「ギレルモ・デル・トロから『銃夢』を薦められた」。『アリータ:バトル・エンジェル』映画化の経緯と“大きな目”について明かす

「ギレルモ・デル・トロから『銃夢』を薦められた」。『アリータ:バトル・エンジェル』映画化の経緯と“大きな目”について明かす

SF漫画の最高峰として語り継がれ、日本はもとより世界15の国と地域で翻訳された木城ゆきと原作による伝説の漫画『銃夢』を巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で実写化された『アリータ:バトル・エンジェル』が2018年12月に全国公開される。

本作で、ジェームズ・キャメロンとともに『タイタニック』『アバター』など数多くの大作をプロデュースしてきたジョン・ランドーが緊急来日。映画化の経緯や本作の魅力など語ったほか、約10分間にわたるフッテージ映像を日本のメディア向けに世界初披露した。

すでに編集作業は終了しており、現在は全編約2000ショットはあるというビジュアルエフェクトを確認中という本作は全編を3Dカメラで撮影。映像には、アリータが目覚めるシーンや涙を流すシーン、そして本作の舞台となる“アイアンシティ”の姿やアリータとサイボーグのバトルシーンなどが収められていた。

実は2009年に公開された『アバター』よりも早く映画化の話が上がっていたという本作。ジョン・ランドーは「ギレルモ・デル・トロが熱心に原作シリーズを読んでいて、僕とジェームスに薦めてくれたんだ。1999年、原作の最初のシリーズを3巻まで読んだところで僕もジェームズも主人公のキャラクターに心を鷲掴みにされた。」と話し、今年『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー作品賞・監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督に原作を薦められたことを明かした。

また、アリータというキャラクターについて「人間的な魅力がある」とし、日本でも大きな話題となっていた“大きな目”について、「“目は心の窓”というように、窓を大きくすればするほどその魅力に人々は惹きつけられるんだ。映画を観ていると、大きな目のことなんて気にならなくなり、アリータというキャラクターに魅了されるはずだよ。」とコメント。しかし、「周りには大きくしなくていいって言われたよ。だけど、日本の漫画を見ると、キャラクターの目が大きい。だから、日本の漫画文化を称えるという意味でもあるんだ。」と話した。

そして、原作者である木城ゆきとからのコメントが伝えられると、ジョン・ランドーは「テキサスにあるスタジオに彼が来たとき、彼はあまり口数が多いほうではなかったけど、表情は笑顔だったよ。それを見て、僕たちはすごくうれしかった。」と笑顔を見せた。

【木城ゆきとコメント】
『銃夢』の最初の連載が終わる少し前の1994年から、海外のプロデューサーや監督から映画化したいというオファーがいくつかきて、そんなとき編集者の人と「キャメロンが映画化したいって言ってきたらどうする?」と冗談を言い合っていたものです。強いヒロイン、アクション、SFビジュアル、などキャメロン監督と僕の作品には共通点が多いけれども、本当にそうなるとは、もちろんその時は夢にも思っていませんでした。そしてこの度、『アリータ:バトル・エンジェル』の世界で初めてメディアに公開される最新映像を、作品が生まれた日本に最初に持ってきていただきありがとうございます。僕自身、この映画の完成をとても楽しみにしています。

作品情報

『アリータ:バトル・エンジェル』
2018年12月全国公開

脚本・製作:ジェームズ・キャメロン
監督:ロバート・ロドリゲス『シン・シティ』『スパイ・キッズ』
出演:ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリ ほか
配給:20世紀フォックス映画
© 2017Twentieth Century Fox Film Corporation

『銃夢』原作