綾野 剛、ぎっくり腰になった豊川悦司に1時間マッサージ! 超豪華キャスト陣集結『パンク侍、斬られて候』完成披露試写会

綾野 剛、ぎっくり腰になった豊川悦司に1時間マッサージ! 超豪華キャスト陣集結『パンク侍、斬られて候』完成披露試写会

映画『パンク侍、斬られて候』の完成披露舞台挨拶イベントが6月11日にディファ有明で行われ、主演の綾野 剛をはじめ、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、若葉竜也、近藤公園、國村 隼、豊川悦司、そして脚本の宮藤官九郎と、石井岳龍監督が本作の主題歌であるセックス・ピストルズの「アナーキー・イン・ザ・U.K.」に合わせて登場。会場には20000万通を超える応募の中から幸運のチケットを手にしたファンが集った。

これだけの豪華キャストが集結した理由として「町田 康さんの原作を宮藤官九郎さんが脚本してくださるということと、石井岳龍監督が監督をされるということだけで十分だと思います。」と綾野。また「12人のメインキャストのそれぞれのパンク精神を作品に持ち込んだというのがこの映画の持ち味だと思います。」と作品をアピールした。

そして、事前にキャスト・スタッフにとったアンケートをもとにトークするコーナーでは、「キャスト・スタッフの中で一番パンクな人は?」という質問に、なんと8割が石井監督と回答。その一人である東出は「いや~、脚本読んだ時に宮藤さんすごいなぁと思って、もちろん町田 康さんの原作なので、ぶっ飛んだ映画になるんだろうなと思ってはいたんですが、ぶっ飛んだを越して爆発していたので、スマートでダンディな見た目の石井監督ですが、あぁ、あっち側の人なんだなって思ったんです(笑)。」とコメント。染谷も「(石井監督は)誰よりも腰が低く、誰よりも丁寧なんですけど、誰よりもヤバい…。やばいんですよ(笑)。丁寧なままヤバいこと言うんですよ!」と続く。綾野も「初日に丁寧な感じで『綾野君、今回は宇宙と戦って欲しい』って真顔で言われたんです。『北川さん、びっくりしちゃうんで、その言い方やめてくださいね』って言ったら、『そうかな、伝わらないかなぁ』って言ってました。」と明かすと、北川は「結局、言われた気がする。でも、セットとかもヤバかったんで、それで言われると、『あ、はい』ってなりました。」と石井監督の“ヤバい”エピソードを披露した。石井監督は「いや~、真剣にやっているだけなので、それがヤバいとか…自分ではわからないですね。とにかく面白いものを作ろうと思っているので、全然ヤバいと思ってないですね。」と答えると、キャスト陣から笑いが起こった。


さらに少数派意見の中でも多かったのが浅野。宮藤も「セリフない役なのに、ベラベラと喋っちゃうんだもん。もうすごいですよ、自由です!」と説明すると、綾野も「浅野さん、本番始まった時に、『あぁ、剛君』って言ってましたよね(笑)。本番中ですよ、もう、無理だと思って(笑)。剛君って。もう最高に笑いましたね。で、その横で染谷君が冷静な顔してずっとセリフ喋ってるし。」と、爆笑エピソードが飛び出すと、浅野は「まぁ、役がそういう役でしたからねぇ。でも大変でしたよ、この通り、まともな人間ですから(笑)。」と答えていた。


また、「人生で最もパンクだった出来事は?」という質問について、國村からは「人生最大のパンクな出来事はこの映画に参加したこと」という熱い返答が。「この映画に参加する際、パンクにならなければならないなと思っていましたが、僕が演じた大浦主膳という役は意外とノーマルなんです。 お猿さんと遊ばさせていただきましたし。やっとパンクの仲間入りをさせていただいたのは合戦のシーンですね。」自身の見どころをしっかりアピールした。

さらに、「一言でこの映画を表現するなら」というお題について、映画の世界観に合わせて掛け軸で発表することに。【宣伝不可能】と答えた綾野は、「本当に困ってます。。でも言葉で説明することですべてが解決するのであれば、それは本当に素晴らしい映画なのか?という考えと、こういうことが、本来の映画にあるべき姿の一つなんじゃないかと僕は感じております。」とコメント。【画におけるパンクの教科書】と答えた染谷は「僕、映画におけるってメールで送ったつもりだったんですけど、送り間違えたかな?(笑)」としつつ、「僕、気づけば撮影の半分以上ふんどし一丁でして。日々、パンクとは何なんだろうと毎晩悶々として眠れなかったんですけど、ある時、パンクって愛かも!って思って。パンクを教わりましたね」と答えた。

そして、【ストレート】とシンプルな返答した浅野は「それぞれのキャラクターをすごいストレートにみんな表現しているなぁって感じました。ただ、豊川さんだけがストレートじゃなかった気がして(笑)。とにかく気になりましたね。この人が一番悪いんじゃないかと思って(笑)。」と話すと、豊川は「僕は撮影2日目にぎっくり腰になってしまいまして。綾野君が、60分くらいずっとマッサージしてくれたんです。そういうスキンシップを経たあと、キャラクターをちょっと変えさせていただいて(笑)。内藤は掛が大好きだという役になりました」というエピソードを披露した。

最後に、石井監督は「自分の目と耳と体で、感じてもらって人の言うこと気にしない、そういう映画の楽しみ方をしてほしいなと思ってます。あなたが正しい!っていうような。」と伝えると、綾野も「みなさんが今どのように生きているか、今の自分の精神がどういう状態かによってこの作品はみなさんにとって表情を変え、景色を変え、みなさまにみせる豊かさが変わると思っています。本当の意味で自分を肯定できること、この作品を通して、自分が正しいんだっていう解釈になってくれたら幸いです。」とアピールした。

映画『パンク侍、斬られて候』は6月30日(土)より全国公開。

【STORY】
ある日、とある街道に一人の浪人があらわれ、巡礼の物乞いを突如斬りつける。自らを“超人的剣客”と表すその浪人の名は掛十之進(綾野)。掛は「この者たちは、いずれこの土地に恐るべき災いをもたらす」と語るが…。次々とあらわれるクセもの達。ある隠密ミッションの発令によって始まる前代未聞のハッタリ合戦。そして一人の女をめぐる恋の行方と、一人の猿が語り出す驚きの秘密。今、あなたの想像をはるかに超える、驚天動地の戦いがはじまる!

作品情報

『パンク侍、斬られて候』
6月30日(土)に全国公開
出演:綾野 剛 北川景子 東出昌大 染谷将太/浅野忠信/永瀬正敏/村上 淳 若葉竜也 近藤公園 渋川清彦/國村 隼 豊川悦司
脚本:宮藤官九郎
監督:石井岳龍
原作:町田康「パンク侍、斬られて候」(角川文庫刊)
企画制作:dTV
配給:東映
©エイベックス通信放送

『パンク侍、斬られて候』原作