「葉加瀬太郎サマーフェス」藤井フミヤのステージにゴスペラーズがチェックジャケットで登場! 「スポーツ新聞沙汰になりかねない」(フミヤ)

「葉加瀬太郎サマーフェス」藤井フミヤのステージにゴスペラーズがチェックジャケットで登場! 「スポーツ新聞沙汰になりかねない」(フミヤ)

「葉加瀬太郎サマーフェス」が7月28日(土)に、大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場にて開催され14組のアーティストが競演を繰り広げた。

本イベントは2002年から毎年行われてきた「情熱大陸ライブ」が、葉加瀬が50歳になったのを機に、今年から「葉加瀬太郎サマーフェス」に変わって開催されるもの。

心配されていた台風12号の影響も受けず野外フェスにとっては過ごしやすい曇天の中、葉加瀬と地元で人気のパーソナリティ・DJのヒロ寺平のふたりが登場。地元出身の葉加瀬は「ヴァイオリンを始めて4歳から始めて、もう46年になりますが、この生まれ育った千里中央にある万博公園で毎年ライブがやれて本当に嬉しい!」と挨拶。ヒロ寺平から50歳になっての抱負を尋ねられると「僕も含めて出演者がおじさんばかりになっちゃって(笑)」と自虐コメントで会場を沸かせ「体力的にいろいろなことをあきらめつつ、これからもどんどん新しいことに挑戦していきたいと思っています!」と頼もしいコメントに続けて開会宣言。「葉加瀬太郎サマーフェス」大阪公演が遂にスタートした。

トップバッターはSING LIKE TALKING。前身の情熱大陸ライブ時代からの常連とあって葉加瀬との息もぴったり。「Spirit of love」で葉加瀬はヴァイオリンではなく、コーラスで参加し場内を驚かせた。

続いては、井上陽水、中島みゆき、忌野清志郎に松任谷由実とさまざまなミュージシャンを”降臨”させ場内を爆笑に渦に包み込んだ清水ミチコ。MCでも、楽屋でたこ焼きを食べた話しから「ここのは脱税してない、たこ焼き屋さんでした!」と関西ならではの時事ネタを盛り込み、笑いの本場の大阪で笑いをとる。

そして、山崎育三郎が、黒のロングコートを纏って華麗に登場すると前方を陣取った女性ファンから一斉に「いっく~ん!」コールが起きる。山崎のステージで圧巻だったのは葉加瀬がバイオリンで参加した「ひそかな夢」。映画『美女と野獣』内の楽曲であるバラード曲を、広い会場に響き渡らせるよう朗々と歌い上げた。

「葉加瀬太郎サマーフェス」は「情熱大陸ライブ」時代から、ホスト役の葉加瀬が出演アーティストのステージに参加して共演してきた。コラボ楽曲は葉加瀬自身のリクエストも多く、ゴスペラーズでの「Love Me Tonight/恋の終わり」も葉加瀬からの”おねだり”曲。原曲はイタリアのカンツォーネでトム・ジョーンズや弘田三枝子のカバーで知られる曲。ここでのゴスペラーズはトム・ジョーンズばりのセクシーなスタイルで披露すると、葉加瀬もノリノリの演奏で応え、いちばん美味しいラストの一節を歌い上げるという一幕も。メンバーの安岡優から「最後がいちばんかっこいいじゃないか!」と突っ込まれ、場内も大爆笑に包まれた。

ゴスペラーズのメンバーは、続いての藤井フミヤのステージにもゲスト参加。曲はフミヤからのリクエストで「ミセスマーメイド(1991)」。自らをチェッカーズ世代というゴスペラーズのメンバーは、なんと5人全員がタータンチェックのジャケット着用で登場。これにはフミヤも「君たちは気を使ったのか、逆に全く気を使わなかったのか……。俺がもし、それを着たらスポーツ新聞沙汰になりかねないよ」と思わず苦笑い。葉加瀬のヴァイオリンも加わった「ミセスマーメイド」は、ボーカルとコーラスの美しい掛け合いをじっくり聴かせ、間奏ではフミヤとゴスペラーズのメンバーがダンスを披露し、会場を酔わせた。

続いては自称・日本一野外ステージが似合わない男、鈴木雅之が3ピースのスーツにエナメル・シューズで登場。しっとりとしたラブソングを歌った後、ラッツ&スターの佐藤善雄とゴスペラーズの村上てつやと酒井雄二があらわれると会場から大きな歓声が上がる。2005年に万博記念公園で行われた「情熱大陸ライブ」の鈴木のステージにこのメンバーが参加したのを機に産まれたのがゴスペラッツ。それゆえ大阪のお客さんにとっても感慨深い再結成だ。「め組のひと(1983)」「ランナウェイ(1981)」といったお馴染みのナンバーが次々に歌われると会場の盛り上がりは最高潮に達する。

