「16歳少年の冤罪事件を参考に役作りした」。映画『ビール・ストリートの恋人たち』、キキ・レイン×ステファン・ジェームズのインタビュー映像解禁

「16歳少年の冤罪事件を参考に役作りした」。映画『ビール・ストリートの恋人たち』、キキ・レイン×ステファン・ジェームズのインタビュー映像解禁

現在公開中の映画『ビール・ストリートの恋人たち』より、キキ・レインとステファン・ジェームズのインタビュー映像が解禁された。

前作『ムーンライト』で、『ラ・ラ・ランド』を抑え「アカデミー賞」作品賞に輝いたバリー・ジェンキンス監督の最新作は、監督がずっと映画化を夢見ていた、愛よりも、もっと深い“運命”で結ばれた恋人たちのラブ・ストーリー。「第76回ゴールデン・グローブ賞」では、主人公の母親役で熱演を見せたレジーナ・キングが助演女優賞を受賞。さらに、先日発表された「第91回アカデミー賞」授賞式では、助演女優賞(レジーナ・キング)を受賞している。

解禁された映像では、主人公ティッシュを演じたキキと恋人ファニー役を演じたジェームズが、ジェンキンス監督との仕事について、自分の役作りについて、そして映画の持つメッセージについて語っている。

本作についてキキが「(本作の主人公カップル)ファニーとティッシュは架空の人物だけれど、実際はどこにでも存在する。そういった難しい状況にいる人たちを知ってほしい」と語るその言葉通り、実は、2人の役作りは、2010年に起きたある実際の事件を参考にしていたという。それは、当時16歳の少年カリーフ・ブラウダーが、無実を主張し続けたにも関わらず、罪状なしで3年間も悪名高いライカーズ刑務所に収監され、その後自殺したという事件だ。この事件は、ラッパーのジェイ-Zが手がけて現在Netflixでも配信中の『投獄: カリーフ・ブラウダーの失われた時間』というドキュメンタリー作品にもなっている。

本作で、冤罪により獄中生活を余儀なくされるファニー役を演じたステファンは、「彼の件は数ある悲劇のほんの一部だ。僕の役目は声なき若者たちの代弁をすることだと感じているんだ」と、本役に取り組んだことの意義を熱弁。子供を身ごもりながら恋人ファニーを助け出すため奔走するティッシュを演じたキキもまた、「その状況が残された人々に与える影響に注目したの。彼を刑務所から救い出すために家族がどんな経験をしているのかね」と、この事件を参考にした役作りについて語っている。

【STORY】
1970年代、ニューヨーク。幼い頃から共に育ち、強い絆で結ばれた19歳のティッシュと22歳の恋人ファニー。互いに運命の相手を見出し幸せな日々を送っていたある日、ファニーが無実の罪で逮捕されてしまう。二人の愛を守るため、彼女とその家族はファニーを助け出そうと奔走するが、様々な困難が待ち受けていた……。

作品情報

『ビール・ストリートの恋人たち』
TOHOシネマズ シャンテほか全国公開中
監督・脚本:バリー・ジェンキンス 
原作:ジェイムズ・ボールドウィン「ビール・ストリートの恋人たち」(早川書房刊)
出演:キキ・レイン、ステファン・ジェームス、レジ―ナ・キング他
原題:If Beale Street Could Talk
日本語字幕:古田由紀子
提供:バップ、ロングライド 
配給:ロングライド 

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『ビール・ストリートの恋人たち』オフィシャルサイト
 longride.jp/bealestreet/