モデルとなった人物の私服をそのまま役衣装に! 映画『グリーンブック』60年代ファッションにも注目

モデルとなった人物の私服をそのまま役衣装に! 映画『グリーンブック』60年代ファッションにも注目

「第76回ゴールデン・グローブ賞」で作品賞(ミュージカル&コメディ部門)を含む今年度最多の3部門を受賞、「アカデミー賞」では作品賞を含む5部門でのノミネートが発表され、熱い注目を集めている『グリーンブック』(3月1日(金)公開)。

1962年、人種差別が色濃い時代に、偏見と差別が根強い南部を黒人が安全に旅するのに欠かせないもの――それは黒人が利用できる宿を記した旅行ガイドブック<グリーンブック >。本作は、インテリな黒人天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)が南部ツアーに出発するため、運転手兼用心棒として雇った、粗野で無教養だけれど人間的魅力に溢れるイタリア系運転手トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)との“ふたり旅”を実話をもとに描いたヒューマンドラマだ。

プロデューサーであるニック・バレロンガが、父であるトニー・“リップ”・バレロンガと黒人天才ピアニスト、ドクター・シャーリーの“まさか”の友情を世に伝えたいと熱望し実現に至った本作。もちろん、ヴィゴ・モーテンセン演じるガサツなイタリア系用心棒トニー・リップの妻・ドロレスもニックの母をモデルとしている。美人でしっかり者なドロレスはバレロンガ家の太陽であり、“オレ様系”のトニーもドロレスには頭が上がらない。

そんなドロレスを演じたのは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』などに出演するコメディ女優、リンダ・カーデリーニ。「コメディ女優はシリアスな人間ドラマも演じられる」という信念を持つピーター・ファレリー監督も、彼女の演技を「ヴィゴとの相性が最高で、10代の頃から知り合いのような雰囲気で演じていた」と大絶賛。また、実際のドロレスを知っている脚本家の一人であるブライアン・カーリーは「見た目も話し方もそっくり」と太鼓判を押している。

さらに“体形が同じ”という共通点から、なんと実際のドロレスが身につけていた私服やアクセサリーを衣装として使用しているのだ。育ち盛りの2児の母であるドロレスは、当時大流行したミニスカートは履かないものの、カラフルなカーディガンやシャツでさりげなくオシャレを楽しんでいる女性。モデルとなった実在の人物の私服をそのまま役衣装として使用したリアルな60年代のファッションにも注目してほしい。

【STORY】
1962年、差別が残る南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニスト、ドン・シャーリーは、粗野で無教養のイタリア系、トニー・リップを用心棒兼運転手として雇うことに。黒人用旅行ガイド<グリーンブック>を頼りに正反対のふたりは旅を始めるのだが……。

作品情報

『グリーンブック』
3月1日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ
監督:ピーター・ファレリー
提供:ギャガ、カルチャア・パブリッシャーズ
配給:GAGA
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オフィシャルサイトgaga.ne.jp/greenbook