映画『ペンギン・ハイウェイ』蒼井 優がお姉さんを演じる「今までは誰かに寄生しているような役が多かった」

映画『ペンギン・ハイウェイ』蒼井 優がお姉さんを演じる「今までは誰かに寄生しているような役が多かった」

8月17日(金)に全国公開するアニメーション映画『ペンギン・ハイウェイ』の完成披露舞台挨拶が本日7月3日(火)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、声優キャストの北 香那、蒼井 優、西島秀俊、竹中直人、石田祐康監督が登壇した。

本作は、『夜は短し歩けよ乙女』、『有頂天家族』など、数々のベストセラー作品を持つ森見登美彦の同名小説を映画化したもの。少年のひと夏の成長が独特の世界観でみずみずしく描かれている。

小学4年生の少年“アオヤマ君”を演じた北は「本作は全てが詰まった映画だなと思いました。感動だったり憧れだったりそういうのが詰まっています。また10歳の男の子のトーンがわからなくて演じるのは難しかったんですけど、いろいろ勉強するために同世代の妹の授業参観に参加してなんとなく掴みました」と役の難しさを明かし、謎めいたお姉さんを演じた蒼井は「この役は難しいなと思っていたら、こういうしっかりしたお姉さんの役を普段演じることがなくて、基本的に誰かに寄生しているような役が多かったので、とても新鮮で難しくて良い経験でした」と語った。

本日30歳の誕生日を迎えた石田監督は「周りの諸先輩方から男は30からだと言われているので、『ペンギン・ハイウェイ』を製作したばかりですけど、まだまだ頑張ります」とコメント。西島は「すごく才能と勢いがあり、ものづくりの喜びに満ちあふれている」と石田監督を絶賛した。

また、自身の小学生のころのエピソードを聞かれた蒼井は「『魔女の宅急便』が好きでしたね。ある日家に黒いワンピースと赤いカチューシャがあることに気づき、私はキキかもしれないと本気で思っていました(笑)」と笑顔で語り、竹中は「大人になったらずっと漫画家になろうと思っていました。あと運動会の時に走るのがものすごく早かったので、テープ切る瞬間に一位になるのが怖かったので逆走しちゃいましたね。屈折した子でした」とそれぞれエピソードを披露した。

さらに、本作の主題歌を担当した宇多田ヒカルからメッセージが到着。「謎の魅力、大人のずるさ、そんなことを感じながら原作を読ませていただきました。映画の公開を楽しみをしています」と司会者が読み上げると、会場は大きな拍手に包まれた。

またイベントでは、ぬいぐるみが本物のペンギンに変化するというイリュージョンも行われた。実際のペンギンを目の前にしたキャストたちは「かわいい!」「手に乗るのかな?」と興味津々な様子だった。

【STORY】
小学四年生のアオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録する。毎日努力を怠らず勉強するので、「将来は偉い人間になるだろう」と思っている。そんなアオヤマ君にとって何より興味深いのは歯科医院の“お姉さん”。気さくで胸が大きくて、自由奔放でミステリアスなお姉さんをめぐる研究も、真面目に続けていた。
ある日、アオヤマ君の住む郊外の街に突如ペンギンが現れ、そして消えた。さらにアオヤマ君は、お姉さんがふいに投げたコーラの缶がペンギンに変身するのを目撃する。「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」一方、アオヤマ君は、クラスメイトのハマモトさんから森の奥にある草原に浮かんだ透明の大きな球体の存在を教えられる。やがてアオヤマ君は、その謎の球体“海”とペンギン、そしてお姉さんには何かつながりがあるのではないかと考えはじめる。そんな折、お姉さんの体調に異変が起こり、同時に街は異常現象に見舞われる。果たして、お姉さんとペンギン、“海”の謎は解けるのか――!?

作品情報

『ペンギン・ハイウェイ』
8月17日(金)より、全国ロードショー
出演:北 香那、蒼井 優、釘宮理恵、潘 めぐみ、福井美樹、能登麻美子、久野美咲、西島秀俊、竹中直人
原作:森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』(角川文庫刊)
監督:石田祐康
キャラクターデザイン:新井陽次郎
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
音楽:阿部海太郎
制作:スタジオコロリド
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

オフィシャルサイト
http://penguin-highway.com/

『ペンギン・ハイウェイ』原作