『パパはわるものチャンピオン』棚橋弘至、寺田 心から厳しい指摘「噛んだよね?」

『パパはわるものチャンピオン』棚橋弘至、寺田 心から厳しい指摘「噛んだよね?」

9月21日(金)より全国公開される映画『パパはわるものチャンピオン』がテレビ朝日夏祭りとコラボし行われたイベントに棚橋弘至、寺田 心、田口隆祐、真壁刀義が登壇。映画で実況をつとめた野上慎平アナウンサーも司会で参加した。

本作は、大ヒット絵本『パパのしごとはわるものです』『パパはわるものチャンピオン』(岩崎書店刊)を映画化したもの。棚橋が演じるのは悪役レスラー、ゴキブリマスクを職業とするパパ・孝志。2016年に「ベストファーザー・イエローリボン賞」(スポーツ部門/主催・一般社団法人日本メンズファッション協会、日本ファーザーズ・デイ委員会)を受賞した棚橋は、本作が初の全国公開映画の主演となり、10年ほど長かった髪の毛を役作りのためにバッサリと切って臨んでいる。

まず野上アナがG1のことに触れると、「G1で疲れてないやつなんていねえよ」と真壁は言うが、先日G1で優勝した棚橋は「疲れてないです!」と最初から棚橋節をみせつけた。その後順番に挨拶していく中で、寺田が「皆さんにお会いできてすっごくうれしいです!」と挨拶すると真壁が「おい! かわいすぎるだろ!」と思わずツッコミ。次に挨拶をした田口は寺田の真似をしてかわいい声で挨拶をし、寺田に対して「こんな大人にならないでね」と言い笑いを取った。

本作で主演をつとめた棚橋は主人公を演じてみた感想を聞かれると「責任感が生まれた。映画全体を引っ張っていかなきゃならないが、初めてのことが多く、何していいか分からなかったので、明るい現場の雰囲気をつくるためにニコニコしていた」と回答。クランクインが去年のG1 CLIMAX終了後すぐだったため、G1が始まる2か月前くらいから寺田と監督と3人で演技の練習をしていたと明かした。そのなかで滑舌をよくするために練習した「外郎売」を実際に披露。それに対して「よく覚えているなとは思ったけど、噛んでるよな」と真壁からツッコミを入れられると、G1の8.10リング上でも噛んでしまったことを自虐して笑いを誘った。

また、プロレスと演技の違いを聞かれると棚橋は「セリフの言い回しを考えながら繰り返し練習し、その都度監督に指導してもらった」とのこと。何回もやっていくうちに「あ、自然に言えた」と正解の感覚を掴んでいく感じにやっていたと語った。それに対して寺田は「努力していてすごい!」と棚橋をねぎらった。棚橋は、寺田がプロレスに興味を持ってくれたことを嬉しそうに語ると、寺田は、オカダ・カズチカが棚橋にドロップキックをするシーンで心配になってしまい思わずリングに上がってしまったというエピソードを披露した。

撮影中にプロレスごっこをして遊んでいた2人。実際に、レインメーカーを小さな身体を生かしくぐり抜け、後ろに回ってパンチするという“寺田 心式レインメーカー返し”を披露した。「プロレスラーと共演するのは怖かったか?」と聞かれると寺田は「プロレスを知るためにDVDを見たら、たまたま血だらけの映像だったので大丈夫かな? と思ったが会ってみたらすごく優しくて、遊んでくれて楽しかった」と回答。それに対して真壁は「リングを降りたら優しいただのおじさんだよ」と言い笑いを誘った。

さらに、田口は試写にきた関係者から演技を評価されていることに触れられると、冗談交じりに「演技は勝負」と独自の役者論を展開。しかし、本作で主人公の妻・詩織役を演じた木村佳乃から「役者かと思った。あなたは役者に向いているわよ」と言われていたエピソードが明かされると「来年から試合数が減るかも……」と役者の仕事が増える可能性にまんざらでもない様子をみせた。

本作の見どころを聞かれると真壁は「破壊神という役どころで暴れまわっています。控室でのシーンなど裏側の鬼気迫る雰囲気を味わってほしい。(その雰囲気の中を)心君が逃げ回るシーンもあるので見てほしい」とコメント。それに対し野上アナは「プロレスを知らない方でももちろん楽しめる作品だし、プロレスの映画なんて興味ないというプロレスコアファンにも届くような作品」と熱弁した。棚橋も「理解しあえない関係性に対してヒントをくれる作品です」と語るが、それに対して寺田が「噛んだよね?」とかわいくツッコミ。棚橋が噛んでNGを出した撮影秘話も語られた。

