犬は唯一の“目撃者”。カンヌを圧倒させた傑作イタリア映画『ドッグマン』が公開決定&予告編解禁

犬は唯一の“目撃者”。カンヌを圧倒させた傑作イタリア映画『ドッグマン』が公開決定&予告編解禁

『ゴモラ』(08)、『リアリティー』(12)で「カンヌ映画祭」審査員特別グランプリに2度の輝いた、イタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督の最新作『ドッグマン』が8月23日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開される。

その唯一無二の世界観と映像、社会のダークサイドに斬り込むとともに、人間の弱さや愚かさを恐れることなく描く脚本で、今や他に並ぶ者のない映像作家としてリスペクトされる存在となったマッテオ・ガローネ監督。本作では、誰にでも訪れる可能性がある人生の不条理を容赦なくあぶり出す。主演は、昨年の「第71回カンヌ国際映画祭」で主演男優賞を獲得したマルチェロ・フォンテ。

解禁された予告編では、犬のトリミングサロンを経営する主人公マルチェロの平和な日常が、暴力的な友人シモーネによって次第に壊されていく様が切り取られている。娘と犬をこよなく愛する心優しいマルチェロはシモーネの誘いも、仲間たちのシモーネ殺害計画にもNOと言い切ることができない。そんな彼の態度がやがて大きな事態へと繋がっていくことになる。

タイトルの<ドッグマン>とはマルチェロが経営するトリミングサロンの名前。暴力に支配され不条理の穴に堕ちていくマルチェロの姿を見ている犬たちは唯一の“目撃者”。人間の残酷さと滑稽さを見つめる彼らの視線が映画の重要な役割を果たしている。

【STORY】
イタリアのさびれた海辺の町。娘と犬をこよなく愛する温厚で小心者のマルチェロは、質素ながらも「ドッグマン」という犬のトリミングサロンを経営し、気のおけない仲間との食事やサッカーを楽しむ日々を送っている。だが一方で、その穏やかな生活をおびやかす暴力的な友人シモーネとの従属的な関係から抜け出せずにいた。ある日、シモーネから持ち掛けられた儲け話を断りきれなかったマルチェロは、その代償として仲間たちの信用とサロンの顧客を失ってしまう。娘とも自由に会えなくなったマルチェロは、元の幸せだった自分の日常を取り戻すためにある行動に出るが――。

作品情報

『ドッグマン』
8月23日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

監督:マッテオ・ガローネ(『ゴモラ』、『リアリティ』、『五日物語~3つの王国と3人の女~』)
出演:マルチェロ・フォンテ、エドアルド・ペッシェ、アダモ・ディオジーニ
原題:DOGMAN
配給:キノフィルムズ/木下グループ
©2018 Archimede srl – Le Pacte sas

オフィシャルサイトdogman-movie.jp