累計部数284万部超! 司馬遼太郎の名著『峠』が初の映像化! 主演は役所広司。「気持ちを引きしめて撮影に臨みたい」

累計部数284万部超! 司馬遼太郎の名著『峠』が初の映像化! 主演は役所広司。「気持ちを引きしめて撮影に臨みたい」

世代を超えて熱烈なファンを多く持つ歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、幕末の風雲児と呼ばれた、越後長岡藩家老・河井継之助を描いた作品『峠』。54年の時を経て、初の実写化作品となる『峠 最後のサムライ』が2020年に公開される予定だ。

監督・脚本には黒澤 明監督の助監督として数々の名作に携わり、初監督作品『雨あがる』で「第24回日本アカデミー賞」最優秀作品賞ほか、計8部門で最優秀賞を受賞。その後『博士の愛した数式』『明日への遺言』『蜩ノ記』と、常に上質な日本映画を送り出してきた、日本映画界の名匠・小泉堯史。『影武者』で助監督としてキャリアをスタートさせた小泉監督が、監督としては初めて本格的な合戦アクションに挑む。またデジタル撮影が全盛の中、本作ではこれまでの小泉作品と同様、フィルムでの撮影を敢行する。さらに、黒澤組ゆかりのスタッフも集結し、2018年に没後20年となる黒澤監督の系譜を継ぐ、新たな名作を送り出す。小泉監督も「この映画においてサムライとはなにか、を捉えてみたい」と語り、並々ならぬ意欲を燃やしている。

実力ゆえに一介の武士から越後長岡藩の筆頭家老に抜擢される、“知られざる偉人”河井継之助を演じるのは、言わずと知れた日本映画を代表する俳優・役所広司。『蜩ノ記』に続き2本目の小泉監督作品となる本作では、自分の命を顧みず妻を、仲間を、そして国を守ろうとする継之助を魅力的に演じ、「サムライ」としての生き方を体現。これまで数々の偉人を演じてきた役所が継之助をどう演じきるのか、期待が高まる。

また、その継之助をいかなる時も信じ、支え続けた妻おすがには、『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』(09)で「日本アカデミー賞」最優秀主演女優賞を受賞するなど、数々のテレビ・映画・舞台で活躍を続ける女優・松 たか子。継之助を最後まで想い続けた、その夫婦愛も本作の見どころだ。

そのほか、継之助の父・代右衛門は田中 泯、母・お貞には香川京子、継之助の良き相談相手となる小山良運に佐々木蔵之介、良運の息子・正太郎に坂東龍汰、従者の松蔵に永山絢斗、なじみの娘・むつに芳根京子、継之助と生死を共にする川島億次郎に榎木孝明、側近の花輪求馬に渡辺 大、幕府軍松平定敬に矢島健一、継之助に戦争の虚しさを思い知らせる老人に山本 學、月泉和尚には井川比佐志、徳川家最後の将軍となった徳川慶喜に東出昌大、敵対する官軍の岩村精一郎には吉岡秀隆が決定。そして、継之助を重用した前藩主・牧野忠恭(雪堂)には、日本映画界・演劇界における長年の功績により文化勲章など数々の賞を受賞、まさに日本が誇る名優・仲代達矢が『雨上がる』以来の小泉組に参加する。

撮影は9月中旬から約3か月間、継之助の故郷・長岡市をはじめ新潟県を中心に茨城や京都で撮影予定。また、維新史上、最も壮烈な北越戦争を描くに当たり、約5,000人規模のエキストラを募集、迫力ある撮影を予定している。

日本の歴史が大きく動いた幕末を、日本を代表するキャスト・スタッフにより、壮大な戦いと共にスクリーンに映し出されます。まさに映画界が挑む、一大決戦!公開までにもいろいろな情報を発表させていただきますので、楽しみにお待ちください。本作の情報をぜひご紹介いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

監督・脚本:小泉堯史コメント
司馬遼太郎さんは「峠」のあと書きに記している。
「幕末期に完成した武士という人間像は、その結晶のみごとさにおいて人間の芸術品とまでいえるように思う」
私もこの映画において侍とはなにか、捉えてみたい。
自然に、爽やかに、そして美しく。

河井継之助 役:役所広司
美しい映画を求め続ける小泉監督作品に再度参加できることはこの上ない幸運です。世界中で知られている「サムライ」という美的人間の代表でもある河井継之助を背筋を伸ばし、気持ちを引きしめて撮影に臨みたいと思います。

おすが 役:松 たか子コメント
出演させていただけること、大変光栄に思っています。継之助さんの夢の邪魔をせぬよう、役所さんの足を引っ張らぬよう、、、先輩方から学べることに感謝しながらつとめさせていただきます。

