新垣結衣、松田龍平、田中 圭らキャスト陣も祝福! 野木亜紀子、ドラマ『獣になれない私たち』が向田邦子賞を受賞

新垣結衣、松田龍平、田中 圭らキャスト陣も祝福! 野木亜紀子、ドラマ『獣になれない私たち』が向田邦子賞を受賞

優れた脚本作家に贈られる向田邦子賞の第37回贈賞式が5月28日、東京・千代田区の帝国ホテルで行われた。 第37回の受賞者は野木亜紀子に決定。受賞作は、日本テレビにて2018年10月10日~12月12日に放送された『獣になれない私たち』となった。

贈賞式にはドラマ『獣になれない私たち』より新垣結衣、松田龍平、田中 圭、犬飼貴丈、近藤公園、一ノ瀬ワタル、山内圭哉ら出演者が駆けつけ、思い思いの言葉で祝福。さらなる活躍に期待を込めて、受賞を称えた。

【野木亜紀子 受賞スピーチ】
私はフジテレビのヤングシナリオ大賞というシナリオコンクールでデビューしました。受賞するまで6年ほどコンクールに応募し続けていたんですけれど、その間ずっと友人や職場の人に『自分は絶対コンクールで賞を取ってデビューするんだ』と、まったく自信がないながらに豪語していました。受賞したからといってすぐに脚本家として活躍できたわけではなく、辛酸を嘗めることも多くありましたが、大賞をいただいた2010年に『10年後か20年後かに向田邦子賞を獲ります』と言っていました。実際にデビューしてからは、賞のために書いているわけではないのでそれを目標にはしていなかったのですが、今回本当に賞をいただけることとなり、口にしていたことが叶いました。「獣になれない私たち」はとても思い入れのあるドラマで、新垣結衣さん主演のドラマは4回目になりますが、私が欲しかった賞を新垣さん主演のドラマで獲れて本当に良かったです。わかりやすいドラマではないし、ドラマ的に受けるポイントをことごとく避けて作ったチャレンジした作品だったので、そのチャレンジが評価していただけたことが心から嬉しいです。10年前に抱いた野望が叶ってしまった次はどうするかというところではありますが、またここからがスタートだと考え、慢心せず精進して一作一作を大切に、面白いと思えるドラマをこれからも作っていきたいと思います。

【「獣になれない私たち」出演者より祝福コメント】

新垣結衣
野木さん、おめでとうございます。私は4作品ご一緒しているんですけれど、野木さんが書く脚本にはいつも、「こんなふうに物事を捉えたらいいのかな」とか「何にでもなれるんだな」とか、これから生きていくうえでの希望を頂いています。私はずっと、野木さんはとても愛情深い人だと思っています。脚本を読むと、これだけたくさんのキャラクターがいるなかで、物語の隅々にまで愛情を感じますし、ラストの結果にも愛情を感じます。作品や周りの人への愛情が深いから野木さんは戦うんだと思います。私は出会ったときから、その愛情深さと強さに憧れています。これからもいち大ファンとして、野木さんの作品をすごく楽しみにしていますので、いっぱい書いてください。

松田龍平
おめでとうございます。『獣になれない私たち』というタイトルがすごく引っかかり、演じるときはすごくもどかしく、苦しい気持ちになりました。けれど、そこも含めてすごく人間臭いキャラクターたちのドラマだと思いました。“獣=衝動”と言いますか、頭でっかちになってしまって前へ進めない人たちにエールを送るドラマなんだなと分かり、僕自身も獣のように衝動で生きていたいと思いましたし、見てくださった視聴者の方にもそれが伝わったんじゃないかなと思います。これからもますますのご活躍を楽しみにしております。

田中 圭
おめでとうございます。やっぱりオリジナルはすごく好きですし、見ていても演じていても面白いので、オリジナル作品で快進撃を続ける野木さんが向田邦子賞を受賞し、このすごく素敵な場に『けもなれ』チームで参加できたことを改めて嬉しく思います。0から物語を作るのはとても大変だと思いますが、それを楽しみにしている人たちがたくさんいるので、たくさん書いてください。

犬飼貴丈
野木さんおめでとうございます。僕は野木さんのドラマに出させていただくのは初めてでしたが、演じていくうちに、1人1人への愛情や温かいものをすごく感じ、毎回幸せを感じながら現場に入ることが出来ました。上野の成長も描いてくださって本当にありがとうございました。またご一緒出来るように、僕も精進していかなければと思っております。引き続きよろしくお願いいたします。


近藤公園
役者にとって、新しい台本を頂いて開くことほどわくわくする瞬間はないものでして、そしてその本が面白かった時ほど幸せな時はありません。今回は、毎回毎回台本を頂いて読むのが本当に楽しく、幸せな時間を過ごさせていただきました。私事ですけども、知り合いの中学生になる娘さんのクラスで、最終回が終わった後に佐久間さんを携帯の待ち受け画面にするのが流行ったという噂をいただきまして、ただ単に犬飼くんのファンだったという可能性もありますが、一生に一度のことをありがとうございます(笑)。この度はおめでとうございました。

一ノ瀬ワタル
野木さん、向田邦子賞受賞おめでとうございます。こんな素敵な賞に選ばれた作品に出演させていただき、本当に光栄です。私はだいぶコワモテな役が多かったんですけれども、『獣になれない私たち』では岡持三郎という愛嬌のある役柄をやらせていただき嬉しく思います。そして、(うさぎを預かった劇中の役と同様に)うさぎのたっちんと一緒に住まわせていただくことになり、すごく可愛くてたっちん無しでは生きられない体になってしまいました。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

山内圭哉
おめでとうございます。自分も色々な作品に参加させていただきましたけれども、このドラマにはどこか非現実さとリアルさが常にありました。日々生きていると名前をつけることが出来ない感情があると思いますが、それを野木さんは非常に丁寧に描かれていたので、僕らもやりがいがありました。今後も僕らがやりがいのあるセリフを書き続けてください。本当におめでとうございます。