横浜流星「親に感謝を伝えるきっかけになってほしい」。映画『愛唄 -約束のナクヒト-』撮影秘話語る

横浜流星「親に感謝を伝えるきっかけになってほしい」。映画『愛唄 -約束のナクヒト-』撮影秘話語る

1月25日(金)に全国公開される映画『愛唄-約束のナクヒト-』の親子試写会が、1月16日にT・ジョイ品川PRINCEシネマで開催され、横浜流星、飯島寛騎、財前直見、富田靖子、川村泰祐監督が登壇した。

GReeeeNの名曲「愛唄」が流れるなかキャスト陣が登壇。主演の横浜は「お忙しい中お集まりいただきありがとうございます!」と挨拶し、横浜演じるトオルの母・美智子を演じた財前は「明けましておめでとうございます。今年も親子でこの映画をたくさん見てもらえたらと思います」と親子の愛も見どころと映画をアピールした。また富田は「親子試写会は初めての体験なのですが、お父様もいらしてくださり、この時間が皆様にとって素敵な時間になりますように」と会場に駆け付けた親子たちに語りかけた。

劇中の場面写真パネルを使ったトークでは、トオルが余命が短いことを隠したまま母と食卓を囲むシーンが登場。該当シーンについて監督は「監督になって20年にリハーサルでこれだけ泣いたのは初めてかもしれない。財前さんの言葉で涙が出てきて」と熱く語った。財前が「親としては一緒に悩みを共有したいじゃないですか。それが、一番大事なことを、このバカ息子が……」と役を思い出したかのように語ると、すかさず横浜が「息子の気持ちとしては心配をかけたくないっていうのが一番にあるんですけど、でも親からしたら隠し事をしてる時点で心配ですし、言ってくれないとってことですよね」と本当の親子のような思いやりで、劇中と同じ“愛”の深さを見せつけた。同シーンで同じ食卓に居合わせた飯島は「僕の役柄としては居づらい空気になるのを、いかに打破できるか、みんなが幸せになるかっていうところ考えてお芝居したんですけど、ごはんを食べるシーンはもぐもぐ食べながら」と役柄通りの明るさで空気を和ませた。

舞台挨拶後半では、各キャストの幼少期の写真とともに自身の家族の思い出を語った。まず横浜が写真を出すと会場から「かわいいー!」との声が飛び、「よく、まつ毛を上げてるのかって聞かれるんですけど、この時からもう上がってますね。こんなかわいいツラをしていますが、すごくやんちゃでしたね」とエピソードを披露。「反抗期が長かったんですけど、この作品をきっかけに親にいつもありがとうっていう言葉を伝えることができて、より親を大切にしないといけないなと強く思えるようになってきて、家族といる時間はすごく大切にしてますね」と主演作をきっかけに実生活でも家族に感謝の気持ちを伝えたことを明かした。

また、飯島は父親のバイクに乗った写真を披露し、「進路でモメる時期とかもあったけど成人を超えた今では間違ってなかったんだなと思えるし、今でもたまにお仕事で実家に帰るとちょっとですけどビール持ってたりしてますね」と親孝行な一面を見せた。財前は「18歳! デビューして一番最初の宣材写真です!」と写真を披露。現在実家に戻って生活していることに触れ、「当時は親と地元を捨てるのか! って怒られたんですけど最終的には応援してくれて、いまはすごく良い生活をさせてもらっています」と幸せそうに語った。富田は「皆さんカラーだったのに白黒持ってきちゃいました……」と照れながらも、初めて映画に出演した14歳の時の写真を披露。「自分の子どもも間もなくこの年齢に到達するかと思うと、子どもは自分の足で歩いていくんだ! という心の準備をせねばと思っています」と母の顔をのぞかせた。

最後に主演を務めた横浜から「たくさんのメッセージが詰まっている作品で、時間の大切さと、今、生きていることのすばらしさだったりが伝わると思いますし、僕はこの作品をきっかけに親を大事にしようと思えるようになったので、僕くらいの年の子どもたちには家族と観て、感謝の気持ちを伝えるきっかけになってほしい」とへメッセージが送られ、舞台挨拶は終了した。

【STORY】
その唄は、僕らの運命から溢れ出た――
「私の手、握ってくれてありがとう」まっすぐに“今”を駆け抜ける、恋の青春物語。

恋する勇気を持てないまま大人になってしまったトオルに起きた、二つの出会い。元バンドマンの旧友・龍也との再会、そして運命を変える詩との偶然の出会いにより、恋というものに生涯をかけて全力で駆けることになる。今まで手をつなぐことさえしてこなかったが、龍也の声に恋する勇気をもらい、その詩から、恋に生きる力をもらったトオル。詩と触れるキッカケをくれた比呂乃との出会いを経て、ようやくめぐり会えた運命の少女・凪。詩を綴ることをやめたその少女は、トオルに生きる意味を教えてくれた。しかし、彼女にはある秘密があった・・・
龍也の声が生んだ恋する勇気。凪の言葉が教えてくれた生きる意味。そしてトオルが二人に気付かせた、“本当にやりたいこと”。
限られた時間の中で、三人の”本当”が重なった時、一つの唄が生まれる。

作品情報

『愛唄 ー約束のナクヒトー』
1月25日(金)全国公開

監督:川村泰祐
脚本:GReeeeN、清水 匡
プロデューサー:小池賢太郎
音楽プロデューサー:JIN
出演:横浜流星、清原果耶、飯島寛騎、中村ゆり、野間口 徹、成海璃子、中山美穂(特別出演)、清水葉月、二階堂 智、渡部 秀、西銘 駿、奥野瑛太、富田靖子、財前直見
配給:東映
©2018「愛唄」製作委員会

『愛唄 ー約束のナクヒトー』オフィシャルサイト
http://aiuta-movie.jp/

書籍情報

⼩説版『愛唄―約束のナクヒト―』(朝日⽂庫)
発売中
価格:648円(税込)
⼩林雄次