『樹木希林さんからの手紙』発売前重版により10万部突破 

『樹木希林さんからの手紙』発売前重版により10万部突破 
3月30日(土)、主婦の友社は『樹木希林さんからの手紙』を発売する。発売決定以降、反響が大きく、発売前重版を決定。10万部を突破した。
実は、樹木希林は交流のあった一般の方に直筆の手紙を送り、それぞれの生き方を応援していた。樹木が亡くなってすぐにこの事実を紹介したNHK『クローズアップ現代+』の「秘話 樹木希林さん直筆の手紙」とそれをもとにNHK長野放送局『知るしん』で放送された「拝啓、樹木希林様」の2つの番組は大きな感動を呼んだ。本書は取材にあたったNHKのディレクターたちが、それぞれの方々との交流を樹木の手紙とともに紹介している。
手紙の中で、自分もいじめ、いじめられたことを率直に告白し、映画『あん』のモデルになった方をそっと訪問し、一世を風靡したCMで訪れた「比布駅」を見守り、上田市「無言館」で行われる成人式の参加者たちにも手紙を書いた。手紙は心から相手を思いやる気持ちにあふれ、樹木ならではのウィットに富んだ言葉が並ぶ。亡くなる1カ月前に書いた最後の手紙も紹介されている。
本書あとがきで『クローズアップ現代+』の編集責任者の矢島敦視は、「樹木希林さんの手紙を貫いていたのは人間賛歌であったのだと、今回の番組の制作中、そして放送後も折々に感じてきた。ただ単純な人間賛歌ではない、こちらの生き方を問うた上での人間賛歌であると」と述べている。樹木の生き様や独特のユーモアにあらためて注目が集まる今、「手紙」を送られたそれぞれの人への温かいまなざしや力強いメッセージは、悩みながらも自分らしく生きたいと願う読者に人生のエールとして贈られるだろう。

<内容>

第1章 大切にし続けた絆
・“私も人をいじめたし、いじめられたし” いじめにあった人に宛てた手紙
・“わたしはこんなになったけど” 北海道の無人駅に送った手紙
・“驚かせてゴメン!” 映画のモデルとなった女性への手紙
・講演会に宛てた挨拶がわりの直筆FAX
・商社の正月広告 すべての働く人に宛てた手紙

第2章 若者の未来にエール
・新成人に送った手紙
・“とにかく仕事を面白がる”  介護の道を志す若者へ送った手紙
・“衣食足りて礼節を知るって言うけど”  国際看護師をめざす若者へ送った手紙
・“教育とは寄り添い共に育つこと”  教師をめざす若者へ送った手紙
・“誰かの熱い思いがあるところに関わってく それも手だわネ” 将来がはっきりしない 若者へ送った手紙
・“若者が欲しているのは聞いてくれる耳”  教師をめざす若者へ送った手紙
・“沖縄の思い”を伝えたい・・・ 若者の熱意に応じた樹木さん

第3章 生きること 死ぬこと
・人生を語り合った美術館館長
・仕事関係者へ宛てた病床からの手紙

あとがき

書誌情報

樹木希林さんからの手紙
著者:NHK『クローズアップ現代+』+『知るしん』制作班
定価:本体1,300円+税 
判型:A5変 
ページ数:158ページ