これはかわいそう……。フライングに気づかずゴールまで全力疾走した選手に世界中から同情の声相次ぐ

これはかわいそう……。フライングに気づかずゴールまで全力疾走した選手に世界中から同情の声相次ぐ

スポーツの世界では、時に思いもよらないアクシデントが発生することがある。自分自身のミスであれば反省し、次に活かそうと思えるかもしれない。また、雨風などの自然に起因したアクシデントでも、「仕方ないと」諦められるかもしれないが、もしも人為的なものであったらどうだろう……。

先日、陸上の大会で発生したアクシデントに、世界中の人々が同情の声を挙げている。問題の舞台は、陸上ダイヤモンドリーグのモナコ大会、男子400mの試合。緊張のスタートの場面、ピストルの音が鳴り一気に走り出した選手たち。しかし、スタートの合図よりも早く飛び出してしまった選手がいたため、仕切り直しの判定。フライングを表すブザーが鳴り、多くの選手たちは走るのをストップしたが、6、7、8レーンの3人は気づかずにそのまま走り出している。200mほどに差し掛かる前に、何かおかしいことに気づいた2人は状況に気づきスピードを緩めたが、7レーンの選手だけは全く気づかず全力疾走。なんとそのまま400mを走りきってしまったのだ。

7レーンを走っていた選手の名前は、ジョナサン・ジョーンズ。母国バルバドスの記録を更新した、実力派の若手選手だ。走り終えタイムを確認したジョーンズは、レコードが表示されていないことで初めて事態に気づいた様子をみせる。そして、終始呆然としながらトラックの端に座り込んでしまったのだ。力を出し切ってしまったジョーンズは、結局この後のレースを棄権。なんとも後味の悪い結果となってしまった。この動画がYouTubeにアップされると、世界中からコメントが殺到。「選手がかわいそう過ぎる」といった同情の声に加え「なんで誰も止めなかったんだ!」「警告音が小さすぎるんだ」など、運営に苦言を呈する声も多く集まった。

この試合がダイアモンドリーグのデビュー戦だったというジョーンズ。将来を期待されている若手がこれ以上失望しないよう、大会運営側もこの経験を活かし、対策を徹底してほしいものだ。

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