「一切の常識が通用しない」。佐藤 健、森山未來、染谷将太ら豪華キャストが映画『サムライマラソン』撮影エピソードを語る

「一切の常識が通用しない」。佐藤 健、森山未來、染谷将太ら豪華キャストが映画『サムライマラソン』撮影エピソードを語る

2月22日(金)に全国公開される、映画『サムライマラソン』の完成披露イベントが本日1月21日(月)に六本木ヒルズアリーナで行われ、佐藤 健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、竹中直人、小関裕太、木幡 竜、バーナード・ローズ監督が登壇した。

バーナード監督は「こんなに最高のキャストに恵まれたことはありません。今回、それぞれスタイルの違う役者さんで、演じるキャラクターもかなり違うんですね。でも、ある意味この作品はアンサンブルでもあって、それが生きてきていると思いました。本当に皆さんの演技に感服しました」とコメント。

そんな監督は、本作で独特な撮影手法を使用していたということで、キャストに撮影エピソードを披露してもらうことに。最初の挨拶で「海外の方とお仕事したいとずっと思っていたので、こんなチャンスを逃したくないと思っていたんですが、まさかこんなことになるとは…(笑)衝撃の現場でした」と話した佐藤。「まず監督に『台本に書かれているセリフは気にするな』って言われたんです。『言いたければ言えばいいし、言いたくなければ言わなくていい』と。だから、僕はあんまりしゃべりませんでした(笑)。役として、あんまり言いたくなかったんで(笑)。逆に、森山さんなんかは、すごくご自身でセリフを考えられていて。だから脚本はほとんど森山未來ですね、今回は(笑)。ぐらい! 僕はあんまりセリフを重ねたくないキャラクターだったので、動きで見せれるように頑張りました。」と明かすと、森山も「走りもしたんですけど、馬に乗ったり、泳いだり、一人トライアスロン状態でしたね(笑)。」と振り返った。MCから森山に「両手放しで乗馬という、普通はできないことされていると伺ったのですが」と問われると、青木が「それができる男が森山未來なんですよ! 是非スクリーンで観てほしい」とアピールした。

また、村一番の俊足という役どころを演じた染谷も「人生でこんなに走ったことないくらい走りました。毎日毎日、日が明けて走って、日が暮れて走ってました。でも、村一番の俊足という役には個人的に意外すぎてびっくりしました(笑)。他にどなたが出られるんですか?って聞いたら、『佐藤さんとか未來さんとか』っていうから、『え?なんで俺が?』っていう(笑)。日本の監督だったら、絶対、自分を広之進にはしなかっただろうなって。バーナードの視点で、新たな役に挑戦できたなと思います」と語り、続けて「初日に、立ってずっとスタンバイをしていたんですけど、気づいたら監督に『君はもう撮り終った』って言われて(笑)。で、『いつ撮ったんだ?』って聞いたら『待っている間に、もう撮ったよ』って。こんな初日はないですよね、僕仕事してないですもん(笑)」と監督の驚きの手法を明かした。

青木も、「テストなしでとにかく撮っていくというスタンスだったのですが、ある日、茂みに隠れるシーンを撮るときに、茂みの奥を誰もチェックしていない状態で撮ったら、ちょっと段差になっていて(笑)。バキバキーって。もうリアルですよね。監督の指示であれば、火の中、水の中!(笑)」とコメント。竹中も「僕もテストなしでいきなり本番っていうのは、とても逆に興奮しましたね。どうなるか分からないから、毎回ドキドキした。僕が静かに芝居すると、監督がもっとあげてくれって感じで、テンション上げて芝居すると喜んでくれるんです。なので毎回現場は独特な緊張感と、即興性が求められてとても興奮しました」と刺激的な現場の雰囲気を語った。一通り聞いた監督は「というのは、1stテイクは一度しか撮れないです。何度もテイクを重ねることもできますが、1stテイクは一度しか撮れないので、そこから回すようにしているんです」と、あくまでもリアルなリアクションや表情にこだわって撮影したいと語った。


最後に「もうちょっと、全然語り足りないですね。すいません、お時間ということで、今の話からも分かるように、我々バーナードのもと、過去経験した一切の常識が通用しない、何もかもが初めての挑戦という環境で、それぞれがいつも以上に自分の役と向き合いながら、時には力を合わせながらこの映画を生み出しました。新時代における時代劇の形を提案できるのではないかと思います。ぜひ、劇場に足を運んでいただけると嬉しいです」と作品をアピール。その後は、レッドカーペットを歩き、集まったファンとの交流を楽しんだ。

【STORY】
時は幕末、迫る外国の脅威に備え、安中藩主・板倉勝明(いたくら・かつあきら)は藩士を鍛えるため、十五里(約58km)の山道を走る遠足を開催する。だが、この動きが、とある行き違いにより幕府への反逆とみなされ、藩士不在の城に安中藩とり潰しを狙う刺客が送り込まれる。ただ一人、迫る危機を知った男は、計画を食い止めるため、走りだす。

作品情報

映画『サムライマラソン』
2019年2月22日(金)TOHOシネマズ 日比谷 ほか 全国ロードショー

出演:佐藤 健 小松菜奈 森山未來 染谷将太 青木崇高 木幡 竜 小関裕太 深水元基 カトウシンスケ 岩永ジョーイ 若林瑠海/竹中直人 筒井真理子 門脇 麦 阿部純子 奈緒 中川大志 and ダニー・ヒューストン 豊川悦司 長谷川博己
監督:バーナード・ローズ
原作:土橋章宏「幕末まらそん侍」(ハルキ文庫)
脚本:斉藤ひろし バーナード・ローズ 山岸きくみ
企画・プロデュース:ジェレミー・トーマス 中沢敏明 
音楽:フィリップ・グラス
衣装デザイン:ワダエミ
配給:ギャガ
©”SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners 
GAGA.NE.JP/SAMURAIMARATHON