ここで他に出演するプロレスラーを紹介。「どこのシーンで誰が出てくるか楽しめますね」と野上アナが言うと、真壁から「控室など(新日本プロレスの)派閥ごとに分けられていた」とスタッフの気遣いがあったなど裏話が明かされた。

棚橋が初のヒールレスラーをやったことに対して「手探りだったけど、パートナー(ギンバエマスク)がいたから心強かったです」と答えると、かつてヒールレスラーとして活躍した経験のある真壁は「ヒールレスラーなのにラメが入ってたり光沢のある衣装で派手でこんなオシャレなヒールいねえだろと思ったけど、2人(ゴキブリマスクとギンバエマスク)の掛け合いとかが面白かった」など2人のヒール論が本気でぶつかるシーンについても語った。

プロレスの試合を観戦するシーンについて聞かれた寺田は、「プロレスファンに応援の仕方を教わったりして、声を枯らして応援したりとプロレスが大好きになりました」と語り、その寺田の頭を真壁がやさしく撫でるとういう一幕も。寺田が棚橋の応援で試合を観に行った際に、寺田を見つけた棚橋が情報解禁前にも関わらず「ゴキブリポーズをした」というエピソードも語られた。

何回も同じシーンを撮ったりするなど普段の試合とは違ったと語る棚橋。技を受けるときに試合ではテンションを高めてアドレナリンがでるが「はい、やってください」と撮影で言われるときに瞬間的にテンションをあげるのが難しかったと明かした。

最後に「プロレスの面白さや裏側が描かれているし、なによりもハートフルな家族の物語なので、心が暖かくなりたかったら、この映画を見てください」と真壁が語ると、田口から「プロレス映画というよりも、プロレスのシーンもある映画としてみてほしいです。親子の感動の作品ですので、ぜひ劇場で観ていただきたいです」とコメント。続けて寺田が「この映画は小さい子から、おじいちゃんおばあちゃんまで見られる映画だと思います。色んな役の立場に立ってみれば様々な見え方があると思います」と大人顔負けのコメントをすると会場からは拍手が起きた。棚橋はこの後は言いにくいと言いつつ「全力でがんばりました」と仁王立ちで堂々と挨拶した。最後は、観客と共に記念撮影をし、「今日噛んでばっかりだけど映画では噛んでないです」「会場の皆さん、愛してま~す!」と棚橋らしく締めくくった。

【STORY】
大事なのは勝つことじゃない。人生を戦い続けるすべての人に贈る感動の物語。
まぶしいほどのスポットライトのなか、大歓声を浴びる大村孝志(棚橋弘至)。人気も実力も兼ね備えたエースレスラーだったが、膝に大ケガを負って試合から長期離脱してしまう。それから10年、かつての強さを取り戻せないでいる孝志は悪役レスラーとなり、客席からブーイングを浴びる日々を送っている。妻の詩織(木村佳乃)は変わらず応援してくれるが、孝志は自分の仕事を9歳になった息子の祥太(寺田 心)に打ち明けられずにいた。だがある日、偶然から祥太にバレ、「悪者のパパなんて大嫌いだ」と言われてしまう。しかし、そんな孝志に、名誉を取り戻すチャンスが訪れる。かつての孝志に憧れていたトップレスラーのドラゴンが、孝志をタイトルマッチの相手に指名したのだ。自らのプライドと家族への愛のために、全く勝ち目のない戦いに立ち上がる孝志。果たして、孝志が決意したすべてを賭けた危険な技とは?そして息子との絆を取り戻すことは出来るのか―。

作品情報

『パパはわるものチャンピオン』
9月21日(金)全国ロードショー
出演:棚橋弘至、木村佳乃、寺田 心、仲 里依紗、オカダ・カズチカ、田口隆祐、大泉 洋(特別出演)、大谷亮平、寺脇康文
原作:『パパのしごとはわるものです』『パパはわるものチャンピオン』作:板橋雅弘/絵:吉田尚令(岩崎書店刊)
監督・脚本:藤村享平
主題歌:高橋 優「ありがとう」(ワーナーミュージックジャパン/unBORDE)
制作プロダクション:ブリッジヘッド/パイプライン
配給:ショウゲート
(C)2018「パパはわるものチャンピオン」製作委員会

オフィシャルサイト
http://www.papawaru.jp/