斎藤 工が芸人・永野のネタを大絶賛! 異色のコラボ映画『MANRIKI』舞台挨拶に登場

斎藤 工が芸人・永野のネタを大絶賛! 異色のコラボ映画『MANRIKI』舞台挨拶に登場

斎藤 工と、芸人の永野が企画・プロデュースする映画『MANRIKI』の特別短編と、齊藤の監督作品『バランサー』が、7月28日に開催された「第5回2019富士湖畔の映画祭-Fuji Motosuko野外フィルムフェス」(以下「湖畔の映画祭」)にて上映。“チーム万力”より斎藤、永野、清水康彦監督、加えて映画『バランサー』で脚本を務めたはしもとこうじが、舞台挨拶に登壇した。

本稿では、そんな舞台挨拶のオフィシャルレポートをお届けする。

オフィシャルレポート

はじめに、本作で原作・脚本・プロデュース・出演を務めた永野は、「(上映された特別短編は)長い予告編のようなもの。『MANRIKI』は真剣に観つつも、笑いながら観て欲しい作品です。本編では(今日の特別短編では登場していない)小池樹里杏さん演じる女性が万力整形された姿もハッキリと観ることができますので、楽しみにして欲しいです」とコメント。本作の着想については「ファッションショーのイベントに出た時にモデルさんたちが小顔矯正の話をしたり、小顔プリクラをしているのを見たのがキッカケですけど、脚本にしていく過程で僕の中にある、色で表すと黒い色々な思いを斎藤工くんや清水監督が共感してくれたので、みんなの中にあるそういう黒い要素を満載にしたブラックコメディ映画になったと思っています」と語った。

続いて、清水監督の起用について聞かれた斎藤は、「とにかく僕は清水監督の映像センスに惚れ込んでいて、『MANRIKI』のような題材を、いわゆるスプラッター映画として撮ってしまうと今まであったような枠を超えないと思っていました。今回の『MANRIKI』制作チームは、清水監督もそうですが、多くのファッション関係のスタッフが集まってくれたんです。なので、画角や色味をはじめ、海外に向けて発信できる世界観になっていると思います。先日行われたプチョンでのワールドプレミア(※)でも海外の方々がすごく評価してくれて、自国で上映したいなどと言っていただきました」と回答。「当初、色々な映画配給会社に企画を持って行ったけど、ことごとく断られました。でも、逆にそうやって断られ続けるたびに、僕の中でこの企画はほかの誰にも作れないものになっていくという確信になりました」と本作製作の思いを述べた。
※本作は「第23回プチョン国際ファンタスティック映画祭」(6月27日~7月7日開催)にて、ヨーロッパ国際ファンタスティック映画祭連盟(EFFFF)アジア賞“EFFFF Asian Award”を受賞。

清水監督は「制作会社や配給会社から断られた時には、ショックを受けていたけど、斎藤 工くんが『これは逆に行ける』と言ってくれて、心が折れそうになった時にも勇気付けてもらいました。常に斎藤 工くんが、『これは絶対に映画にすべきだ』と言ってくれて、何回もプロジェクトを立て直してくれたことで、3年かかりましたが、無事制作に辿りつきました。映画の情熱ってこういうことかということを斎藤 工くんに教えてもらいました。もはや足を向けて寝ることができません」述懐。制作までの様々な困難を斎藤を中心としたチームで乗り越えてきた、というエピソードを披露した。

さらに永野は、「韓国でのリアクションが最高でした。上映会場は美容整形が盛んなエリアだったので、もしかしてボコボコにされるかなと思っていたんですけれど、みなさん爆笑してくれて。後半とかゲラゲラ笑ってくれて、最高の思い出です」と韓国での反響について言及。

そして、映画『バランサー』で脚本を務めたはしもとこうじは、『MANRIKI』本編を観て「本当に面白くて、韓国でウケるというのが凄く理解できます。日本のお客さんは、ここ笑っていいのかな、と思うかもしれないけれど、面白い場面がたくさんあるので、大いに笑って欲しいですね」と、感想を語った。

この日集まった観客とのティーチインでは、様々なリアクションや質問が飛び交うなか、斎藤が昨今の映画のヒット傾向についても触れ、「今、映画の成否にはInstagramやSNSの力ってとても大切だと思うので、『MANRIKI』もそうですけど、ぜひ応援お願いします」と観客に呼びかる場面も。

観客からの「たくさんの笑いの要素が入っていると思うんですけど、斎藤さんは普段からネタを書かれていたりするんですか」という質問に対しては、斎藤が「僕が、というよりも本当に周囲に才能ある芸人さん、俳優さん、アーティストさんたちがたくさんいらっしゃるので、その方々の才能を多くの人に知らせたいという思いがあるんです」とコメント。さらに、「例えば、永野さんって日本国内では“ラッセンの人”というイメージがあって、そういう代名詞があることは、それはそれでとても素晴らしいことだと思うけれど、単独ライブとかを拝見すると、凄いネタがたくさんあってこの人の才能や世界観ってスティーブン・キングみたいに、世界に届けるべき才能だよなって思うんです。北米の方々とか凄く好きなんじゃないかなって思いますね」と永野を絶賛した。

また、ものづくりに対する思いについて、斎藤は「こういう時代だからなおさらですけど、映画って本当に自由であるべきだと思うし、“チーム万力”という座組みじゃなくても、たくさんの才能ある方々のいろいろな取り組みや表現が生まれて欲しいと思います。僕は日本の芸人さんって、本当にアーティストだと思うんですよね。その姿が『滑稽である』というところを観て感じて欲しいですし、生きていると僕自身も滑稽な時間を過ごしているなと思う時もあるんですね。でも僕が映像作品を観ていて、自分とリンクするのってそういう『滑稽な人』を観た時なんですよね。そういう人を描きたいという思いが根底にあります」と熱弁。

最後に永野は、斎藤の言葉を受け、「斎藤 工くんの言った通り、まさに『MANRIKI』は“滑稽な”姿を観て笑い飛ばしていただきたい作品ですし、自分の人生で全く他人とシェアしていなかった感情を出した作品ですので、ぜひ楽しんで観ていただきたいと思っています。今日はありがとうございました」と締めくくった。

映画『MANRIKI』は、11月29日(金)シネマート新宿ほか全国順次公開。

作品情報

映画『MANRIKI』

企画・プロデュース:齊藤 工 永野 
原作・脚本:永野 
主演:斎藤 工 
出演:永野、金子ノブアキ、SWAY、小池樹里杏 / 神野三鈴  他
音楽監督:金子ノブアキ  
監督・脚本・編集:清水康彦
制作プロダクション:イースト・ファクトリー  
共同配給:HIGH BROW CINEMA / 東映ビデオ

©2019 MANRIKI Film Partners

映画『MANRIKI』オフィシャルサイト
http://crush-them-manriki.com/

映画『MANRIKI』オフィシャルInstagram
@manrikimovie

映画『MANRIKI』オフィシャルTwitter
@manrikimovie