元宝塚トップスター・真琴つばさ「日常でも疑心暗鬼になってしまう」ドラマ『イアリー 見えない顔』特別試写会に登場!

元宝塚トップスター・真琴つばさ「日常でも疑心暗鬼になってしまう」ドラマ『イアリー 見えない顔』特別試写会に登場!

オダギリジョーが主演、新・都市型スリラー「連続ドラマW イアリー見えない顔」が、8月4日(土)よりスタート、毎週土曜夜10時にWOWOWプライムで放送されている。
その放送開始に合わせ、J:COM特別試写会&トークショーが8月11日、大阪・梅田ブルク7で行われ、敏腕弁護士・土田律子役の真琴つばさが登壇した。

原作は映画化された「クリーピー」で隣家に住みついた脅威を描いた前川裕の同名小説。オダギリジョー演じる大学教授・広川誠司の家の周囲で起きる不信な近隣トラブルが、一見何の関係もないはずの大学総長選挙の暗闇に絡みついていくという異色の展開。広川の妻の妹で、広川と深い関係に陥る大学の人気講師・水島麗役に仲里依紗、ホストクラブにはまり借金を背負ってしまう看護師・六道菜々美役に黒島結菜、カリスマ性を帯びた弁護士・土田律子役に元宝塚のトップスター真琴つばさなど個性あふれるキャストが揃い、日常生活が浸食されていく恐怖を描く、戦慄のアーバンスリラーが誕生した。

猛暑が続く今年の夏に、背筋をゾクッとさせる新感覚スリラー「イアリー見えない顔」の台本を受け取った時の話に真琴は「面白くて、次から次への展開はどうなっているんだろうって思って、一気に最後まで読み終えました。スッキリ感というよりは一枚モヤがかかったような中で…ふと思ったのは映画の「グラン・ブルー」という、深海へ素潜りでもぐっていく映画で、息苦しいんだけど、深海の美しさに魅せられて…地上に戻ると世界が違うみたいな感覚でした」と作品を映画に例え、作品の深みに迫るコメントをしてくれた。

「連続ドラマW イアリー見えない顔」より 真琴つばさ(弁護士・土田律子役)

今作で真琴が演じている弁護士という役柄については「弁護士と宝塚の卒業生というのは、皆さんが想像しやすい範囲内にはあると思うんです。でも今回一枚岩ではいかなくて、この作品の中で一番顔が見えないと思うほど、演じながらも律子の本性が見えないことが多かったです。原作では、あまり出てこない役なんですが、本作では脚本の方が多面性をもって書いていただいて、やりがいがありました」と難しい役ところながらも、充実した撮影だったようだ。

演じたあとに私生活にも多少影響があったようだ。「不安になってしまったことなんですけど、私の知人、友人、肉親…これは本当の顔なんだろうか、もしかすると知らない顔があるんじゃないかと疑心暗鬼になってしまうような感じになったんです。かなりイアリー病にかかってしまいました」と人間の表と裏を意識するような、ドラマの深さを物語るコメントだった。

イアリーという意味には、不気味なとかゾッとするようなという意味がある。怖いと日常で思うことを訊かれ「苦手…虫…ちっちゃい虫が苦手です。蛾…宝塚大橋というところの電柱に集まっているのがたまらなく嫌でした…可愛く言ってみました。……あっ、ちょっといいですか。“外見と僕が思っていた顔を違いますね”ってつっこんでいただくところです(笑)」と、MCへの対応に自らつっこみを入れ、会場を和ませた。

WOWOW「連続ドラマW イアリー 見えない顔」第1話より

1話について真琴の感想として「いろいろな謎と事件が起きましたよね。これどう収拾するのって思いました。でも、ちょっとずつ正体を現して、気が付くと謎と事件がひとつの円を作っていて、オダギリさん演じる広川を囲んでいる感じです」と今後の展開のヒントになる次話へ期待ふくらむコメントを披露。「最後にそうくるか!という意外な展開があるんですけど、1話を見逃すとダメなのかと思いがちなんですが、2話、3話にもフラッシュで挿入され補う部分もあるので、途中参加もありです」と途中参加大歓迎なコメントも。

本作の見どころについては「2つあります。1つは謎と事件がひとつになっていくところ。そんな不気味さ、人間の心理の進め方が面白い。もう1つは、映像の特殊さとBGM。WOWOWならではのBGMの入り方!気に障るんですよ(笑)。やめて!その不良和音って。音楽効果もすごいです」と映像と音楽が楽しめるドラマになっていることをアピールしてくれた。

最後に「イアリーはとても素敵な登場人物に溢れた、いろいろな人間の内側の広さを感じた作品です」とアピールし、イベントは終了した。

ドラマ出演自体がレアな真琴つばさだが、「面白かったんですよ。自分がどうセリフを言ったらいいのか、正解がなかったんです。それを手探りでやっていいというのが面白かったんです」と、今作で映像作品の面白さを感じた作品になったようだ。
人を引き付ける魅力に溢れた宝塚のトップスターだからこそ成し得る作品へのエッセンスも加わり、物語の奥の深さに、登場人物のキャラクターへの不信感を募らせる演出の数々がちりばめられ、見ごたえのある作品になっている。
日常生活がじわじわと浸食されていく恐怖を感じるWOWOW「連続ドラマW イアリー見えない顔」は放送中。
是非、自身の目で確かめてほしい。

取材・文/エンタメステーション編集部

番組情報

「連続ドラマW イアリー 見えない顔」
8月4日(土) WOWOWプライムにて放送スタート
毎週土曜よる10時~(全6話))第1話無料放送


原作:前川裕(『イアリー 見えない顔』KADOKAWA刊)
監督:森淳一(「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」『重力ピエロ』)
脚本:武井彩
音楽:大間々昂(『愚行録』)
出演:オダギリジョー 仲 里依紗 黒島結菜 真琴つばさ 田中要次 山田杏奈 猫背椿 / 筧 利夫 イッセー尾形 ほか
プロデューサー:井上衛(WOWOW) 橘佑香里(WOWOW) 森井輝(ROBOT)
制作協力:ROBOT 製作著作:WOWOW
特設サイト
http://www.wowow.co.jp/dramaw/eerie/

【STORY】
「奥様、ご在宅でしょうか?」。妻を病で亡くした数日後の夜。私立大学文学部教授・広川誠司(オダギリジョー)の家を見知らぬ女性が訪れた。玄関を開けるとそこには誰もいなかった…その頃、大学では総長が急死。学生も参加する新スタイルの総長選挙が行われることに。広川の同僚・石田(筧利夫)は多数派工作を主導、仏上(イッセー尾形)ら他の教授たちは互いに疑心暗鬼となり怪文書が飛び交うなど、学内には不穏な空気が漂い始める。広川は妻の実妹で同じ大学の講師・麗(仲里依紗)と妻の生前から深い関係に陥っており、その後ろめたさが、近隣や選挙に対する漠然とした不安を掻き立てていく。やがて、近所で変死体が発見され…ホストにはまる看護師・菜々美(黒島結菜)、敏腕弁護士・律子(真琴つばさ)、不審な住民・久子(猫背椿)。広川はいつしかあまりに危険な人間たちの欲望の闇に足を踏み入れていくのだった。


『イアリー 見えない顔』原作