め、映画『娼年』では舞台版 に引き続き女性に買われる娼夫を演じ、5月12日公開のヤクザと警察の抗争を描く映画『孤狼の血』ではエリート新人刑事を演じている。

演技力・演じる役の振り幅は同世代ナンバーワンと言っても過言ではない実力派俳優の松坂が、物静かで一見神経質に見えるが秘めた情熱と優しい心を持ち合わせるヒロインの夫・周作をどのように演じるのか、期待が高まる。

TBSの連続ドラマへの出演は、2013年4月クールの金曜ドラマ『TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜』以来5年ぶり、日曜劇場への出演は初となる。

■メインキャストに豪華実力派俳優陣が集結
すずが嫁ぎ、家族としてのあらたな生活を始める北條家の面々には、豪華実力派俳優陣が集結。

とある事情で嫁ぎ先から出戻ってきた周作の姉・黒村径子には、連続ドラマ『最高の離婚』(CX)や映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などでの演技が高く評価されている尾野真千子が決定。

また、周作と径子の父・円太郎に は、抑えた役柄からエキセントリックな役柄まで幅広くこなす“バイプレイヤー”田口トモロヲが、同じく母・サンには『誰よりもママを愛す』(2006年7月)以来12年ぶりの日曜劇場出演で、長年にわたりドラマ、映画、舞台で幅広く活躍する伊藤蘭がそれぞれ決定した。

また、ドラマオリジナルキャラクターで、北條家の隣に住む刈谷幸子には、子役時代から『女王の教室』(NTV)など数々のドラマでその演技力を発揮してきた伊藤沙莉が、北條家の近くに住む、夫が出征中の 主婦・堂本志野役には、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロインの生涯の友人を演じて注目を集め、映画・ドラマに多数出演中の土村芳がそれぞれ決定。

そして、すずの妹・浦野すみには『べっぴんさん』『過保護のカホコ』(NTV)などに出演し、この春、高校を卒業したばかりの注目の女優・久保田紗友が決定した。

様々な世代から集まった、強力な豪華実力派俳優陣が松本穂香をバックアップする。

さらに、原作でも人気のキャラクターである白木リンや水原哲なども鋭意キャスティング中。引き続き、連ドラ『この世界の片隅に』の情報に注目だ。

■原作の魅力を最大限に活かした映像化を実現すべく強力なスタッフ陣が集結
脚本を担当するのは『ひよっこ』『ちゅらさん』『おひさま』(以上、NHK連続テレビ小説)『最後か ら二番目の恋』(CX)などで、かけがえのない日常を丹念に描いてきた岡田惠和。『ちゅらさん』では第20回向田邦子賞・第10回橋田賞を、2016年には第71回文化庁芸術祭賞テレビ・ドラマ部門大賞 を受賞し、『ひよっこ』では今年第26回橋田賞を受賞するなどその評価は高い。

また、演出は『カルテット』『逃げるは恥だが役に立つ』『重版出来!』『GOOD LUCK!!』(以上、TBS)、映画『いま、会いにゆきます』『涙そうそう』『ビリギャル』など、数々のヒット作を手が けてきた土井裕泰。

暗い時代を前向きに生きる、すずや周作をはじめとする登場人物たちの心情を、脚本・演出の両面から具現化できるふたりが揃った。

■音楽を担当するのは民放連続ドラマ登板は24年ぶりとなる久石譲
そして音楽を担当するのは、スタジオジブリが手がける宮崎駿監督作品や北野武監督作品など、幾多の映画作品を唯一無二の音楽で彩ってきた久石譲。

近年は海外作品も手がける久石が、民放の連続ドラマで音楽を担当するのは、1994年の『時をかける少女』(CX)以来、実に24年ぶりとなる。

■昭和19年当時の雰囲気を再現するため呉市の古民家を緑山スタジオに移築
物語の舞台は昭和19年頃の、軍港として栄えた広島県呉市。74年前の佇まいを忠実に再現するため、 呉市に当時から建っていた古民家を緑山スタジオのオープンセットに移築し、北條家のシーンの撮影を行う。

呉市役所の協力のもと今年1月にドラマに協力していただける古民家を募り、大正15年に建てられたこの建物に決定。3月中旬に解体を開始、4月上旬から建築を開始した。築92年の歴史を感じさせる傷や汚れは味わいとなり、北條家を包み込む。激動の時代を静かに見つめていた古民家が、この作品によりいっそうの深みを与える。