そして夏と言ったらのTUBE。彼らが登場するのを待ちきれないのか、会場からTUBEコールが湧き上がるほど。前田亘輝の「大阪~! 楽しんで行っちゃってくださいよ~!」と「シーズン・イン・ザ・サン」から始まった怒涛の夏の大ヒット曲連打で観客も大興奮に。ラストは葉加瀬も参戦し「あー夏休み」を披露した。オーディエンスも総立ちで大合唱し、ステージと客席が完全一体化。圧巻の30分でステージを終えた。

大トリは葉加瀬。ゲストの小柳ゆきが登場し、曲はセリーヌ・ディオンと共演した「To Love You More」。小柳の艷やかで伸びのあるボイスと葉加瀬のヴァイオリンが絡んだスリリングなコラボレーションに、場内は水を打ったように静かに聴き入る。ラストはこの日の出演アーティストが参加して、熱帯の熱さを彷彿させるようなサンバ調にリアレンジされた「情熱大陸」だ。

中盤には沖 仁、押尾コータローにTUBEの春畑道哉、3人のギタリストによるギターバトルも披露され終始、会場を圧倒し続け長丁場となったイベントも終了。「本日はありがとうございました!」とステージを降りる葉加瀬に、出演メンバーが「情熱大陸」をアカペラで歌って送り出すという感動的なフィナーレで大阪公演は幕を下ろした。

「葉加瀬太郎サマーフェス」はこの後、8月4日(土)と5日(日)に東京・葛西臨海公園にて開催される。

PHOTO:葉加瀬太郎サマーフェス’18年7月28日(土)@大阪

【葉加瀬太郎 サマーフェス’18 ~50thanks evolution~/大阪公演セットリスト】
(※)=レフトステージ
・SING LIKE TALKING:RISE/Spirit of love with 葉加瀬太郎 ほか
・江頭勇哉(※):アンブレラ
・清水ミチコ
・山崎育三郎:01.Congratulations/02.ひそかな夢 with 葉加瀬太郎
・沖 仁:01.スペインwith葉加瀬太郎、佐藤竹善 ほか
・沖仁&押尾コータロー:リベルタンゴ with 葉加瀬太郎
・押尾コータロー:あの夏の白い雲 with 葉加瀬太郎 ほか
・ゴスペラーズ:ひとり/Love me tonight with 葉加瀬太郎 ほか
・藤井フミヤ:白い雲のようにwith 葉加瀬太郎、佐藤竹善/ミセスマーメイド with 葉加瀬太郎、ゴスペラーズ ほか
・鈴木雅之:め組のひと、 ランナウェイ with 葉加瀬太郎、佐藤善雄、村上てつや&酒井雄二(ゴスペラーズ)
・TUBE:01.シーズン・イン・ザ・サン/02.Beach Time/03.夏だね/04.夏が来る!/05.あー夏休み with 葉加瀬太郎
・藤澤ノリマサ(※):01.VINCERO -ビンチェロ-/02.希望の歌~交響曲第九番~
・葉加瀬太郎 :01.TO LOVE YOU MORE with 小柳ゆき/02.情熱大陸

イベント情報

「葉加瀬太郎 サマーフェス’18 ~50thanks evolution~/東京公演」
日時:8月4日(土)&8月5日(日)
13:00開場/14:30開演(終演予定 19:00)
会場:葛西臨海公園 汐風の広場

<チケット価格>(税込/ブロック指定)
2日通し入場券:17,000円/小学生 3,000円
8月4日(土)&8月5日(日)各入場券:9,500円/小学生 2,000円/親子割(ブロック指定/小学生各1名)各日 11,000円
※全券種レジャーシート付
※未就学児入場無料、小学生・未就学児は、保護者と同伴入場。
※雨天決行・荒天中止
ピクニックエリア入場券(税込):4,000円
※4名まで入場可。

【出演アーティスト/タイムテーブル】
<東京会場 8月4日(土)>
13:45 ネイバーズ コンプレイン(オープニングアクト)
14:30 和楽器バンド
15:00 平井 大
15:25 SING LIKE TALKING
16:00 KICK THE CAN CREW
16:30 沖 仁
16:45 押尾コータロー
17:10 AMA-KAN(KAN×山崎まさよし)
17:35 ゴスペラーズ
18:00 藤井フミヤ
18:30 葉加瀬太郎 GUEST ACT:小柳ゆき

<東京会場 8月5日(日)>
14:30 スターダスト☆レビュー
15:10 SALT & SUGAR
15:30 矢野顕子
16:05 さだまさし
16:30 KREVA
17:00 鈴木雅之
17:25 槇原敬之
18:00 KRYZLER&KOMPANY
18:25 葉加瀬太郎

「葉加瀬太郎 サマーフェス’18」オフィシャルサイト
http://tarofes.com/