生田斗真、学生からの質問に真剣回答。俳優になったきっかけは「母がSMAP大好きで、なんとなく履歴書を送った」

生田斗真、学生からの質問に真剣回答。俳優になったきっかけは「母がSMAP大好きで、なんとなく履歴書を送った」

5月25日(金)に全国公開される映画『友罪』をテーマにした伊藤氏貴准教授の特別授業が明治大学 駿河台キャンパスにて行われ、特別ゲストとして生田斗真、瑛太、瀬々敬久監督が登壇した。

本作は、デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞したミステリー界の旗手で、少年犯罪を取り巻く人々を繊細に描き続ける薬丸 岳が2013年発表した同名小説を映画化したもの。町工場で働く元ジャーナリストの益田(生田)と親しくなる他人との交流を頑なに拒む同僚の鈴木(瑛太)を中心に、「鈴木はかって世の中を震撼させた“少年A”では」と疑心や後悔に囚われたさまざまな人間模様を描く慟哭のヒューマンサスペンスだ。

生田は「映画化が決まる前に本を読んでいて、映像作品に残すべき小説だなと思っていたので、映画化をするというお話をいただいたときは、ついにやるのかという気持ちと、この作品を送り出そうとするスタッフの熱意を感じながら撮影に挑みました」と本作を演じるにあたっての覚悟について語った。

また、特別授業では学生からの質問も。「今までに実際に人を傷つけて後悔したことはありますか?」と聞かれると生田は「自分が幼いころ、クラスで馴染めない人がいたのですが、その子に『一緒に遊ぼうよ』と手を差し伸べることができなかったと思います。何か故意的に誰かを傷つけたことはないけど、知らず知らずのうちに誰かを傷つけて悲しませてしまったことはきっと生きてたらあるんだろうなと思います」と答え、瑛太は「小学生のころ、僕はサッカーをやっていたんですけど、同じチームの僕よりもサッカーうまい友達がいたんですけど、その子の頭に白髪が生えていたので、それを『頭に石灰が生えてるよ』と嫌がらせをしてしまいました。しかしその一週間後には今度は僕の頭に白髪が生えてしまいました。バチが当たりましたね。ちなみに今でも白髪を染めています(笑)」と言い会場の笑いを誘った。

さらに、なぜ芸能界を目指したのか聞かれると生田は「僕はジャニーズ事務所というところに所属しているんですけど、この仕事を始めたのは小学5年生のときでした。自分の母親がSMAPが大好きで、なんとなく履歴書を事務所に送って。僕は全くその芸能やお芝居だとかに興味はなかったんですけど、ずっと部活の延長のような感覚で、毎日楽しいなという思いで続けていました。そして僕が高校生のときに、大学に行くのか、この仕事を続けていくのか、それとも今の仕事を辞めて別の会社に就職するのか、という帰路に立ったときに、本当に自分のやりたいことってなんなんだろうな、と考えさせられて、その時に自分の中で確信が欲しくて模索したところ、演劇・舞台というものに出会いました。そこで周りにいる演劇人の大人たちが本当に楽しそうに作品を作っていて、その作品を見たお客さんたちが本当に感動して劇場を後にしていくという姿に感銘を受けて、自分は演劇の場所で生きていこうと決意しました」と自分自身の転機となった高校生のころを振り返った。

監督になったきっかけを聞かれた瀬々監督は「僕が高校生ぐらいのころに、無名だった人がいきなり監督になっていったのを見てこれはすごいなと思い目指しました。でも僕の自主制作映画は結局陽の目を見ることはなったのですが、その時に知り合いに『東京でピンク映画の助監督を探してるからお前やった方が良いんじゃないか』と言われ、上京してやってみました。そこは給料7万の世界でした」と下積み時代の厳しさを振り返り、続けて「何か目指そうとしても、いろいろなルートがあると思うんですよ。向き不向きもあるし皆さんもいろいろな道を探して、目指していった方が良いと思います。」と学生たちにアドバイスをした。

【STORY】
ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の二人は次第に打ち解け心を通わせていく。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める――。

作品情報

『友罪』
5月25日(金)全国公開

原作:『友罪』 薬丸 岳(集英社文庫刊)
監督:瀬々敬久
出演:生田斗真、瑛太、夏帆、山本美月、富田靖子、佐藤浩市
配給:ギャガ
オフィシャルサイト:http://gaga.ne.jp/yuzai

©2018映画「友罪」製作委員会 
©薬丸岳/集英社

『友罪』原作