シリアル・キラーをただ描いた作品ではない! 様々な要素が混ざり合った映画『ハウス・ジャック・ビルト』のポスター5種が解禁

シリアル・キラーをただ描いた作品ではない! 様々な要素が混ざり合った映画『ハウス・ジャック・ビルト』のポスター5種が解禁

6月14日(金)に日本公開される、ラース・フォン・トリアー監督最新作『ハウス・ジャック・ビルト』のキーワードとなる、ジャンル別スペシャルポスター5種類が解禁となった。

カンヌ国際映画祭では途中退出者が続出したにもかかわらず、上映終了後はスタンディング・オベーションが鳴りやまないという賛否真っ二つの異様な興奮に包まれた本作。アメリカでは、あまりの過激さにアメリカ映画協会(MPAA)が手を加えた修正版のみ正式上映が許されるという衝撃と戦慄の大長編。先立って昨年11月にノーカット版を1日限定140館で上映したところ、全米興収ランキングでデイリー11位を記録し、物議を醸した。そんな無修正完全ノーカット版がレイティングR18+にて日本上映される。

今回解禁となったポスターはMATERIAL(素材)、MUSIC(音楽)、ARTWORK(美術)、Serial Killer(連続殺人犯)2点と、色々な顔を持つジャックの表情が垣間見えるもの。

MATERIAL(素材)は、建築家になる夢を持つジャック(マット・ディロン)が、“理想の家”の“理想の素材“を考えながら真剣な眼差しで模型を見つめており、まるで建築家のドキュメンタリーのようなデザインに。続いて、MUSIC(音楽)は映画『ドント・ルック・バック』(1967)から、MVの先駆け的存在として知られる「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」のシーンがオマージュされており、ジャックが手に持つ“LOVE”“EGOTISM”という言葉から恋愛音楽映画を想像させる仕上がりになっている。

さらにARTWORK(美術)は、ドラクロワによる「ダンテの小舟」をジャックと謎の男・ヴァージが再現する様子が映し出され、まるで美術館に飾られたような絵画のよう。そして、最後に、Serial Killer(連続殺人犯)の2種類には、怪しげな表情で鏡に向かうジャックと、血まみれの”何か”を引きずるジャックの姿が。

シリアル・キラーのジャックがアートを創作するかのように殺人に没頭する姿を描くという衝撃的なあらすじだけで、”シリアル・キラーもの”というジャンルを連想されがちな本作。しかし、劇中には今回のポスターで表現された視点以上に、様々な要素が混ざり合っており、たった一言で“シリアル・キラーもの”とは断定できない複雑で濃厚な仕上がりになっている。

監督を務めた巨匠ラース・フォン・トリアーも「僕にとってシリアル・キラーというのは、あるひとつのジャンルを示す要素でしかない。これまでもずっと既存のジャンルから出発して、それと相反する内容になるような映画を作ってきたからね。そういう意味ではこの映画も本当の“シリアル・キラーもの”ではないのさ。そもそもそれほど挑発的な映画だとすら思わないよ」と断言。型にはまらない展開と衝撃の結末が待ち受ける本作の全貌は、ぜひ劇場の大きなスクリーンで確かめてほしい。

【STORY】
1970年代の米ワシントン州。建築家になる夢を持つハンサムな独身の技師ジャックはあるきっかけからアートを創作するかのように殺人に没頭する……。彼の5つのエピソードを通じて明かされる、 “ジャックの家”を建てるまでのシリアルキラー12年間の軌跡。

作品情報

『ハウス・ジャック・ビルト』
6月14日(金)新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町 ほか全国公開!

監督/脚本:ラース・フォン・トリアー 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、『ニンフォマニアック』ほか
出演:マット・ディロン、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン、ソフィー・グローベール、ライリー・キーオ、ジェレミー・デイビス配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム 
全米公開:2018年11月28日
原題:The House That Jack Built
R18+

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オフィシャルサイトHouseJackBuilt.jp