『いつも心に樹木希林~ひとりの役者の咲きざま、死にざま~』重版決定

『いつも心に樹木希林~ひとりの役者の咲きざま、死にざま~』重版決定

2月25日に発売された『いつも心に樹木希林~ひとりの役者の咲きざま、死にざま~』(キネマ旬報社)の重版が決定した。

本書は、俳優・樹木希林について、出生から役者への道、結婚、離婚、再婚、出産と別居、そして病と、よく知られていることから、あまり知られていないことまで、その長い道のりを追ったもの。いつも包み隠さず自分の思いを述べていた樹木の言葉には、しなやかに生きるためのヒントが詰まっている。

21歳のころ(本書および『キネマ旬報』1964年9月上旬号より)

【編集者コメント】
おおらかな両親の元に生まれた家庭環境や、私たちとおよそ変わらない少女時代、歯に衣着せぬ言葉を話すようになる役者時代、そして病を患った晩年まで、その人生を追うことで樹木さんの言葉や考え方は重みが増します。樹木さんのように、しなやかに生きるためのヒントが詰まっていると思いますので、是非手に取っていただければと思います。

市原悦子さんとの対談(本書P36,37より)

【本書の内容】
Introduction

樹木希林 文:久世光彦(演出家・作家)

1960年代まで
女優・悠木千帆の誕生

インタビュー:いちばん幼かった頃のこと
エッセイ:極楽トンボ
対談:曰く「いきあたりばったり」×市原悦子(女優)取材・文=塚田泉
森繁久彌さん 久世光彦(演出家・作家)
エッセイ:とし子さんは幸せいっぱい

1970年代
悠木千帆から樹木希林へ

対談:芝居は「笑い」がいちばん×久世光彦(演出家・作家)
寺内貫太郎の母 向田邦子(脚本家・作家)
悠木千帆が書いたエッセイ「ジュリーの魅力」「Help」「ほんねとたてまえ」
インタビュー:ニッポン個性派時代10樹木希林 取材・文=内海陽子
対談:子供ができると男って役に立たないものね×加藤登紀子(シンガーソングライター)
樹木希林、問わず語り:おんなの午後
1.〝女〞のライセンス
2.欲のはなし
3.常識のはなし
4.「駄目」のはなし
5.金持のオトコへ

1980年代以後
CMの皇太后

発掘! 連載エッセイ:あだダ花の咲かせかた
1.役を果たした先が宇宙への同化につながる「明らかなる死」を想う
2.人生の「なぜ」に、明るいところで真正面から向き合いたい
3.世間という鏡は遠目に、時をかけて観れば、平らかに写し出すものです
4.陰花植物的芸術家たちよ! 太陽の下でりっぱに咲こう
5.日に一度数珠を手に端座し娑婆への修行をしています
6.『現代の眼』誌と私の関係は「難有りて……、有難し」です
書評:『芸能の論理』竹中労著――TV文化の虚妄を斬る――
対談:現代に貞女は必要か否か!×橋本治(作家)

2000年代以後
病……そして、映画のほうへ

対談:きもの好き 映画好き ×吉永小百合(女優)
インタビュー:hon・nin列伝 第九回 ゲスト樹木希林 吉田豪(プロインタビュアー)
インタビュー:「老い」や「病気」は一種のチャンスだと思うから、私は嫌ではないんです。
インタビュー:パターンではなく、人間を見つめる 取材・文=轟夕起夫

希林さんとわたし
安藤サクラ(女優)大切な大切な自慢です
YOU(女優・タレント)人間っておもしろいのよ、と思わせてくれる。そんな人です。
松坂桃李(俳優)「どうもー、松坂桃李です!樹木希林です!」
寺田農(俳優)私たちは18才であった
大森立嗣(映画監督)「日日是好日」での樹木希林さんとの出会い
松岡茉優(女優)あなたを思う時だけは、女でよかったと思います
崔洋一(映画監督)最後のナレーション
田中麗奈(女優)(あぁ希林さんに怒られる)
阿武野勝彦(東海テレビ放送プロデューサー)希林さんのお金の話
原田眞人(映画監督)樹木希林さんについて二三の事柄。
永瀬正敏(俳優)偉大で、愛おしい存在。希林さん、ずっと側 にいて下さい。
浅田美代子(女優)「この子も役者の端くれだから、全部見せるの」

樹木希林を悼む
樹木希林・弔辞 是枝裕和(映画監督)
オノ・ヨーコ(芸術家)
あいさつ 内田也哉子(エッセイスト)
内田裕也(ロックンローラー)

もくじ(本書P18,19より)

書籍情報

『いつも心に樹木希林~ひとりの役者の咲きざま、死にざま~』
発売中

価格:1,000円(税込)
判型:B5変形/頁数:192 
出版:キネマ旬報社