【牧野忠恭(雪堂) 役:仲代達矢コメント】
時代劇の中ではよく信長や信玄がもてはやされますが、私はタヌキオヤジと言われながら二百五十年余の日本の平和を築いた家康の方が本来の侍の様な気がしています。今回の作品でもそうした侍の在り方が問われるでしょう。

プロデューサー:関根真吾コメント(松竹撮影所)
今年は、物語の舞台である長岡藩開府400年、戊辰戦争終結150年、主人公の河井継之助没後150年。そんな節目の年に本作の製作を発表できることに、深いご縁とこの企画の運命のようなものを感じています。司馬遼太郎先生の原作を得て、小泉堯史監督のもと最高のスタッフ・キャストと共に、ご当地長岡市から新潟県を中心に撮影に臨んでまいります。2020年は東京オリンピック。「サムライジャパン」と言われる日本人の魂が再び注目されます。そんな年に、この作品を通して「かつて日本人が生み出した、世界に類を見ない“侍”というもの」を再び見つめ直すきっかけになってもらえればと願っています。

【役どころ】
河井継之助(役所広司 ):戊辰戦争時、最後まで官軍を苦しめ、信念をもって激動の幕末を生きた、“最後のサムライ”
おすが(松 たか子:継之助の妻。最後の最後まで夫を信じ、支え続ける。
河井代右衛門(田中 泯):継之助の父。息子夫婦の行く末を案じ続ける。
お貞(香川京子):継之助の母。義娘のおすがを特にかわいがり、案じる。
小山良運 (佐々木蔵之介):継之助の盟友であり、良き相談相手。
小山正太郎(坂東龍汰):良運の息子。武士の息子でありながら、継之助にその才能を認められる。
松蔵(永山絢斗):継之助の従者として、主の命を第一に動き、最後まで付き添う。
むつ(芳根京子):継之助が懇意にする旅籠屋の娘。幼い時から知っている継之助を信じ続けている。
川島億次郎(榎木孝明):同じく長岡藩士。当初は継之助の案に反対するが、最後は彼と生死を共にすることを誓う。
花輪求馬(渡辺 大):同じく長岡藩士。殿に使える側近として、共に戊辰戦争に臨む。
松平定敬(矢島健一):慶喜に従う大名。大政奉還の場でその文章を読み上げた。
老人(山本 學):激戦の最中、継之助が出会った百姓。彼と出会った継之助は戦争の虚しさを強く感じる。
月泉和尚(井川比佐志):攻め込まれ、逃げ場を無くしたおすがと両親を受け入れる。
徳川慶喜(東出昌大):徳川幕府、最後の将軍。朝廷に政権を返上し、260年余りに及んだ江戸時代を終焉させた。
岩村精一郎(吉岡秀隆):官軍に属する土佐藩士。継之助の願いを一蹴したことで、長岡藩は戦うことを選んだ。
牧野忠恭/雪堂(仲代達矢):長岡藩の先代藩主。継之助を重用し、隠居した後も藩の命運を彼に託す。

【STORY】
徳川慶喜による大政奉還も奏上され、260年余りに及んだ江戸時代が終焉を迎えた幕末。そんな動乱の時代に、幕府にも官軍にも属さず、小藩・越後長岡藩の中立・独立を目指した男、河井継之介。彼の壮大な信念は、混沌を迎えた日本を変えることができるのか? 藩の運命を賭けて混乱期を生きた“最後のサムライ”と、彼を支え続けた妻との深い愛情。そしてリーダーとしての彼を信じ、運命を共にしようとする男たちの熱い絆。
56年ぶりに東京でオリンピックが開催される2020年。リーダー不在が謳われるこの時代にこそ、必要とされる“知られざる偉人”のすべてを、圧倒的な迫力と共に描く、大型時代劇が誕生する!

作品情報

『峠 最後のサムライ』
2020年 全国ロードショー

出演:役所広司 松 たか子 田中 泯 香川京子 佐々木蔵之介 坂東龍汰 永山絢斗 芳根京子 榎木孝明 渡辺 大 矢島健一 山本 學 井川比佐志 東出昌大 吉岡秀隆/仲代達矢
監督・脚本:小泉堯史  
原作:司馬遼太郎「峠」(新潮文庫刊)
製作:『峠 最後のサムライ』製作委員会
製作:松竹撮影所、ディグ&フェローズ
配給:松竹、アスミック・エース 
オフィシャルサイトtouge-movie.com

リリース情報

司馬遼太郎『峠(上)(中)(下)』
新潮文庫刊
価格表記:
上:定価(本体750円+税)
中:定価(本体790円+税)
下:定価(本体670円+税)

『峠』(上中下)合本