何度も何度も、同じ時を繰り返す……。“タイムループ”を題材にした映画4作品を紹介

何度も何度も、同じ時を繰り返す……。“タイムループ”を題材にした映画4作品を紹介

6月28日(金)より公開される、タイムループを題材にしたホラー映画『ハッピー・デス・デイ』。

本作は、無名のキャスト&監督にもかかわらず、2017年に全米で公開された1作目『Happy Death Day』が大作『ブレードランナー2049』を押さえ、まさかの初登場No.1を獲得(2017年10月13日~15日)。世界興収も135億円(2月19日/1$=110円)突破という、大ヒットを記録したタイムリープホラーだ。2月には続編の『Happy death Day 2U』が全米にて公開され、世界興収は60億円を突破している(3月10日現在)。

今回はそんな本作をはじめとする、“タイムループ”を題材にした様々なジャンルの4作品を紹介。ぜひ、4作品ともチェックしてほしい。

『恋はデジャ・ブ』(1993)
プロデューサーのジェイソン・ブラムが『ハッピー・デス・デイ』を「『恋はデジャ・ブ』のホラーバージョン」と呼ぶ、元祖タイムループ作品。『チャーリーズ・エンジェル』『ロスト・イン・トランスレーション』のビル・マーレイが突然タイムループにはまるコメディ作だ。

ビル演じる天気予報士フィルは超絶嫌な奴で、毎年恒例の田舎町で行われるイベントに渋々取材に行くが、大雪で1泊延長することに。しかし、翌朝目が覚めると同じイベントが行われる日に戻っていた。何度寝ても同じ日を繰り返す不可解なタイムループを利用して、ドカ食いしたり女性を口説いたり楽しむビル。そんな中で徐々に嫌気がさし、自殺を試みるも、その中で同僚のリタ(アンディ・マクドウェル)との恋が芽生え、徐々に人を思いやれる男性への変化していく。タイムループに慣れていくフィルの様子に笑えて、リタとの恋にドキドキするタイムループラブコメディ。

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)
日本のライトノベルが原作で、謎の侵略者<ギタイ>と戦う近未来が舞台のアクション大作。『ミッション・インポッシブル』シリーズではビルを登り、屋根から屋根へと走る憧れのCIA工作員を演じるトムが、まさかのダメダメ兵士を演じる。

戦闘に不慣れで弱気なトム演じるケイジは戦場であっけなく戦死。トムが死んだら映画終了と思いきや、目を覚ますと戦場に送られる前に戻っていた。謎のタイムループに巻き込まれたケイジは、最強女性兵リタ(エミリー・ブラント)の協力のもと、戦士として(いつものトム・クルーズらしく)成長していく。死ぬ度に戦闘に向け鍛えあげ、ギタイを負かすための糸口を探すケイジ。何度もギタイに殺され無力感にも苛まれる、ケイジとリタのドラマにも注目のタイムループアクションだ。

『ロシアン・ドール:謎のタイムループ』
Netflixより配信され、TIME誌などの多くのメディアから「現時点で2019年のベストドラマ」と絶賛されたブラックコメディドラマ。主演は『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のナターシャ・リオン。ストーリーは『ハッピー・デス・デイ』とまさかのシンクロ。

36歳の誕生日を迎えたナターシャ演じるナディアは、死んでは誕生日のパーティー会場に戻り、何度も死んで何度も戻る。皮肉たっぷりでヤンチャなナディアが、タイムループの謎を解こうと試行錯誤する様子には笑わされ、ナディアを取り巻く人間関係にはジーンとさせられながらループの意味に近づいていく。

『ハッピー・デス・デイ』6月28日(金)公開
ホラー×タイムループ×青春コメディが融合したブラムハウス製作の最新作。いわゆるビッチで他人のことなど気にしないツリー(ジェシカ・ロース)は、見知らぬ男・カーター(イズラエル・ブルサード)のベッドで誕生日の朝、目を覚ます。いつもの学生ライフを過ごすが、その夜に不気味なベビーマスクの殺人鬼に殺され……目を覚ますと、またカーターのベッドにいるのだった。

既視感のある一日を過ごした夜、また殺されてしまい、また同じ朝に戻って発狂するツリー。犯人を見つけ出せばこの悪夢から抜け出せると考え、日ごろの行いのせいで数多くいる容疑者候補から犯人を絞っていく。何度も死ぬことにより、ツリーが徐々に賢く、優しく成長していく過程にも注目してほしい。

作品情報

『ハッピー・デス・デイ』
6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
『ハッピー・デス・デイ 2U』

7月12日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

監督(両作品):クリストファー・ランドン
製作(両作品):ジェイソン・ブラム
キャスト(両作品):ジェシカ・ロース、イズラエル・ブルサード ほか
配給:東宝東和

【STORY】
『ハッピー・デス・デイ』
女子大生のツリーは誕生日の朝、昨晩を共にしたのであろう男子学生カーターのベッドでぼんやりと目を覚ますが、彼女はすぐに今日は何かがいつもと違うことに気付く。いつものごとく普通に過ごしているのに何もかもがすでに経験しているように感じるツリー。こんな奇妙な誕生日が終わろうとするとき、彼女はマスクをかぶった見知らぬ者に惨殺されてしまう・・・・ところが、再び誕生日の朝カーター部屋でまた目を覚ますのであった。

『ハッピー・デス・デイ 2U』
やっとタイムリープから抜け出したと思ったツリーに更なる恐怖が訪れる。それは何度も殺されることの方が全然楽だったと思えるような恐怖だった・・・。

©Universal Pictures