【S】に込められた意味とは…!? 映画『東京喰種【S】』プレミア試写会がパリにて開催

【S】に込められた意味とは…!? 映画『東京喰種【S】』プレミア試写会がパリにて開催

7月7日にフランス・パリで開催された「第20回Japan Expo」にて、映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』のプレミア試写会が実施され、Q&Aセッションと舞台挨拶に主演の窪田正孝をはじめ、松田翔太、山本舞香、永江智大プロデューサーが登壇した。

窪田と松田が「ボンジュール!」と挨拶すると、フランスのファンから大歓声が上がり、イベントはスタート。まず、ファンたちとのQ&Aセッションで本作の魅力を問われると、主人公・カネキ役の窪田は「みなさんは普段肉や野菜を食べますが、喰種は人しか喰べられません。喰べられる対象が自分に向けられたときに、人は狂気を感じます。一方で、それが本作の魅力でもあると思います」と半喰種のカネキらしくコメント。永江も、「世界のどこに行っても共通する普遍的なテーマが魅力の一つ。この作品では人間と喰種のさまざまなドラマが描かれますが、それはみなさんの身近な人にも当てはまる。ぜひ自分が喰種になったら、と置き換えて観てみてください」と、本作の深いテーマについて言及した。

また、「原作で好きなキャラクターは?」という質問に、窪田は映画には登場していない鈴屋什造、山本は自身が演じたトーカを挙げた。松田はカネキを挙げ、その理由を「今回の映画では、月山が初めてカネキくんに会ってからカネキくんを喰べたいと思うまでを演じたので、もう彼以外には考えられないですね」と月山らしさ満点の回答をした。

さらに、それぞれ喰種という特殊な役を演じた3人の役作りに、ファンは興味津々の様子。過去のどんな経験を参考にしたかという質問に、山本は「空手を9年間やっていたので、アクションに生かせたと思います」と自信をのぞかせた。一方、松田は「人を喰べたいと思う役は初めてだったので、参考になりませんでした(笑)」とコメントし、窪田は「今までずっと不幸な役しかやってこなかったので……(笑)」と答え、会場の笑いを誘った。

すでに漫画もアニメも人気の高い「東京喰種」を実写映画化する上での難しさについて、窪田は「漫画は静止画だから、それを具現化して芝居に起こすときに、リアルさを失わないように演じるのが大変でしたね」とその苦労明かし、続けて「今回は月山がすごく強いので、前作に比べてボコボコにされるリアクションの演技が多かったんです。誰よりも床に這いつくばっている時間が長くて、撮影も大変でした(笑)」と、体力的にもハードな撮影だったことを語った。

ここで、観客から、SNSでも話題沸騰中の、『東京喰種 トーキョーグール【S】』の【S】の意味に関する質問も飛び出した。これには窪田が、観客に自由に想像してもらうため、【S】の意味はあえて限定していないと答えるも、「たとえばスペシャル、セカンド、スーパー……でも、トータルすると翔太さんの【S】!」とコメント。「(松田が演じた)月山の『トレビアン』も、名台詞ですよね!」とファンにはおなじみの台詞についても語ると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

熱心なフランスのファンからは、永江に対して映画化へのこだわりについての質問も。永江は、「根底にあるテーマや雰囲気は変えないように気を付けました。漫画には漫画の、アニメにはアニメの役割があるので、映画でしかできないことに最大限チャレンジしました」とその思いをコメント。また、漫画の実写映画化において、原作ファンほどなかなか賛成しづらいことに話題が及ぶと、永江は「私も『東京喰種』の大ファンなので、みなさんと同じ思いです。窪田さん、松田さん、山本さんも『東京喰種』が大好きですし、作品を理解した上で、大好きな人たちで作り上げた映画です!」と、あらためて熱い「東京喰種」愛を打ち明けた。さらに、今後の続編について問われると、「ぜひやりたいです! そのためにはまずこの映画を大ヒットさせる必要があるので、みなさんの応援をお願いします」と力強くメッセージを贈り、大盛況のうちにファンたちとのQ&Aセッションが終了した。

続いて行われた映画上映前の舞台挨拶では、本作の注目してほしいポイントを山本が「ラスト20分の迫力のバトルシーンと、人間と喰種のドラマもぜひ見てください!」と紹介。窪田はずばり「松田翔太!」力強くコメントし、対する松田も「この映画は実は月山とカネキの恋愛映画だと持っているので、そこも楽しみにしてください」と答え、会場からは黄色い歓声が飛び交った。

映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』は、7月19日(金)全国ロードショー。

【STORY】
不慮の事故により、人を喰らわないと生きられない【喰種】と人間のハーフになってしまったカネキは、2つの世界の狭間で葛藤しながらも、いまは喰種たちの駆け込み寺でもある喫茶店「あんていく」に身を寄せており、トーカらとともに生活をしている。そんな最中、「美食家(グルメ)」と呼ばれる喰種・月山が「あんていく」を訪れる。月山を厄介者だと言い露骨に嫌な顔をするトーカは、カネキに「あいつとは関わらない方がいい」と釘を刺す。だが、月山は人間と喰種のハーフであるカネキの特殊な「におい」に目をつけ、カネキを「喰種レストラン」へ招き入れる。カネキVS月山…それぞれの【正義】がぶつかり合い、人間と喰種の共存を賭けた闘いがいま始まる―。

作品情報

『東京喰種 トーキョーグール【S】』
7月19日(金)全国ロードショー

原作:石田スイ 「東京喰種 トーキョーグール」 集英社「ヤングジャンプコミックス」全14巻
監督:川崎拓也 平牧和彦
脚本:御笠ノ忠次
出演:窪田正孝 山本舞香 鈴木伸之 小笠原 海 白石隼也 木竜麻生 桜田ひより 村井國夫/知英 マギー 森 七菜 ダンカン 栁 俊太郎 坂東巳之助 松田翔太
配給:松竹
©石田スイ/集英社   ©2019「東京喰種【S】」製作委員会

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