(C)TBS

■松本穂香 コメント
このドラマを観た方に、その方それぞれの何か大切なものを考えるきっかけになる作品になればいいなと思っています。戦時中のお話ということで、大変なこともあると思うのですが、すずさんのように明るく前向きに、精一杯楽しんで最後まで頑張りたいと思います。
オーディションですずさん役に選ばれたと知った瞬間は、正直うれしいというよりも実感がわかなかったです。 でも、すずさんの役をもっと知りたい! 絶対に演じたい! と思ってオーディションに臨んだので、あとからジワジワとこみ上げてきた喜びは大きかったです。
現代を生きる私が、昭和を生きたすずさんを演じるということで、普段から下駄を履くようにしています。慣れなければいけないので、犬の散歩をするときや近所のちょっとしたお出かけなど、極力下駄を履いています。そんなにお芝居の経験がない中で、今回素晴らしい俳優さんたちと一緒にやらせていただけることになり、ど んなことが起きるのかワクワクしています。
自分が知らないことがたくさん起きて、知らないものがたくさん見られるんだろうと思います。上手くやろうとせず、その場で皆さんのお芝居から感じたことを大事にして頑張りたいと思います!

■松坂桃李 コメント
いろんな作品をやっていく中で、『この世界の片隅に』のような作品に呼んでいただけることは、非常に意味があると感じています。僕たちは戦争を知らない世代ではありますが、この世代でしか伝えられないことを、今の時代にきちんと生きて伝えていきたいと思っています。今回、すずさんの夫役ということで、しっかりと寄り添いながら、支え合いながら、小さな幸せをたくさん築きあげながら、生きていきたいです。
オファーをいただいた際に、役というよりは「この作品を連続ドラマでやるんだ!」という衝撃を強く受けました。でも連続ドラマだからこそ、時間をていねいに積み重ねて視聴者の方たちに物語を届けていける、それはすごく楽しみでもあります。
脚本の岡田さん、監督の土井さんの存在は僕の中では非常に大きいです。それだけでも、ぜひやらせていただきたいと思いました。脚本の岡田さんとは5年ぶり、土井監督とは7年ぶり。おふたりともすごく好きな作り手の方々なので、このタイミングでご一緒できるのはうれしいです。前回お仕事をしてから歳月を経ているぶん、緊張感とプレッシャーを楽しみつつ、作品をしっかりと届けていきたい と思います。

■原作者・こうの史代 コメント
脚本を拝見し、夢にも思わないほど素敵でうれしくなりました! 飛行機が離陸するときのように力強く走り出し、悠然と飛び立ってくれたなと感じています。こんなに魅力的なキャストの皆さんに演じていただけるのも楽しみです。重厚感のある傑作になると確信しています!

■プロデュース・佐野亜裕美 コメント
「愛はどこにでも宿る」
原作の隅々に書かれているこの言葉が大好きです。
戦争によって変わりゆく社会に、翻弄されて生きているように見えるすずが、偶然出会った人々と縁を結び、そこに愛を宿らせていく。
これは、閉塞感溢れる現代を生きる私たちと地続きのところにある、「居場所をめぐる物語」だと思いました。
この素晴らしい物語を、すずさんが愛おしい日常を積み重ねていくように、連続ドラマという方法で、ていねいに積み重ねて、広く、深く届くドラマにしたいと思います。
視聴者の皆様が毎週日曜の夜を楽しみにできるよう、キャスト、スタッフ一同、誠心誠意頑張ります。

番組情報

TBS 日曜劇場『この世界の片隅に』
毎週日曜21:00~21:54 ※7月スタート
原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊『漫画アクション』連載)
脚本:岡田惠和
音楽:久石 譲
演出:土井裕泰
プロデュース:佐野亜裕美
出演者:
北條(浦野)すず 松本穂香
北條周作 松坂桃李
刈谷幸子 伊藤沙莉
堂本志野 土村芳
浦野すみ 久保田紗友
黒村径子 尾野真千子
北條円太郎 田口トモロヲ
北條サン 伊藤 蘭


番組サイト
http://www.tbs.co.jp/konoseka_tbs

『この世界の片隅に』原作

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