映画『オー・ルーシー!』がドイツ「ニッポン・コネクション」で大賞に! 寺島しのぶは「ニッポン名誉賞」受賞

映画『オー・ルーシー!』がドイツ「ニッポン・コネクション」で大賞に! 寺島しのぶは「ニッポン名誉賞」受賞

現在公開中の映画『オー・ルーシー!』が、ドイツ・フランクフルトにて開催されている「ニッポン・コネクション」にて大賞を受賞。あわせて、主演の寺島しのぶが「ニッポン名誉賞」を受賞し、授賞式に参加した。

本作は、「第67回カンヌ国際映画祭」ほか世界各地の映画祭で評価された短編映画を基に新たな物語を加えた平栁敦子監督による長編作。英会話教室のアメリカ人講師に恋をした節子(寺島)が、東京とアメリカ・ロサンゼルスで大騒動を巻き起こすさまをユーモラスに描く。

今年で第18回となる「ニッポン・コネクション」は、ドイツ、フランクフルトで5月29日から6月3日の期間開催。2017年の「第17回映画祭」での上映作品数は100作品を超え、16,000人を超える来場者数を誇る世界最大の日本映画祭となっている。大作やインディーズ作品を交えながら、幅広いジャンルの最新日本映画を集めた上映プログラムとなっており、寺島の出演作品としては、『オー・ルーシー!』、『幼な子われらに生まれ』、『裏切りの街』、『ヴァイブレータ』が上映された。

さらに寺島は、日本映画界に特別な功績を残した人物に贈られる、「ニッポン名誉賞」を受賞し、Mousonturm,Saalで行われた映画祭クロージングの舞台に登壇。会場に集まった500人の観客の前に登場すると、熱狂的な日本映画ファンからは歓声が上がり、「まだ発展途上の私がこのような賞をいただいて良いのかと思いましたが、これからの私への期待だと思い、有り難くお受けしました」と挨拶。また「『ベルリン映画祭』で銀熊賞をいただき、今回名誉賞をいただきました。ドイツで二度も素敵な賞をいただき心から嬉しく思っています。ドイツ大好きです!」と「ニッポン名誉賞」の受賞に喜んでいた。

また、映画祭開催中上映された作品の中で、観客によって選ばれるニッポン・シネマ部門の最優秀作品賞である「ニッポンシネマアワード」には自身の主演作である、映画『オー・ルーシー!』が選出。「“観客賞”は作り手にとって本当に嬉しい賞です。これはロスにいる平栁監督にいただいた賞だと思いますので、すぐ連絡します。ますますドイツが大好きです!」と興奮した様子でドイツでの評価を喜んだ。

©️JumpeiTainaka

【STORY】
東京で働く43歳の独身OL節子は、ほど遠くない「退職」と、いずれ訪れる「死」をただ待つだけの生活を送っていた。そんなある朝の通勤ラッシュ。目の前で電車の飛び込み自殺を目撃してしまう。惨事の余韻から抜け出せないまま、仕事に就く節子。突然、節子の姪で若き自由人である美花(21)から久しぶりに電話があり、話をしたいとランチに誘われる。姉の綾子に美花には関わるなと散々言われたのだが、それは節子に逆の効果を及ぼすだけ。節子は美花と会う。姪にはなぜか弱い節子。お金に困った美花を助けるはめに。美花が前払いした英会話クラスを代わりに取り、その受講料を美花に支払うことになる。アメリカ人講師ジョンの教える一風変わった英会話教室が始まる。そこで「ルーシー」という名前と金髪のカツラを与えられ、教室では「ルーシー」になりきるようにと言われる。節子の中で眠っていた感情を「ルーシー」が解き放ち、節子はジョンに恋をする。そんな幸せもつかの間、ジョンは姪の美花と一緒に日本を去ってしまう。自分が置かれた人生に納得ができない節子は、二人を追いかけて、アメリカへ旅立つ決意をする。しかし、仲の悪い姉の綾子も行くと言い出し、同行することになる。嫉妬、秘密、欲望に満ちた旅の果てに節子が見つけたものとは?

作品情報

『オー・ルーシー!』
全国公開中
監督・脚本:平栁敦子
共同脚本:ボリス・フルーミン
プロデューサー:ハン・ウェスト、木藤幸江、ジェシカ・エルバーム、平栁敦子
エグゼクティブ・プロデューサー:ウィル・フェレル、アダム・マッケイ
出演:寺島しのぶ、南 果歩、忽那汐里、役所広司、ジョシュ・ハートネット
配給・宣伝:ファントム・フィルム
映倫:R-15+

オフィシャルサイト
http://oh-lucy.com/

©️Oh Lucy,LLC

メイン画像 / ©Jumpei Tainaka