物語の舞台は、寂れたボウリング場。劇団4ドル50セント、週末定期公演『夜明けのスプリット』が幕開け

物語の舞台は、寂れたボウリング場。劇団4ドル50セント、週末定期公演『夜明けのスプリット』が幕開け

秋元康がプロデュースする劇団4ドル50セントが、週末定期公演『夜明けのスプリット』を本日6月30日、東京・新宿のKeyStudioで開幕した。

劇団4ドル50セントは、今年2月に旗揚げ公演『新しき国』を上演し、紀伊國屋ホールを連日完売させるほどの盛況を博した。その後、各個人が芸能活動に邁進していたが、舞台の新作を望む声が劇団員たちのSNSなどに多数寄せられ、今回、週末定期公演という形での上演が決まった。

舞台公演『夜明けのスプリット』は、寂れた活気のないボウリング場を舞台に、ある日の夜更けから夜明けまでの物語が描かれる。今回の公演では、劇団メンバーを甲乙丙の3組に分け、同じ脚本を3組の違うキャストによって演じ分ける試みに挑戦。さらに、各公演で推しメン投票を行い、上位のメンバーが毎週金曜日に行われるシャッフル公演に出演できるという、劇団内の競争もシビアな環境で行われる。

公演前には、囲み取材が行われ、甲組で主演のリツコ役を演じる糸原美波は「ボウリングをやったことがなくて、そこから教えてもらって投げ方も違うので、秋元さんから投げ方にも人生があると言われていたので、すごく研究しました。最初、ソフトボールのように回転させて投げようとしていてみんなから驚かれました」と驚きのエピソードを披露。

乙組で主演を演じる福島雪菜は「私たちの劇団は、仲の良さが武器です。3組に分かれてますが、最後まで全力で走り抜けたい。(甲組と丙組で主役を務める)ふたりと違いすぎて同じ役をやっているのかな? と思うくらいで、私はほかのふたりの演技を見て乙組に迷惑をかけないようにしないと、とプレッシャーを感じてます。でも、歴史に名前を残せる劇団になれるように、日々スキルアップできるようにみんなで頑張ります!」と前を向いた。

今回の公演『夜明けのスプリット』は、“芸能の聖地”とも言われる「スタジオアルタ」がリニューアルした新劇場「KeyStudio」のこけら落とし公演。歴史ある会場での上演に、劇団メンバーは気持ちもあらたに臨んだ。

「投げ方をいかにかっこよく見せるかにこだわっており、ボールを持たずにいかにリアルに見せるか考えました」と役作りの工夫を語った丙組で主演する前田悠雅は「このスタジオアルタは、『笑っていいとも』が32年かけて伝説の番組になったように、駆け出しの私たちがここから長い年月をかけて劇団を大きくできるよう頑張りたい」と意気込んだ。

そして、リーダーの岡田帆乃佳は、甲乙丙の3組について「丙組は笑いに寄せている部分がありますし、甲は泣かせてくれる芝居、乙は美男美女が歌も踊りも見せる芝居と個性が違っており、それぞれの個性を楽しんでほしい」と各公演の魅力を分析。そして、「毎週観たくなるような舞台をできたらと思います」と誓った。

また、劇団最年長のうえきやサトシは「ボウリング界のレジェンド役ということで、その存在感をどれだけ見せられるかこだわった。破壊力のある役を演じたい。ほかの組の演技に刺激をもらってますます成長していきたい。全員がライバルなので、毎回の公演を全力で演じてシャッフル公演に向けて投票してもらえるよう頑張りたい」とコメント。さらに、「俺は28歳ですが、伸びしろまだまだあります。“この劇団も半端ないって”と言われるようになりたい」と、現在、流行中のフレーズ「大迫半端ないって」に引っ掛けて意気込みを伝えた。

同じボウリング界のレジェンド“ジュン”を演じる久道成光は「トリプルキャストで劇団内でも同じメンバーで負けたくないと競い合ってきました。同じ役でもまったく違う演技になっているので、楽しんでいただければと思います」と呼びかけた。

週末定期公演『夜明けのスプリット』は、8月3日まで毎週末に上演。詳細は劇団の公式サイトで。

舞台情報

週末定期公演「夜明けのスプリット」
会期:6月30日(土)~8月3日(金)
会場:東京・KeyStudio


劇団4ドル50セント OFFICIAL WEBSITE
http://www.4dollars50cents.com

Produced by 【es】エンタメステーション
Supported by M-ON! MUSIC